ライアン・マーフィーが手掛けたおすすめ映画/ドラマ8選【2024】

ライアン・マーフィーおすすめ ドラマ

『アメリカン・ホラー・ストーリー』『POSE/ポーズ』『glee/グリー』など数々のヒット作・話題作を連発し、今やアメリカを代表する売れっ子プロデューサーとなったライアン・マーフィー。

本記事では、ライアン・マーフィーのプロフィールに続き、映画・ドラマのおすすめ8作品をご紹介したいと思います!

※ここではNetflix独占配信以外の作品にしぼっています。

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ライアン・マーフィーのプロフィール

ライアン・マーフィーは、1965年11月30日、インディアナ州インディアナポリス生まれ。ジャーナリストを経て、1990年代後半にテレビドラマ業界に入りました。その頃執筆した脚本がスティーブン・スピルバーグに購入されたこともあります。

製作から脚本、監督も手掛けた2003年放送のドラマシリーズ『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』が高い評価をえて、一躍注目を集める存在に……。同作はエミー賞初ノミネートも果たし、6シーズン継続しました。

2009年にリリースした『glee/グリー』が大ヒットを記録し、ついにエミー賞に輝きます。以後、数々のヒット作を連発し、名実ともに人気プロデューサーとしての地位を不動のものとしました。

プライベートではゲイであることを公言しており、2012年に写真家のデヴィッド・ミラーと同性婚をあげています。2人は、2020年8月に3人めの養子を迎えました。

ライアン・マーフィーのおすすめ8作品

ドラマシリーズ

1.ライアン・マーフィー最初の注目作『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』(2003-2010)

マイアミを舞台に、ショーンとクリスチャンという2人の形成外科医が、さまざまな問題に直面する姿を描いたドラマです。家族、老化、愛などさまざまな要素が織り込まれているほか、リアルな手術のシーンなども大きな話題をよびました。

主人公を演じるのは、ディラン・ウォルシュとジュリアン・マクマホン。

挑発的な内容で、ライアン・マーフィーが注目されるきっかけになった作品です。

2.その名を世界に知らしめた世界的大ヒット作『glee/グリー』(2009-2015)

高校の合唱クラブを舞台に、メンバーの悩みや葛藤を織り込んで描いた青春ミュージカルドラマが『glee/グリー』です。シーズン1が放送されるや、社会現象となるほどの盛り上がりをみせました。

なんといっても一番の見どころは、スタンダードナンバーから最新のヒットソングまで、彼らが歌い、踊るパフォーマンスシーンです。

シーズン途中に、メインキャストの一人だったコリー・モンティス急死などの悲劇を乗り越え、多彩なゲストを迎えながら、完結となるシーズン6まで全121話が放送されました。

製作総指揮をとったライアン・マーフィーの名声を世界規模にした作品です。

3.ライアン・マーフィー不動の代表作と言えば『アメリカン・ホラー・ストーリー』(2011-)

2023年12月現在、全12シーズンが放送され、今後13のシーズンまで製作予定であることが発表されている大ヒットドラマが『アメリカン・ホラー・ストーリー』です。

シーズンごとに異なる舞台、登場人物、物語で展開しますが、同じ俳優が何度も登場し、複数の異なるキャラクターを演じるという異色さも見どころ。

エヴァン・ピーターズやサラ・ポールソンらに加え、ジェシカ・ラングやキャシー・ベイツら大御所も常連組として奇抜なキャラクターを演じ分けています。

ライアン・マーフィーが手掛けた作品では最も長く続いているシリーズであり、文字通り代表作とも言える作品です。

4.実際の事件のドラマ化『アメリカン・クライム・ストーリー』(2016-)

『アメリカン・ホラー・ストーリー』が、オカルトやホラーをテーマにしたフィクションであるのに対し、実際にあった事件を克明にドラマ化したのが『アメリカン・クライム・ストーリー』です。

これまで「O・J・シンプソン事件」と「ヴェルサーチ暗殺」「インピーチメント」の3シリーズが放送されており、どれも秀逸の出来ばえ。豪華キャストが実在の人物を演じているのも話題で、1作目にはキューバ・グッディング・ジュニアやジョン・トラボルタ、2作目にはリッキー・マーティンやペネロペ・クルスらが出演しています。

第3シーズンの「インピーチメント」は、ビル・クリントン前大統領とモニカ・ルインスキーの不倫スキャンダルを描いた作品です。



5.確執をテーマに描く『フュード/確執』(2017-)

1962年の映画『何がジェーンに起ったか?』の主演女優2人として有名なベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードの実生活での確執を描いた全8話の実話ドラマがシーズン1にあたる『フュード/確執 ベティvsジョーン』です。

二人になりきったジェシカ・ラング、スーザン・サランドンの演技合戦が最大の見どころ。プライムタイム・エミー賞では主要10部門にノミネートされ、2部門で受賞を果たしました。

2024年には、シーズン2が配信。トルーマン・カポーティと女流階級の女性たちの確執を描いた『Capote vs. The Swans』です。

6.リアルなLGBTQが出演する画期的ドラマ『POSE/ポーズ』(2018-2021)

1980年代後半、ニューヨークの貧困エリアを舞台に、ファッションやダンスを競うコンペティション「ボール」に集うLGBTQの生きざまや人間模様を描いたドラマが『POSE/ポーズ』です。

なんといっても見どころは、実生活でもゲイやトランスジェンダーである俳優たちが、そのまま主要登場人物にキャスティングされていること! 80年代の音楽やファッションが全編に散りばめられ、豪華でスタイリッシュな仕上がりになっています。

3つのシーズンが製作されて完結しています。

映画

7.世界的ベストセラーの映画化『食べて、祈って、恋をして』(2010)

世界的ベストセラーとなったエリザベス・ギルバートによる自伝小説の映画化が『食べて、祈って、恋をして』です。ライアン・マーフィーは監督と脚本を手がけました。

離婚や失恋を経て、人生の岐路に立ったジャーナリストのエリザベスは、ニューヨークの恵まれた生活全てを捨てて、世界をめぐる自分探しの旅に出ます。

イタリア、インド、インドネシアを旅するヒロインのエリザベスをジュリア・ロバーツ、そしてバリ島で出会う運命の男性フェリペをハビエル・バルデムが演じています。

主人公が再生していく姿はもちろんですが、実際に現地でロケが行われた世界の美しい風景も必見です。

8.AIDS黎明期の人々の闘いを描く『ノーマル・ハート』(2014)

実在したゲイ活動家ラリー・クレイマーが執筆し、トニー賞を受賞したブロードウェイの舞台劇を、2014年、HBOがテレビ映画として製作したのが『ノーマル・ハート』です。

1980年代のニューヨークを舞台に、正体不明のエイズ危機に立ち向かう人々の姿を描いた感動作であり、マーク・ラファロ、ジュリア・ロバーツ、ジム・パーソンズら豪華なキャストが共演しています。

プライムタイム・エミー賞では作品賞に輝いたほか、マット・ボマーがゴールデングローブ賞助演男優賞に輝いています。



Netflixと独占契約したライアン・マーフィー

2018年7月には、Netflixと5年間3億ドルの独占契約を結んだライアン・マーフィー。すでにいくつかの作品が配信されていますが、それらNetflix独占配信の作品一覧については、別の記事にまとめましたのでご参照ください。

それに伴い、Netflix製作ではない『アメリカン・ホラー・ストーリー』や『POSE/ポーズ』、『アメリカン・クライム・ストーリー』などは、全シーズンがDisney+での配信に移行しています。気になる方はチェックしてみてください!

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