『女王ヴィクトリア 愛に生きる』シーズン2の全10話あらすじ【ネタバレ】

女王ヴィクトリア愛に生きるシーズン2 ドラマ

「大英帝国の母」と呼ばれるハノーヴァー朝第6代女王ヴィクトリアの治世を、夫アルバートへの変わらぬ愛を軸に描いた英国ドラマが『女王ヴィクトリア 愛に生きる』です。

これまで英国ではシーズン3まで放送され、目下のところ、シーズン4が準備中。

本記事ではシーズン2の全10話ごとのあらすじをネタバレありでご紹介します。

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ドラマ『女王ヴィクトリア 愛に生きる』とは?

『女王ヴィクトリア 愛に生きる』は、イギリスのテレビ局ITVが製作し、2016年にシーズン1、2017年にシーズン2、2019年にシーズン3が放送されました。

新型コロナウイルスの影響もあって、シーズン4についての公式発表はまだですが、2021年1月、ヴィクトリア女王役のジェナ・コールマンがシーズン更新と続投を匂わせる発言をしています。

日本でも、オンデマンドで配信されたほか、NHK総合で2017年にシーズン1、2019年にシーズン2が放送され、話題をよびました。

シーズン1の各話あらすじと登場人物紹介については下記の記事にまとめてあります。

シーズン2の全10話あらすじ<ネタバレ>

厳密に言うならば、シーズン2は全8話で構成されています。

日本では、その後に放送された90分のクリスマススペシャルドラマを前編・後編としてシーズン2に追加しているため、10話構成となっています。

そのため、ストーリー上、次シーズンに続くシーズン2の実質的な最終話は第8エピソードです。

シーズン1の記事同様、各話のあらすじにくわえ、劇中出てくるエピソードをより深く理解するための豆知識も添えています。

第1話:新たな船出

ヴィクトリアは、産後の静養をしながらも、育児よりアルバートに一任している公務のことが気になって落ち着かず……。ヴィクトリア王女の洗礼式が執り行われる一方、第一次アフガン戦争においてイギリス軍が敗退したことをアルバートが隠していたことを知り、激怒します。

新しく首相の座に就いたピールらを交え、国民の士気低下をいかに防ぐか議論する中、ヴィクトリアはある決断をします。

戦艦トラファルガー号の就役式において、自ら演説に立ち、気落ちする国民を堂々と鼓舞してみせるのでした。

エンドクレジットで追悼文が流れるマリー・ファーガスとは?
本ドラマのシーズン1においてプロダクション・コーディネーターを務めていた女性です。2017年に40歳の若さで急逝されたようです。

第2話:嫉妬という怪物

王立協会が開発した解析計算機にアルバートは熱中し、支援を主張。それを聞いたヴィクトリアがレディ・ラブレスら開発者を宮殿の夜会に招きます。しかし、アルバートとラブレスの専門的な会話に参加できず、嫉妬と劣等感にさいなまれるのでした。

さらに、第二子を懐妊したことにも気づいて……。

自分を差し置いて、学会の会合に行ってしまったアルバートに腹をたてたヴィクトリアは、引退したメルバーンを訪ねます。女王として、妻として、揺れる気持ちを告白するためでした。

メルバーンの助言もあって、ヴィクトリアは素直な気持ちでアルバートに向き合います。

第3話:別れのワルツ

安価な輸入品のせいで苦境に陥った国内の絹織り職人を支援するため、ヴィクトリアは国産絹を使った仮装舞踏会を開くことを決意します。

ピール首相は懸念を示し、議会でも厳しく批判される中、宮殿で盛大な舞踏会が決行されます。ヴィクトリアは、メルバーンとの久しぶりの再会を喜びつつ、満足感に浸りますが、宮殿の外では貧困にあえぐ民衆たちの怒りの暴動が起こっていました。

ヴィクトリアは、善意が裏目に出たことにようやく気づきます。さらにアルバートから、メルバーンが病魔に冒されつつあることを知らされ、衝撃を受けるのでした。

アルバートの助言で知らぬふりをして、ロンドンを発つメルバーンを訪ねて別れの挨拶をしたヴィクトリア。宮殿に戻ると、愛犬の死が待っていました。

第4話:父の罪

ヴィクトリアが第二子となる皇太子を出産します。そんな中、アルバートの父が急逝。急遽、産後うつで元気のないヴィクトリアを残し、一人故郷のコーブルクに戻ります。

公務にも子育てにも関心のもてなかったヴィクトリアが少しずつ回復する中、今度は葬儀を終えて戻ったアルバートの様子がおかしく……。実は、葬儀のあと、叔父のレオポルドが母と関係を持ったこと、そしてその間に生まれたのがアルバートであるという衝撃の話を聞かされたからでした。

一方、宮廷では、情報漏洩事件の犯人捜しが行われる中、スケレットの正体がいよいよ判明します。

実は、女王の衣装係になるはずだったのは従姉であり、スケレットは妊娠した従姉になりかわっていたのでした。アルバートは、一時は暇を出されたスケレットを許す決断をするのでした。

レオポルド1世がアルバートの実父であるという説を唱える歴史家が一部にいるのも事実です(代表的なのは、1972年にデヴィッド・ダフが発表した伝記など)。その根拠はかなり薄いものですが、絶対にあり得ないとは言えない、というのが多くの歴史家の立場のようです。

第5話:フランスの流儀

フランスのルイ・フィリップ国王が、息子とスペインのイサベル女王の結婚を画策し、勢力拡大を図っているとの情報が入ります。

ヴィクトリアは、縁談を阻止するため、いまだレオポルド1世の件を引きずるアルバートを伴って訪仏します。フランスでも終始不機嫌なアルバートは、ついにヴィクトリアに真相を告白するのでした。

ヴィクトリアは、レオポルドが自身の権力を維持したいがための嘘であり、仮に事実だったとしても何も変わらないと励まします。ルイ・フィリップ国王との話し合いは、アルバートの巧みな弁舌もあって成功裡に終わったかのように見えたのですが……。

帰国後、やはり縁組を諦めていないことが判明、しかしヴィクトリアに第三子懐妊の嬉しい兆しも……。



第6話:アイルランドの受難

アイルランドで主食のジャガイモが凶作となり、農民の飢饉が深刻な事態に至ります。

ヴィクトリアは政府支援を要請しますが、カトリックと国教会の対立、さらに穀物法に絡む利権とイギリス国内事情もあって、議会はなかなか動こうとはしません。

ヴィクトリアは窮状を訴え出たロバート・トレイル牧師に面会したのち、ピール首相を呼んで涙ながらに説得。しかし結局、政府から目立った食糧援助もないまま、懸命に支援を続けていたトレイル牧師は、1947年、発疹チフスによって命を落とすのでした。

1845年から1851年にかけ、アイルランドに端を発し、ヨーロッパ中に拡がった深刻な飢饉は、その原因から「ジャガイモ飢饉」と呼ばれています。とりわけアイルランドにおける窮状が深刻だったのは、政府の対応に原因の一端があったと言われ、今日でもさまざまな議論をよんでいます。

第7話:憧れのスコットランド

女王暗殺未遂事件が起きたせいで警備が厳重になり、これまで以上に自由が制限されたヴィクトリアは、子どものころから憧れていたスコットランドへ旅することを思いつきます。

スコットランドにあるブレア城のアソル公爵から手厚い歓待を受けるものの、やはり警備が厳重にしかれることに変わりはなく……。

散策途中、わざと隊列を抜け出し、行方をくらますヴィクトリアとアルバート。夜を徹しての捜索が続く中、2人は身分を隠し、老夫婦が暮らす小さな家に厄介になります。

翌朝、公爵の私兵に発見されてしまったものの、素朴で心温まる老夫婦の暮らしともてなしに癒された二人は、おだやかな気持ちで帰路につき、公務に復帰にするのでした。

第8話:去りゆく人々

ピール首相が穀物法を廃止し、自由貿易を推進する法案を提出したことで、議会が荒れ、党内も激しく分裂します。

一方、王室では、長女のヴィクトリア王女が発熱。かねてからレーゼンの育児方法に不満を持っていたアルバートは、ヴィクトリアに解雇を主張し、口論となってしまいます。

王女の熱は下がり、かたや法案も賛成多数で可決。しかし、ピールを狙った銃弾の身代わりとなって、首相秘書のドラモンドが暗殺されてしまうのでした。

ドラモンドとひそかに想い合っていた宮廷侍従のアルフレッド、法案可決を見届けて首相を辞任するピール、エルンストも完治せぬ性病(おそらく梅毒)ゆえ未亡人となったハリエットへの求婚を断念……と、それぞれの別れがある中、ヴィクトリアも、レーゼンに暇を出す辛い決断をするのでした。

1815年に制定された穀物法とは、地主や農業資本家の利益を守るための保護貿易政策です。そのため小麦を中心とする穀物の価格は高いまま維持され、民衆や労働者がたびたび反対運動を繰り返してきました。上記のジャガイモ飢饉に対して、議会が支援政策を打ち出せなかった理由の一つでもあります。

ドラモンドとアルフレッドはともに実在した人物ですが、ドラマで描かれたように2人が男色関係にあったという史実はありません。

第9・10話(クリスマス・スペシャル):聖夜の贈りもの

クリスマスを控え、その準備に熱中するアルバートと、第四子出産を控えるヴィクトリア。そんな中、一人の大佐フォーブスの善意で、虐殺を逃れてきた黒人の王女サラが宮殿に連れられてきます。ヴィクトリアは、周囲の懸念をよそに、サラを引き取ることを決めるのでした。

王室の面々も加わり、恒例の使用人舞踏会が開かれます。表向き、なごやかで楽しい雰囲気の中、エルンストの病を知るハリエット、叔父から奴隷商人絡みの莫大な遺産を相続することに悩むスケレット、女官長の姪ウィレミーナの優しさに気づいて求婚するアルフレッドなど、さまざまな想いや思惑が交差して……。

ヴィクトリアも、ついにサラの扱いをめぐってアルバートと口論。また、スケートをしていたアルバートが薄氷を踏んでしまい、間一髪でヴィクトリアに助けられるという事故も起こってしまいます。

そうした状況の中、ヴィクトリアはサラの気持ちをくんで、フォーブス夫妻の元に帰してあげる決意をします。そしてようやく、皆が出席する楽しいクリスマスの食事会が開かれるのでした。

『女王ヴィクトリア 愛に生きる』はHuluなどでシーズン2まで一挙に配信中! シーズン3の配信は?

待望のシーズン3の日本における配信や放送は、まだ決まっていません。DVDやブルーレイは発売されていますが、まだ日本語字幕もありません。

ただ、これまで英国から2年遅れでNHKが放送していますから、2019年に英国で放送されたシーズン3は、いよいよ今年2021年中である可能性が高いと思われます。

現在、ドラマ『女王ヴィクトリア 愛に生きる』は、Huluにおいてシーズン1から2まで全話を一挙に鑑賞可能です。

Huluでは無料お試し期間もありますから、ここであらためてシーズン2まで振り返ってみてはいかがでしょうか?

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