『アクアマン』キャスト10人と人物相関図・ロケ地ほか裏話9選

アクアマン 映画

「DCコミック」に登場するキャラクターたちを実写映画化する「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズの第6作目として、2018年に公開されたのが『アクアマン』です。

シリーズ史上、最高の興行成績を記録する大ヒット作となりました。

本記事では、同作の主要登場人物とキャストにくわえ、より深く楽しむための見どころ、トリビアや裏話などを9つご紹介します。

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DCシリーズ史上、最大のヒット作となった映画『アクアマン』

2017年公開の『ジャスティス・リーグ』にメンバーの一人として初登場した「アクアマン」を主人公に製作された映画が『アクアマン』です。

メガホンをとったのは、『ソウ』シリーズで世界をあっと驚かせた中国系オーストラリア人監督のジェームズ・ワン。その後も『死霊館』シリーズ、『ワイルド・スピード SKY MISSION』などハリウッド作品も次々とヒットさせ、文字通りヒットメーカーとしてその地位を不動のものとしました。

あらすじ

海底の王国アトランティスの王女と人間の間に生まれたアーサー。幼少時より特殊な能力を発揮し、またアトランティスの人間によって極秘に訓練され、たくましく成長していきます。

海と陸という二つの世界を結びつける宿命を背負い、海の王たる「アクアマン」となる意思を固めていくアーサーと、7つの国を配下に収める「オーシャンマスター」の地位を狙う異父兄弟でアトランティスの現在の王オーム。

やがてアーサーは、地上攻撃をも企てるオームの陰謀を阻止すべく、激しい闘いに身を投じていくのでした。

主要登場人物とキャスト・俳優10人紹介

人物相関図

1.アーサー・カリー (アクアマン)/ジェイソン・モモア

海底人であるアトランティスの女王アトランナと、人間のトム・カリーの間に生まれた子どもがアーサーです。真の「オーシャンマスター」の証となりうる先祖伝来の幻の矛「トライデント」を手に入れ、オーム王と対決します。

主人公を演じるジェイソン・モモアは、1979年8月1日、ハワイ州ホノルル生まれで、アイオワ州ノーウォーク育ちです。父はポリネシア系、母はドイツ系・アイルランド系・アメリカ先住民族の血をひいています。

1998年からモデルとして活動していましたが、翌年国民的ドラマシリーズ『ベイウォッチ』で俳優デビューし、ジェイソン・ローン役で人気を博しました。その他代表作に、『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン12のカール・ドロゴ役、AppleTV+のドラマシリーズ『See〜暗闇の世界〜』の主人公ババ・ヴォス役などがあります。

プライベートでは、女優のリサ・ボネットと2007年より事実婚状態にあり、2017年、正式に結婚しました。2人はボネットが前夫レニー・クラヴィッツとの間にもうけた娘のほか、新たに一女一男をもうけています。

2.メラ/アンバー・ハード

ゼベル王国の王女であり、アトランティス王国オーム王の婚約者ですが、オームの無謀な覇権争いと大戦勃発を危惧し、アーサーに助けを求めます。水を自在に操る強力なパワーの持ち主です。

メラを演じるアンバー・ハードは、1986年4月22日、テキサス州オースティン生まれ。女優として端役出演を続けたのち、2006年の映画『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』で主役デビューしました。その後も、いくつかの作品に出演していますが、本メラ役が代表作です。

実際は、女優としてより、プライベートで何かと話題の多い女性です。2010年にバイセクシャルであることを公表する一方、2012年から、映画『ラム・ダイアリー』で共演したジョニー・デップとの交際をスタートさせます。アンバーの浮気など紆余曲折を経つつ、2015年に結婚しましたが、翌年には離婚しました。

デップによるDVが原因だと申し立て、アンバーは約7億円の示談金を受け取っていますが、2人の意見の食い違いは続き、まだ裁判が続いています。その後も大富豪との交際・破局などもあり、アメリカではなかなかアンチ派の多い女優です。実際、続編のキャスティングにあたっては、アンバー・ハード続投反対運動が起きました。

3.オーム/パトリック・ウィルソン

アトランティス王国の現在の王がオームであり、7つの海底国に君臨する「オーシャンマスター」として覇権を握ろうと画策します。アーサーとは異父兄弟にあたりますが、人間の血を引く兄を蔑視しています。

オーム王を演じるパトリック・ウィルソンは、1973年7月3日、バージニア州ノーフォーク生まれです。

ブロードウェイ・ミュージカル『フル・モンティ』と『オクラホマ!』で、2001年と2002年の2年連続トニー賞にノミネートされるなど、まず舞台俳優として活躍。2003年には、テレビドラマシリーズ『エンジェルス・イン・アメリカ』でもエミー賞にノミネートされ、実力派として広く知られるようになりました。

その後は舞台、テレビ、映画を股にかけ、さまざまな作品に出演しています。本作のジェームズ・ワン監督のお気に入り俳優で、『インシディアス』や『死霊館』シリーズなど多数の作品に出演しています。

4.アトランナ/ニコール・キッドマン

政略結婚が嫌で地上に逃げてきたところ、人間のトムと出会って恋に落ちるアトランティス王国の王女がアトランナです。数年後、海底に連れ戻されて女王となり、オームを産みます。嫉妬にくるった王によって、トレンチ(海溝)王国の怪物の餌食とされましたが、実はなんとか逃れ、地球の中心に近い「隠された海」で一人生きていました。

アトランナ役には、ニコール・キッドマンが抜擢されました。アカデミー主演女優賞受賞の『めぐりあう時間たち』の他、名だたる多数の賞の受賞歴を持つ、押しも押されもせぬ大女優として、その活躍ぶりは説明するまでもありません。

最新出演作はNetflixオリジナル・ミュージカル映画『ザ・プロム』、また10世紀のアイスランドを舞台にした歴史スリラー『The Northman』が2022年公開予定です。

5.バルコ/ウィレム・デフォー

アトランティス王国で、オーム王に従う古くからの参謀ですが、実はオーム王の危険性に早くから気づいており、幼いアーサーの将来を見込んでひそかに王となる教育をほどこしていた人物です。

バルコを演じるのは、ハリウッドを代表する名優のウィレム・デフォー。1986年の『プラトーン』で世界的注目を集めたのち、さまざまな大作・話題作に出演。とりわけ、『スピード2』のガイガー役、『スパイダーマン』のグリーン・ゴブリン役など、癖の強い悪役で圧倒的な存在感を放っています。

新しい作品は、2021年秋公開予定のウェス・アンダーソン監督作『ザ・フレンチ・ディスパッチ』、そして上記『The Northman』では、ニコール・キッドマンと再共演しています。

6.ネレウス/ドルフ・ラングレン

アトランティス王国と手を結ぶゼベル王国の王がネレウスです。メラの父親です。

スウェーデン代表の空手家から俳優に転身し、1985年の映画『ロッキー4/炎の友情』で敵役を演じて一躍注目されたドルフ・ラングレンも、はや60代半ば。しかし、シルベスター・スタローンとは、2010年の『エクスペンダブルズ』、2018年の『クリード 炎の宿敵』で再共演するなど、アクション俳優として現在も第一線で活躍しています。

一方で、スウェーデン王立工科大学はじめ、複数の大学に留学経験もあり、日本語を含む数か国語をあやつるインテリとしても知られています。

プライベートでは、1994年にジュエリー・デザイナーの女性と結婚し、二女をもうけていますが2011年に離婚。2020年にパーソナルトレーナーの女性と婚約しています。

7.デイビッド・ケイン/ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世

海を荒らす海賊がデイビッド・ケインです。潜水艦の乗っ取りをアーサーに阻止され、さらに父のジェシーがアーサーによって殺されたと逆恨みし、復讐を誓います。オーム王にそそのかされ、特殊な装身具を与えられて凶悪な「ブラックマンタ」と化します。第二次世界大戦に従軍し活躍した祖父が「マンタ」と呼ばれていたことに由来にします。

演じたヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世は、1986年7月15日、ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で建築学を学び、サンフランシスコでシティ・プランナーとして働いていましたが一時解雇されたのをきっかけに、演技の道に進みました。

ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』、そして本作への出演で注目され、以後話題作に抜擢されています。ジョーダン・ピール監督の『アス』、Netflix映画の『シカゴ7裁判』、さらに2021年秋公開予定の『マトリックス4』にも登場します。

8.ジェシー・ケイン/マイケル・ビーチ

アーサーとのバトル中に死に至る、海賊がジェシー・ケインです。死ぬ前に、家族伝来の剣を息子のデイビッドに継承しました。

マイケル・ビーチは、1963年10月30日、マサチューセッツ州ボストン出身。人気テレビドラマ『ER緊急救命室』や『サード・ウォッチ』のレギュラーとして人気を博し、名バイプレーヤーとしてさまざまな人気ドラマ、そして映画に出演しています。

映画作品には、『ため息つかせて』『パトリオット・デイ』『ビール・ストリートの恋人たち』などがあります。

9.トム・カリー/テムエラ・モリソン

メイン州アムネスティ湾の岩場に打ち上げられたアトランナを助けたことから、やがて恋に落ち、アーサーをもうけるのが灯台守をしているトム・カリーです。アトランナが海底に連れ戻されても、ひたすら帰ってくるのを信じて待ち続けています。

演じたテムエラ・モリソンは、1960年12月26日生まれで、マオリ族の血を引くニュージーランド人俳優です。国際的には、2002年公開の『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で演じたジャンゴ・フェット役で注目されました。

現在もニュージーランドに在住し、映画の撮影に応じてアメリカやオーストラリアに滞在するという生活を続けています。2016年の『モアナと伝説の海』においてヒロインの父親の声を担当しているのもテムエラ・モリソンです。結婚はしていませんが、複数の女性との間に一男一女をもうけています。

10.アトラン王/グレアム・マクタヴィッシュ

地上から海底に沈んだときのアトランティス王国の初代王がアトラン王です。強力なパワーを持つ矛「トライデント」とともにその姿を消したと言い伝えられ、その在りかをしめす古地図が発見されます。

グレアム・マクタヴィッシュは、1961年1月4日、スコットランドのグラスゴー出身。80年代から俳優として活動をスタートさせていますが、世界的に広く知られるようになった作品は2012年から14年まで『ホビット』の三部作で演じたドワーリン役です。

また、2014年から現在も続く人気ドラマシリーズ『アウトランダー』のドゥーガル・マッケンジー役も有名です。作家の顔も持ち、2020年には『アウトランダー』で共演したサム・ヒューアンとの共著「Clanlands: Whisky, Warfare, and a Scottish Adventure Like No Other」がベストセラーとなりました。



『アクアマン』の見どころ・裏話・トリビア9選

1.そもそも「アトランティス」とは?

アトランティスとは、古代ギリシアの哲学者プラトンの著作の中で、その9000年前に海中に沈んだと記されている伝説の島およびその地に繁栄した帝国のことです。

しかし、紀元前の単なる寓話で終わることなく、その後もオカルトやファンタジーなどと結びついて、たびたび世界的ブームがまき起こるなど、今なお一部でカルト的人気を誇ります。

映画やドラマの世界でも、「アトランティス」にまつわるさまざまな作品が製作されています。

・映画『アトランティス7つの海底都市』(1978)
・アニメ映画『アトランティス 失われた帝国』(2001)
・ドラマシリーズ『スターゲイト アトランティス』(2004-08)
など……

2.アトランティスの7つの王国とは?

劇中、オームとネレウスの会話の中で、アトランティスには7つの王国があると言及されます。名前があがるのが、

1.「アトランティス王国」
2.「ゼベル王国」
3.「デザーター(砂海)王国」
4.「フィッシャーメン(魚人)王国」
5.「トレンチ(海溝)王国」
6. 「ブライン(甲殻)王国」
の6つ。

「アトランティス」と「ゼベル」が進化し繁栄している一方、他国は衰退するか化け物へと退化したと説明されます。そして、本作には登場しないものの、残りの一国が

7.「ロスト・ネーション/Lost Nation」

この7つ目の「ロスト・ネーション」が物語の中心になるのではないかと言われているのが、続編『アクアマンとロスト・キングダム/Aquaman and the Lost Kingom』(原題)なのです。

3.原作との違い

「アクアマン」は、モート・ウェイシンガーとポール・ノリスによって作り出され、1941年にコミックとして登場しました。2006年には、カート・ビシュークとジャクソン・ブッチ・ギースによって2代目アクアマンが創造されましたが、それが本映画のもとになっています。

ただし、原作と映画では相違点も多く、例えば原作の「アクアマン」はブロンドの髪を持つ白人です。また、原作ではメラとネレウスは親子ではなく、婚約者から結婚に至る関係です。

4.エンドロールに流れる主題歌は?

エンドロールに流れる美しいバラードは、何度もグラミー賞候補となっている人気シンガーソングライターのスカイラー・グレイが書き下ろしたオリジナル曲「Everything I Need」です。

映画のオリジナル・サウンドトラックもリリースされており、この曲も収録されています。

5.オーム王の父は?

アーサーとオームは異父兄弟ですが、オームの父、つまりアトランティスの前の王については、映画ではすでに他界しており、一切登場しません。

名前はオーバックス。嫉妬のあまり、人間の子を産んだ妻のアトランナ女王を処刑しようとしましたが、原作でも非道の王として描かれています。

6.撮影とロケ地は?

撮影は2017年5月、オーストラリアでクランクインしました。ゴールドコーストにある「ビレッジ・レインボー・スタジオ」でほとんどの撮影が行われたほか、カナダのニューファンドランド、イタリアのシチリア、モロッコの砂漠でロケが敢行されました。

モロッコの砂漠、シチリア島のタオルミナなどのロケ―ションは、映画の大事な見どころとなっていますが、実際は多くが撮影のためのセットです。

ちなみにアーサーの父トムの家と灯台、桟橋も実在せず、映画のために製作されたセットです。

7.キャスティング秘話

父トムを演じたテムエラ・モリソンのキャスティングについては、ジェイソン・モモアが熱烈に希望し、実現しました。モリソンはモモアにとって、かねてから尊敬する俳優だったのです。

アトランナ役に関しては、ジェームズ・ワン監督の第一希望がニコール・キッドマンであり、キッドマンもオーファーを快諾しました。

2人はかつて、コロンビアのホラー映画『At the End of the Spectra』をリメイクする企画に携わっていましたが、実現せず、以来、一緒に仕事をする機会を待望していました。

また、ともにオーストラリア人であること、撮影がオーストラリアで行われることなどもあって、キッドマンはすぐさまOKしたようです。

8.メラとアリエルがそっくり?!

メラが長く赤い髪をしていることから、一部ファンの間で『リトル・マーメイド』に登場するヒロインのアリエルにそっくりだと盛り上がりました。

もちろんメラは人魚ではありませんが、確かにグリーンのうろこ状の衣服も似ていますし、海中を滑らかに泳ぐシーンはまさしくアリエルです。

偶然なのか、意図したものなのかは不明です。

9.怪物カラゼンの声を担当しているのはジュリー・アンドリュース

アーサーが「トライデント」を手にいれるため、「隠された海」で最後に闘うことになる伝説の怪物がカラゼン。その声を担当しているのは、『メリー・ポピンズ』や『サウンド・オブ・ミュージック』で知られる名女優のジュリー・アンドリュースです。

プロデューサーのピーター・サフランが、クラシックな英国人女性の声を希望し、アンドリュースの起用に至りました。

続編「アクアマン2」のタイトルは『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム』に決定!公開日は?

続編となる「アクアマン2」のタイトルが『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム/Aquaman and the Lost Kingdom』(原題)に決定したようです。

2021年7月にクランクインし、公開は現在のところ2022年12月16日を予定しています。

ジェイソン・モモアはもちろん、アンバー・ハード、パトリック・ウィルソン、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世らが再登板する模様です。

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