『ラチェッド』シーズン1の全8話ネタバレあらすじとトリビア紹介!

ラチェッド ドラマ

Netflixから配信された話題のオリジナルドラマ『ラチェッド』。

1975年の映画『カッコーの巣の上で』に登場したラチェッド婦長の前日譚を描いた、ライアン・マーフィー製作のサスペンスドラマです。

ここでは、そんなドラマ『ラチェッド』のシーズン1、全8話のあらすじをネタバレありでご紹介します。

また、ドラマをもっと深く楽しむ4つのトリビア・裏話についても記しています。

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Netflix『ラチェッド』シーズン1、全8話ごとのあらすじ紹介!

各話のあらすじとともに、ラチェッドの内面の変化も別枠でまとめています。

エピソード1:「エピソード」

1947年、北カリフォルニアの小さな町ルシアに、一人の女ミルドレッド・ラチェッドがやってきます。州立精神病院で看護婦の職を得るためでした。

州知事の支援を得て、画期的な新治療に挑みたい院長ドクター・ハノーバーと意地悪な主任看護婦ベッツィーに、いったんは追い返されるものの、看護婦の一人を脅迫して追い出し、また自分がいかに優秀な看護婦であるかを証明してみせます。

家族のことで絶望した患者の一人ダリオを、自殺に導いてやり、その遺体処理でドクターに恩を着せることで、まんまと職を得ることに成功するのでした。

神父4人を惨殺した凶悪な殺人鬼エドモンド・トールソンが、死刑に値するかの精神鑑定のため病院に移送されてきます。

地下牢に監禁されたエドモンドに面会したラチェッドは、絶対に死なせないと約束。実は、エドモンドはラチェッドの弟でした。

ラチェッドは風変りなルイーズがオーナーの安モーテルに滞在していますが、同じ客の男チャールズと性的関係を持とうとして失敗。何やら性的な問題を抱えていることを暗示させます。

エピソード2:「アイスピック」

ドクター・ハノーバーによって、ロボトミー手術の人体実験が行われることに……。あまりの残酷さに逃げ出す者もいる中、ラチェッドだけが興味を示します。そのことでドクターの信用を得たラチェッドは、エドモンドに対する手荒い扱いを改善するようひそかに依頼するのでした。

ドクターが、エドモンドと面談します。エドモンドの意味不明な言動に対し、それが精神異常を装った演技であることを見抜きます。

一方、ラチェッドは、神父惨殺事件の唯一の生き残りである神父に接近。ひそかに呼び出し、ロボトミー手術を施し、証人としての口封じをすることに成功するのでした。

ラチェッドは州知事の報道官グウェンドリン・ブリッジスと親しくなるものの、レズビアン・バーに連れていかれて激しく拒絶します。しかし、その動揺ぶりは少々不自然です。

エピソード3:「慈悲の天使」

富豪の未亡人レノアー・オスグッドが、息子を不具者にしたドクター・ハノーバーに復讐するため一人の殺し屋を雇っていました。ラチェッドがモーテルで肉体関係を持とうとしていた男チャールズです。

ドクターからの指示で、ベッツィーは、ラチェッドと男性看護師のハックに手伝わせ、レズビアンの患者に対して熱湯を使うハイドロ療法を施します。

見習い看護婦のドリーが、エドモンドと性的な接触を持ったこと、また、レノアーの息子を治療しようとして不具者にしてしまったドクターの過去が、ラチェッドの知るところとなります。

ラチェッドはついにチャールズと肉体関係を持ちますが、最悪のセックスだったと言われてしまいます。ラチェッドが、性的に成熟していないことは明らかです。
一方、グウェンドリンは、ラチェッドへの想いを募らせ、偽装結婚している相手に別れを切り出します。

エピソード4:「慈悲の天使パート2」

ラチェッドは看護婦のドリーが色情狂だと見抜き、エドモンドの相手を務めるよう指示します。ベッツィーの目を盗んで、二人が密会できる場をもうけてやるのでした。

かたや、ドクターに好意を寄せ、従順に従うベッツィーは、再び別の患者に残酷なハイドロ療法を施そうとするのを、ラチェッドとハックが阻止。

州知事は、選挙の人気取りのため、エドモンドの早期死刑執行を指示。病院への助成金を条件に、ドクターに正常だとサインさせようとしていることをグウェンドリンから教えられたラチェットは、ドクターを取り込むために動きます。

ラチェッドは、ドクター暗殺の協力をしてやるふりをしてチャールズを病院の中に入れ、待機していたドクターとともに、熱湯のハイドロ治療器具で殺害を試みます。

ハックが患者の女性二人を逃す一方、不可解な動きを怪しんだグウェンドリンが病院にやってきます。

全身やけどの怪物と化したチャールズを警備員が思わず射殺。ラチェッドは、とっさに、グウェンドリンが突然訪問してきたことが原因でおきた事故死だとして、すべてを隠蔽するのでした。

ラチェッドは、モーテルに戻ってひそかにチャールズの遺品を処理。持ち物からオスグッド夫人の存在を知り、接近を試みます。

ドクター暗殺の協力の見返りとして、再びチャールズに肉体関係を強要したラチェッド。最悪のセックスだと言われたことの復讐というより、目覚めつつある自身の性を確認するため、無理やり男と関係を持とうとしたかのようにも見えます。

エピソード5:「ダンス」

ラチェッドは、殺人隠ぺいの件でドクターを脅迫し、ベッツィーに代わって主任看護婦となることに成功します。

主任看護婦として、職員と患者全員が参加するダンスパーティーを企画。その場でエドモンドに発狂行動をとらせることで、精神異常であることを証明させるためでした。

ラチェッドの仲立ちでドクターとダンス・パートナーを組むことになったベッツィーは、親友であるモーテルのルイーズとダンスの練習をしつつ、ラチェッドの秘密を探ろうと協力することに……。

新たに入院してきた多重人格の患者シャーロットに対し、ドクターは催眠療法を施します。見事成功して喜びに浸る一方、オスグッド夫人の復讐に怯えてラチェッドに泣きつきます。

ラチェッドはドクターを守るふりをしながら、一方でオスグッドと、ドクター暗殺の見返りとして報酬を得る密約を結んでいました。

ダンスの夜。ラチェッドの計画を裏切り、ドリーと密かに通じ合っていたエドモンドは警備員を殺害し、ドリーもまたグウェンドリンを撃ち、二人して逃亡するという事態に……。

エピソード6:「解き放たれて」

命を取り留めて回復したグウェンドリンと、人形劇を観に行ったラチェッドが、自らの生い立ちを思い出し、グウェンドリンにすべて告白します。

アル中の母親から里子に出され、そこでもう一人の里子だったエドモンドと出会ったこと。里親からの虐待をみかねた親切な福祉士のおかげで、実の姉弟として手続きされ、2人して里親を転々。最後にたどりついた里親が、2人に性的な関係を持たせ、それを客に見せるという異常者だったため、ついにエドモンドが凶行に走り、一人逃げたラチェッドと離れ離れになってしまったのでした。

山小屋に逃げ込んだエドモンドとドリー。警察に包囲され、潔く降参したエドモンドに対し、激しい気性をあらわにしていたドリーは銃を手にしたことで、警察に射殺されてしまいます。

エドモンドは病院に戻されます。しびれを切らした州知事は、ドクターに、エドモンドが正常であるという書類に無理やりサインさせ、また助言してきたグウェンドリンをも解雇してしまうのでした。

グウェンドリンが死にかけたことで、ラチェッドは自分の本当の気持ちに気づくことに……。

エピソード7:「死ぬまでにしたいこと」

ラチェッドが、自分のことに感づき始めたベッツィーに、過去を告白します。エドモンドが義弟であることのみならず、偽の従軍看護婦として働いていた過去と、瀕死の兵士を安楽死させていたせいで解雇されたことも……。

全てを話した結果、2人は手を組むことになります。

2人は、病院の支援者に、ドクター・ハノーバーが薬物中毒であること、またオスグット家に関わる過去を暴露して、追放することに成功。

ドクターは、多重人格患者シャーロットを連れ出して逃走を図ります。しかし、多重人格症が再発していたシャーロットによって、殺害されてしまうことに……。

ラチェッドはシャーロットを保護し、メキシコの病院に行く手配をして逃してやると同時に、ドクターの遺体を処理し、その首をオスグッド夫人の差し出すことで見事に報酬を手にするのでした。

ラチェッドを訪ねてきた、少女時代の親切な福祉士アンナの口から、修道女だったエドモンドの実母をレイプした相手が、殺された神父だったのだという事実を知らされます。

ハックがラチェッドに恋愛感情を告白。しかし、ラチェッドは優しく断ります。一方、正式に夫と別れたグウェンドリンに、ついに自分の本心を告白するラチェッド。グウェンドリンは胸の腫瘍で余命僅かだと告白します。

エピソード8:「ミルドレッドとエドモンド」

ベッツィーが臨時院長、モーテルのルイーズが助手、ハックを主任看護師とした新体制で病院が運営されてるいるところ、エドモンドの死刑執行日が2週間後に確定します。

ベッツィーは、ラチェッドの相談をうけ、新しく完成した納屋で動物の世話をしながらエドモンドが穏やかに残された日々を過ごせるよう手配します。

そんな中、ラチェッドは、州知事が、薬物投与による死刑執行ではなく電気椅子による残酷な拷問方法を選んだことを知り動揺します。州知事に直談判するも失敗。そこで、ベッツィーに協力を依頼し、納屋でひそかに安楽死させる計画を立てます。

多重人格のシャーロットが突然、病院に戻ってきます。自分はドクター・ハノーバーなのだと思い込んで……。ハックを射殺し、ベッツィーにエドモンドと会わせるよう脅迫します。混乱の中で、エドモンドはベッツィーにラチェッドの計画を白状させます。

ラチェッドが自らの手で自分を殺そうとしていることを知ったエドモンドは裏切りととり、シャーロットとともに病院から逃走するのでした。

2年が過ぎ、1950年。

ラチェッドは、エドモンドに殺される悪夢におびえつつ、治療が効いて回復したグウェンドリンとともにメキシコで暮らしています。

しかし、シカゴで発生した看護婦7人の連続殺人のニュース。それにあわせ、エドモンドからラチェッドに脅しの電話が……。



ドラマ『ラチェッド』をもっと楽しむ4つのポイント

1.ヒッチコックのサスペンス映画との関係

本作の緊張感あふれる演出において、音楽も重要な要素となっています。

劇中では、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『サイコ』や『めまい』の音楽が使用されています。

2.ブライアン・デ・パルマ監督へのオマージュ?

画面を分割し、複数の人物の行動を同時に見せる演出方法は、ブライアン・デ・パルマ監督のサスペンス映画を思い起こさせます。

そして、最終エピソードで、ラチェッドが悪夢に目覚めるシーンは、そのまま1976年の映画『キャリー』のラストシーンへのオマージュのようにみえます。

ブライアン・デ・パルマはヒッチコックの後継者と言われたこともあり、こうしたサスペンス映画に着想を得ていることは明らかです。

3.マイケル・ダグラスがプロデュース

俳優のマイケル・ダグラスが本作のエグゼクティブプロデューサーに名を連ねています。

実は、『カッコーの巣の上で』のプロデュースをしたのもマイケル・ダグラスです。

4.二世俳優たちが活躍!

エキセントリックなモーテルの女オーナー、ルイーズを演じたアマンダ・プラマーの父は名優クリストファー・プラマー、無残な最期を遂げる見習い看護婦ドリーを演じたアリス・イングラートの母は、『ピアノ・レッスン』などで知られる世界的名監督のジェーン・カンピオンです。

役者ばかりか、第7話「死ぬまでにしたいこと」の監督を務めたジェニファー・リンチは、『ブルーベルベット』の鬼才デヴィッド・リンチ監督の娘です。

登場人物とキャストについては下記の記事に詳しくまとめてあります。

シーズン2が楽しみなドラマ『ラチェッド』

何やら波乱が起こりそうなエンディングからも、シーズン2が楽しみです。

シーズン2は2021年に配信予定で、全10話になる予定とのことです。

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