ドラマ『日本沈没』各話ネタバレあらすじ・キャスト・原作

日本沈没 希望のひと ドラマ

TBS日曜劇場において、2021年10月10日にスタートしたドラマ『日本沈没-希望のひと-』。

小松左京のベストセラー小説の5度目にあたる映像化作品であり、Netflixから世界配信されることも話題です。

本記事では、本ドラマの概要や原作、主要登場人物・キャストにくわえ、放送と同時進行で各話のあらすじをネタバレありでご紹介していきたいと思います。

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ドラマ『日本沈没-希望のひと-』とは?

2021年10月10日にスタートしたTBS日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』。毎話、地上波放送後0時より、Netflixで世界配信されるとあって、並々ならぬ力の入った大作ドラマです。

小松左京のベストセラー小説が原作であり、これまで何度も映像化されていますが、本作では、キャラクターや設定に大胆なアレンジがくわえられているのも特徴です。

・小松左京の原作について、原作との違い

小松左京が9年の歳月をかけて執筆し、1973年に刊行されたSF小説が『日本沈没』です。空前の大ベストセラーとなり、同年末にお正月映画として公開され、記録的大ヒットとなった映画化作品もあいまって、社会現象を巻き起こしました。

原作は197x年という設定になっており、群像劇の様相を呈していますが、中心となる人物は、地球物理学者の田所雄介、深海調査艇「わだつみ」号の操艇者である小野寺俊夫、海洋地質学者の幸長助教授らです。

本ドラマでは、田所雄介博士だけが原作にあるキャラクターで、その他は全員新キャラクター。また日本沈没ではなく、関東沈没にスケールダウンしているのも大きな違いです。

原作は、田所の予言通り、日本全土が沈没してしまいますが、本ドラマには「希望のひと」という副題もあることから、まったく異なる結末が用意されている可能性があります。

小松左京は、星新一、筒井康隆と共に「SF御三家」と呼ばれ、本作のほかにも『復活の日』や『首都消失』など壮大なスケールの作品を多く残しました。2011年7月26日、80歳で亡くなっています。

・5度目の映像化

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日本SF界の巨匠・小松左京原作。大ベストセラー小説の完全映画化。空前のスケールで描く、スペクタクル映画の原点!日本海溝直下の大規模な地殻変動により、日本列島のほとんどが海中に沈没するという驚愕の事態が予測された。それを裏打ちするかのように、各地の火山が噴火、M(マグニチュード)8以上の大地震が次々と発生。Xデーが避けら...

本ドラマは、原作の映像化作品として5作目に当たります。

①映画『日本沈没』(1973年)
:小野寺俊夫/藤岡弘、阿部玲子/いしだあゆみ、田所雄介/小林桂樹
②ドラマ『日本沈没』(1974年)
:小野寺俊夫/村野武範、阿部玲子/由美かおる、田所雄介/小林桂樹
③映画『日本沈没』(2006年)
:小野寺俊夫/草彅剛、阿部玲子/柴咲コウ、田所雄介/豊川悦司
④アニメ『日本沈没2020』(2020年)
:すべて新キャラクター

当然ながら1973年の映画が最も原作に忠実に作られており、それ以後の作品はさまざまな変更が加えられています。

登場人物も、名前が同じであっても、設定や結末が大きく異なります。例を一つあげると、前2作では小野寺の恋人としてヒロイン的存在だった令嬢の阿部玲子が、2006年の映画では、東京消防庁のハイパーレスキュー隊員という設定です。

主要登場人物とキャスト

【日本未来推進会議】

1.天海啓示(あまみけいし)/小栗旬

環境省環境生活局環境問題対策課課長であり、省を代表して日本未来推進会議の中心メンバーとなっている本作の主人公が天海啓示です。野心家で、目的達成のためには果敢に行動します。

故郷は愛媛県宇和島市。漁師だった今は亡き父の衛から、弱い者のために働き、事実を捻じ曲げるなと教えられています。別居中の妻子がいます。

2.常盤紘一(ときわこういち)/松山ケンイチ

経済産業省を代表し、日本未来推進会議のメンバーとして議長も務めるやり手が常盤紘一です。

常盤グループの御曹司という恵まれた生い立ちにあり、天海とは東京大学水泳部の同期でもある友人ながら、タイプがまったく異なる人物です。

3.その他メンバー

・相原美鈴/中村アン:外務省
・石塚平良/ウエンツ瑛士:厚生労働省
・安藤靖/高橋努:国土交通省
・織辺智/浜田学:財務省
・北川亜希/河井青葉:法務省
・財津文明/六角慎司:文部科学省
・大友麟太郎/山岸門人:総務省
・仙谷治郎/竹井亮介:防衛省
・白瀬綾/高野ゆらこ:農林水産省

【内閣】

4.東山栄一(ひがしやまえいいち)/仲村トオル

内閣総理大臣。地球温暖化対策として環境プロジェクト「COMS(コムス)」を立ち上げ、日本を環境大国とすべく、国際的に表明します。日本未来推進会議を発足させ、理想や使命に忠実ですが、政局に翻弄されてしまう弱点もあります。

5.長沼周也(ながぬましゅうや)/杉本哲太

内閣官房長官。総理のサポート役であり、日本未来推進会議のメンバーを集め、実質的な取りまとめ役です。

6.里城弦(さとしろげん)/石橋蓮司

副総理兼財務大臣。与党幹事長の立場でもあり最大派閥を率いる政界の事実上のドンです。財界にも顔がきき、東山総理とは何かと対立する人物です。

【学会】

7.田所雄介(たどころゆうすけ)/香川照之

東京大学の教授時代は、地球物理学の第一人者として世界的に知られた学者でした。研究費の私的流用疑惑で大学を追われ、今は学界の異端児として、厄介者扱いされています。環境分析研究センターの地球環境研究所で孤立した研究を続け、異変に気づきます。

8.世良徹(せらとおる)/國村隼

東京大学の地球物理学研究所の教授で、世界的権威。政府にも重用されてCOMS計画の学術的中心人物でもあります。田所とはかつてライバルであり、今も明らかに根深い確執を抱えています。

【財界】

9.生島誠(いくしままこと)/風間杜夫

世界的な自動車メーカー「生島自動車」の会長であり、経団連会長として政界とも深いつながりのある人物です。

【マスコミ】

10.椎名実梨(しいなみのり)/杏

週刊誌「サンデー毎朝」の女性記者が椎名実梨です。もともと新聞の政治部記者でしたが、正義感が強すぎるあまり、行き過ぎた取材がもとで左遷され、週刊誌の記者に甘んじています。

【家族関係】

11.天海啓示の家族

・天海佳恵/風吹ジュン:母
・天海香織/比嘉愛未:妻
・天海茜/ :娘
・天海衛/吉田鋼太郎:亡き父



『日本沈没-希望のひと-』各話あらすじ<ネタバレ>と感想

各話あらすじの最後に、感想をまじえたチェックポイントを明記しています。

第一話「異端学者の世紀の大予言」

2023年10月、世界環境会議で、環境プロジェクト「COMS(コムス)」を発表し、環境大国を目指すと表明した東山総理と世良教授。その柱は、海底9000メートルに眠る、CO2を排出しない新エネルギー「セルスティック」を吸い上げる画期的なシステムでした。

COMSを推進するため、内閣府に各省庁の若手を集めた「日本未来推進会議」が発足。環境省の天海啓示を中心に提言をまとめ、天海の友人でもある経産省の常盤紘一が議長を務めることに……。

一方、COMSが関東沈没を引き起こすと警告する反政府デモが行われ、それを提唱していたのは、学会きっての異端児、変人として知られる地震学者の田所雄介でした。

天海は事態の収拾をはかるため、田所博士のもとを訪ねますが、田所は話を聞き入れるばかりか、近いうちに伊豆沖の日之島が水没し、関東沈没の前兆になると予言します。

天海は、田所の予言を論破してもらうよう世良教授に依頼し、両者を招いて公聴会を開催。その場で天海は、サンデー毎朝の記者である椎名実梨から得た、詐欺まがいの環境ビジネス会社「Dプランズ」と田所博士の癒着を持ち出し、出鼻をくじこうと画策しますが、そんな矢先、伊豆沖で地震が発生……。

日本未来推進会議がまとめた地球温暖化対策のための「クリーンエネルギー」に関する提言が閣議にかけられますが、財務大臣も兼ねる里城副総理から抵抗され……。そこで、天海は、里城と懇意にしている経団連会長を務める生島自動車の生島会長に接近します。

そんな中、伊豆沖でダイビングをしていた天海は、海底の裂け目に吸い込まれそうになるという危険な体験に遭遇。真実を知りたいと思うようになった天海は、ある奇策に出ます。

サンデー毎朝の椎名に「Dプランズ」と環境省、さらに田所博士の癒着を暴露する記事を書かせます。記事によって、東山内閣の支持率は落ち、また関東沈没説が広く世間に知られることに……。その打開策として、天海は、深海調査艇で調査することを提案するのでした。

関東沈没の根拠となっている「スロースリップ」を探るため、深海調査艇「わだつみ6500」に田所博士、世良教授、天海らが乗り込んで深海に潜ります。いくつかの不可解な現象が発見されるも、肝心のスロースリップの痕跡については、田所博士だけが一瞬目撃しただけで、やむなく中断を余儀なくされてしまうのでした。

翌日行われた調査の検証会議で、世良教授は、スロースリップの事実はなかったという分析結果を公表。データの捏造を訴え孤立する田所博士を、天海だけが擁護する立場をとるのですが……。そのとき、日之島が水没したという衝撃のニュースが飛び込んできます。

・深海調査艇における海底調査で、世良教授も明らかにスロースリップを目撃していることが表情から読み取れます。ところが、それを隠しており、何やら底知れぬ黒い闇を感じさせます。
・どうやら少なくとも3つの対立軸がドラマの柱となっていくようです。1つは東山総理VS里城副総理、2つ目は田所博士VS世良教授、そしてもう一つはそれら2つの対立に巻き込まれていく天海VS常盤の確執です。2人は親しい友人でもありますが、今後、生き方・考え方の違いから明確に対立する立場になっていくのではないかと思わせるふしがあります。

第二話 

10月17日放送

『日本沈没-希望のひと-』 の結末はどうなる?

上記でも触れたとおり、副題に「希望」の言葉があることからも、結末は決して悲劇的な形にならないではないかと推測されます。

しかし、日本ではなく「関東」と限定したのは予算上の問題でしょうか? やや残念です。

また、本ドラマの放送と並行し、 動画配信サービスParaviにおいて、スピンオフドラマ『最愛のひと~The other side of 日本沈没~』が10月10日より配信されています。こちらは、本編において、居酒屋の店員として登場する山田愛(演:与田祐希)を主人公にしたラブストーリーです。

両作品をあわせて視聴すれば、物語をより重層的に楽しめるかもしれません。

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