『アメリカンホラーストーリー13』各話あらすじ/キャスト/過去シーズン相関図

AHS 13 ドラマ

新シーズンが配信されるたび、世界中の熱狂的なファンの間で異様な盛り上がりをみせる大ヒット・アンソロジーシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』。

2026年9月から10月にかけ、待望のシーズン13『アメリカン・ホラー・ストーリー:13』が、Disney+より配信中です。

本記事では、おなじみのキャストが勢ぞろいし、過去シーズンとクロスオーバー的な内容となる本シーズンについて、主要登場人物とキャスト、全13話のあらすじ紹介にくわえ、過去シーズンとの関係性まで含め相関図形式でわかりやすく解説したいと思います。

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『アメリカン・ホラー・ストーリー』とは?シリーズを簡単おさらい

『アメリカン・ホラー・ストーリー』は、『glee/グリー』『POSE/ポーズ』『アメリカン・クライム・ストーリー』など数々のヒット作を手掛けるライアン・マーフィーとブラッド・ファルチャック製作によるホラー・ドラマシリーズです。

シーズン毎に、それぞれ独自の舞台、テーマ、登場人物が織りなす異なる物語が展開するアンソロジーですが、同時に、一人の俳優が複数シーズンに渡って複数の役柄を演じたり、シーズンを跨いで深いつながりがあったりするなど、独特の仕掛けとスタイリッシュな世界観が特徴です。

これまでのシーズンをわかりやすく簡単な表にまとめると以下の通りです。

S配信サブタイトル物語
12011呪いの館
(Murder House)
LAの呪われた屋敷に越してきた家族を襲う恐怖
22012-13精神科病棟
(Asylum)
60年代の精神病院で繰り広げられる狂気と陰謀
32013-14魔女団
(Coven)
ニューオーリンズの魔女たちの権力争い
42014-15怪奇劇場
(Freak Show)
50年代のサーカスで生きる異形の人々と殺人
52015-16ホテル
(Hotel)
殺人が繰り返されるホテルを支配する魔物たち
62016体験談
(Roanoke)
一家が移り住んだ森で、恐ろしい先住幽霊に襲われる
72017カルト
(Cult)
大統領選の社会不安が生んだ狂信的カルトと殺人
82018黙示録
(Apocalypse)
核戦争後の世界で、魔女と反キリストが激突する
920191984
(1984)
80年代のサマーキャンプを殺人鬼が襲う
1020212つの物語
(Double Feature)
吸血鬼と、地球外生命体をめぐる二つの恐怖
112022NYC
(NYC)
80年代のNYで連続殺人と謎の疫病が広がる
122023-24デリケート
(Delicate)
妊娠した女優が、何者かに命を狙われる
13202613
(13)
悪魔の蘇りと魔女たちの戦い

最新シーズン13のタイトルは『アメリカン・ホラー・ストーリー:13』

2026年10月現在の最新作、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン13のサブタイトルは、そのままずばり「13」。

主な舞台はニューヨーク。飛行機事故を生き延びた、数字の13恐怖症の介護士が、謎めいた富豪老人の世話する仕事についたことをきっかけに、悪魔の蘇りと魔女たちとの闘いの物語が始まります。

シリーズの常連である、サラ・ポールソン、ジェシカ・ラング、エヴァン・ピーターズ、エマ・ロバーツ、ビリー・ロード、キャシー・ベイツ、アンジェラ・バセットが一挙に勢ぞろいし、また過去シーズンと深くつながるクロスオーバー的な展開が見どころのシーズンとなっています。



20人のキャストと主要登場人物(演じる複数の役柄)

氏名の後に<NEW>と記したのは、今シーズン初めて出演のキャストです。

●サラ・ポールソン

①コーデリア・グッド:魔女の最高位スプリーム←『魔女団』(S3)と『黙示録』(S8)に登場
②ヴェナブル:地下シェルター「第三基地」の支配者←『黙示録』(S8)
③サリー:「ホテル・コルテス」に住む麻薬中毒者←『ホテル』(S5)
④カレン:結核を患うホームレスの芸術家←『2つの物語』(S10)
⑤マミー・アイゼンハワー:元アメリカ合衆国ファーストレディ←『2つの物語』(S10)

●ジェシカ・ラング

①コンスタンス・ラングドン:テイトとアデレイドの母←『呪いの館』(S1)と『黙示録』(S8)に登場
②エルサ・マーズ:見世物小屋のマネージャー←『怪奇劇場』(S4)
③マーガレット・サッチャー:元英国首相(新キャラクター)
④フィオナ・グッド:魔女の元シュプリームでコーデリアの母←『魔女団』(S3)
⑤シスター・ジュード:ブライヤークリフ病棟の元修道院長←『精神科病棟』(S2)

●エヴァン・ピーターズ

①カイ・アンダーソン:カルト教団のリーダー←『カルト』(S7)
②テイト・ラングドン:コンスタンスの息子←『呪いの館』(S1)と『黙示録』(S8)
③ジェームズ・マーチ:「ホテル・コルテス」に棲む殺人鬼←『ホテル』(S5)と『黙示録』(S8)

●アンジェラ・バセット

マリー・ラヴォー:ブードゥー教の女王←『魔女団』(S3)と『黙示録』(S8)

●キャシー・ベイツ

デルフィーヌ・ラローリー:ニューオーリンズの社交界の女性←『魔女団』(S3)と『黙示録』(S8)

●エマ・ロバーツ

マディソン:魔女の一人←『魔女団』(S3)と『黙示録』(S8)

●ビリー・ロード

①ウィンター・アンダーソン:カイの妹←『カルト』(S7)
②マロリー:魔女の一人←『黙示録』(S8)

●ガボレイ・シディベ

クイニー:魔女の一人←『魔女団』(S3)と『ホテル』(S5)と『黙示録』(S8)

●レスリー・グロスマン

ココ:魔女の一人←『黙示録』(S8)

●フランシス・コンロイ

マートル・スノー:魔女の一人←『魔女団』(S3)と『黙示録』(S8)

●ジェイミー・ブリューワー

①アデレイド・ラングドン:コンスタンスの娘←『呪いの館』(S1)
②ナン:魔女の一人←『魔女団』(S3)と『黙示録』(S8)

●ジョン・キャロル・リンチ

トゥイスティ・ザ・クラウン:ピエロの連続殺人犯←『怪奇劇場』(S4)と『カルト』(S7)

●セス・ゲーベル

ジェフリー・ダーマー:連続殺人鬼←『ホテル』(S5)

●ザック・ヴィラ

リチャード・ラミレス:連続殺人鬼←『1984』(S9)

●ジョーイ・ポラーリ<NEW>

ベン(ベンジャミン)・デソート:13恐怖症の介護士

●ジョン・ウォーターズ<NEW>

ファイブズ:ナスと契約している採血技師

●フェドール・スティア<NEW>

ナス:コンスタンスに依頼されベンが介護する老人

●ポール・アンソニー・ケリー<NEW>

若き日のナス

●アレックス・コンサニ<NEW>

モーウェナ:新しく魔女団に加わった若い魔女

●オーランド・ジョーンズ<NEW>

パパ・レグバ:地獄の門番←『魔女団』(S3)と『黙示録』(S8)で登場。同役を演じたランス・レディック(2023年に死去)の後任



『アメリカン・ホラー・ストーリー:13』全13話のネタバレあらすじ

数字の13恐怖症に苦しむホスピス介護士ベンは、恋人キラのため、いやいや13をテーマにした誕生日旅行に同行しますが、案の定、上空で激しい落雷に遭遇します。

一方、魔女学校「ミス・ロビショーズ・アカデミー」で、スプリームの魔女コーデリアが、邪悪な復讐の兆しを察知していた頃、ニューヨークの高級マンション「アポリオン」の一室では、コンスタンス・ラングドンが、黒い液体を口から吐く87歳の醜悪な主ナスに「その時が来た」ことを告げるのでした。

1か月後、墜落から生還したベンが、「アポリオン」の13階に住むナスの夜間介護士としてやってきます。雇ったコンスタンスは、ベンの顔を見るやいなや、なぜか懐かしい人物に似ていると涙ぐみ……。ベンは、コンスタンスの指示に従い、尿道や肛門まで異様な入浴の世話をさせられ、さらにその夜、突然いなくなったナスが、ベンのベッドの隣に横たわっているのを発見します。

コンスタンスは、ナスは「レビー小体型認知症」を患っているだけで、まだ自分で歩くことができるのだと説明します。しかしベンはナスの入浴介護中、湯の中に尻尾らしきものを発見。また夜中1:13、口から黒い液体を吐きながら、頭から小さな2つの角を突き出した姿を目撃して恐怖に苛まれます。その頃、ロサンゼルスのピエロ養成所では、教師と生徒13人が、突然現れた殺人ピエロのトゥイスティ・ザ・クラウンに惨殺される事件が発生していました。

コンスタンスは、ベンの報告を軽くあしらい、自分の過去を話します。夫とメイドの浮気、二人の子どもの世話をじゅうぶんにしなかった後悔、そしてメイドが目を撃ち抜かれたことなど……。ベンは、仕事の紹介所にナスについて問い合わせた結果、前任の介護士が自死していた事実、さらにニュースでピエロによる殺人事件を知るのでした。

一方、「アポリオン」では、コンスタンスがよみがえった娘アデレイドとの再会を喜び、イエス誕生から13日目の夜を祝っていました。そこには全身黒ラバーの息子テイト、元カルト教団リーダーのカイ・アンダーソンも……。さらに、カイの妹のウィンターと、人形のような仮面をつけたもう一人の女が来客としてやってきます。

仮面の女は、口が耳まで裂けたエリザベス・ショート。過去の記憶がないエリザベスに、コンスタンスは1947年1月13日、「呪いの館」で惨殺された女優であることを思い出させ、またまもなく13人の伝説的な女の仲間入りを果たすと約束します。

夜、「アポリオン」にやってきたベンに、パーティーの邪魔をされたコンスタンスは、睡眠薬入りの飲み物を飲ませ、眠らせてしまいます。「彼を始末するか」というテイトを制止し、慎重に事を進めるよう忠告するのでした。

コンスタンスは、エリザベスにテイト、カイ、ウィンター、アデレイドと一緒に「ヘル(地獄)」という名のクラブへ遊びに行くよう諭します。「アポリオン」の地下にある「クラブ・ヘル」で5人を迎えたのは、かつて地下シェルター「第3基地」を仕切っていたヴェナブルでした。

Rauhnacht(ラウナハト)とは、ゲルマン圏に古くから伝わる、クリスマスから公現祭(1月6日)までの聖なる「十二夜」を指す言葉です。

意識を取り戻したベンは、窓際に佇むナスを発見。突然、体が宙に浮いて吸い寄せられたベンは、ナスから黒い液体を無理やり飲まされ……。そして次の瞬間、若返ったナスの姿を目の当たりにするのでした。

一方、「クラブ・ヘル」では、見世物小屋「フリーク・ショー」のエルザ・マーズが楽団とともにペギー・リーの歌「Is That All There Is? (それで終わり?)」を披露します。その後、ヴェナブルから指図され、儀式を仕切るエルザ。壇上に姿を現したナスを前に、次々とナスお気に入りの悪女たちを地獄の穴に突き落とし、生贄として捧げます。13人に一人足りないと気付いたヴェナブルが、「サタン万歳!」と叫び、自ら生贄となる道を選ぶのでした。

ベッドの上で目を覚ましたベンに、コンスタンスと採血技師のファイブスは、悪い飲み物がみせた悪夢だったと信じ込ませます。その後、カードゲームをしながら、それぞれなぜナスと取引したかを告白する二人。ファイブスは、情事の相手に殺され、閉ざされた映画監督になる夢を再び実現するため、そしてコンスタンスは、見返りに自分の子どもたちを蘇らせるため……。13 人の犠牲によってナスの血液の数値が96に上昇。彼が蘇るという100まであとわずかとなったことを知ったファイブスは、興奮のあまり「サタン万歳!」と連呼します。

生贄となった13人の悪女とは以下の通り:

①サリー:「ホテル・コルテス」に住む麻薬中毒者(架空)
②エヴァ・ブラウン:アドルフ・ヒトラーの愛人
③ウォリス・シンプソン:不倫からエドワード8世を退位までさせた世紀の恋の当事者
④アイン・ランド:徹底的な利己主義を主張したロシア出身の作家
⑤ブリジット・バルドー:フランスの大女優
⑥エカチェリーナ2世:ロシア皇帝、数百人の愛人がいた
⑦マミー・アイゼンハワー:アイゼンハワーの妻
⑧エレナ・チャウシェスク:独裁と大量虐殺で知られる、ルーマニア大統領夫人
⑨イゼベル:ユダヤ教を迫害した古代イスラエルの王妃
⑩カレン:結核を患うホームレスの芸術家(架空)
⑪マーガレット・サッチャー:イギリスの元首相で「鉄の女」
⑫エリザベス・ショート:「ブラック・ダリア事件」の被害者となった女優
⑬ヴェナブル:「第3基地」の冷酷な支配者(架空)

13人のうち3人はシリーズに登場する架空の人物であり、また選ばれた女性が全員悪女だったかどうかについては、様々な反論もあるようです。もちろん、熱心な民主党支持者で知られるライアン・マーフィーの個人的な思想が背景にあります。

ベンは、飛行機事故のもう一人の生存者で、キラの友人だったアシュリーから誘われ、アパートで食事を共にします。ベンが、13恐怖症であることを告げると、アシュリーも自分もそうだと……。以前、結婚披露宴の会場を、豚の頭を被った殺人鬼に襲われ、13人が死んだ事件の唯一の生き残りでした。

続いて、ベンも自身の過去を告白します。母は13日の金曜日に自分を産んで死に、6歳の時に父も血中アルコール0.13%で飲酒運転事故死。6人の里親を転々とし、マーサという名の優しい里親と巡り合うも、13歳の時に膵臓癌で亡くなったこと……。アシュリーはベンを優しく労り、一夜を共に過ごしますが、翌朝、シャワーを浴びるベンの背中の腰にベン自身も知らない「616」の数字が刻印されているのを発見します。



「ホテル・コルテス」のオーナー、ジェームズ・マーチは、道で連続殺人鬼ジェフリー・ダーマーを拾い、一緒に車で魔女狩りに向かいます。

一方、「ミス・ロビショーズ・アカデミー」では、コーデリアが、ココ、マロリー、クイニー、マディソンらとともに、まだ若き魔女モーウェナの力をテスト。モーウェナの並外れた能力を目の当たりにしたコーデリアは、恐ろしい危機が間近に差し迫っていることの兆候であることに気づくのでした。

不安に苛まれるコーデリアは、死んだ冷酷な元スプリームの母フィオナに助けを求めることを提案。みなの力を結集し、フィオナの魂を呼び出すことに成功したコーデリアは、他の魔女たちを2階に待機させ、フィオナと二人きりで対話しようとしますが……。

突然、マーチが玄関に現れます。鎌での襲撃には簡単に反撃したものの、そこに、ダーマー、さらにゾディアック、リチャード・ラミレスといった他の連続殺人鬼も出現。捕えられた若い魔女オフィーリアを助けようとしたコーデリアの一瞬の隙をつき、マーチの投げた鎌がコーデリアの後頭部を直撃するのでした。

10/9の配信後に更新します。

10/9の配信後に更新します。

10/16の配信後に更新します。

10/16の配信後に更新します。

10/23の配信後に更新します。

10/23の配信後に更新します。

10/30の配信後に更新します。



過去シーズンとの繋がり解説<相関図>

『アメリカン・ホラー・ストーリー』は、シリーズを通し、レギュラー俳優が一人二役・三役を演じたり、あるいはシーズンを跨いで登場したりするという特徴を持っています。そうした中でも、とりわけ本シーズン13は、レギュラー陣が一挙に勢ぞろいし、またサラ・ポールソンやジェシカ・ラングなどはそれぞれ一人五役を演じるなど、集大成的な位置づけのシーズンだと言えるでしょう。

上記キャストの紹介で触れたとおり、登場するキャラクターに限っていうと、『体験談』(S6)、『NYC』(S11)、『デリケート』(S12)の3シーズン以外のすべてのシーズンから再登場します。

ストーリーの面では、『呪いの館』(S1)、『魔女団』(S3)、『黙示録』(S8)との深いつながりがあるシーズンであることは、言うまでもないでしょう。ここ最近のシーズンが独立した物語だったのに対し、久しぶりにクロスオーバー的な内容のシーズンとなりました。

シーズン1・シーズン3・シーズン8の深いつながりについては、すでに以下の過去の記事でくわしく解説しています。

簡単に言うと、シーズン8『黙示録』は、シーズン1『呪いの館』とシーズン3『魔女団』のそれぞれの物語のその後を描いたものであり、そして本シーズン13は、さらにその後を描いた時間軸にあります。



『アメリカン・ホラー・ストーリー』の配信はDisney+

『アメリカン・ホラー・ストーリー』の全シーズンを一気見したい方、あるいは過去シーズンを振り返りたい方には、Disney+がおすすめです。

『アメリカン・ホラー・ストーリー』のスピンオフ・シリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリーズ』にくわえ、『アメリカン・クライム・ストーリー』や『POSE/ポーズ』『フュード/確執』『ザ・ビューティー 美の代償』など、Disney+におけるライアン・マーフィー作品の充実したラインアップには驚くばかりです。

おすすめの作品については、以下の記事をご覧ください。

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