I Promised You the Moon:各話ネタバレあらすじ【僕の愛を君の心で訳してPart2】

I Promised You the Moon~僕の愛を君の心で訳して~ ドラマ

タイBLドラマの傑作『I Told Sunset About You~僕の愛を君の心で訳して~』の続編が『I Promised You the Moon~僕の愛を君の心で訳して~』です。

前作に劣らぬどころか、続編の方が泣けたというファンも珍しくないほど、心に沁みる、感動の物語が展開します。

本記事では、新しく登場する人物の簡単な紹介にくわえ、全5話のあらすじを、ネタバレありで詳しくご紹介したいと思います。

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『I Promised You the Moon~僕の愛を君の心で訳して~』とは?

本国タイで、2020年10月22日から11月19日まで配信された『I Told Sunset About You ~僕の愛を君の心で訳して~』に続き、2021年5月27日から2021年6月24日まで配信された続編にあたるPart2が『I Promised You the Moon~僕の愛を君の心で訳して~』です。

プーケットを舞台に、中学の時に喧嘩別れした2人が高校3年で再会し、戸惑い、反発し合いながらも愛を見つけていく姿を描いた前作Part1に対し、続編Part 2では、舞台をバンコクに移し、大学生となった2人のその後の5年間描かれます。

※前作Part 1の各話ネタバレあらすじについては、下記の記事をご覧ください。

キャストたちの名演技はもちろん、美しい映像や洗練された音楽は、2部作通じて一貫していますが、Part 2では、スタッフを意図的に一新し、どこか違った色合いを帯びています。それは、舞台がプーケットから大都会のバンコクに移ったことにくわえ、2人の成長と変化を象徴するものとなっています。

パート2で新たに登場する主要人物とキャスト

主人公のテーを演じるビウキン(プティポン・アサラタナグン)、オーエウを演じるピーピー(グリット・アムヌアイデシャゴン)以外、周囲の人々は大きく変わります。

新たに登場する中で、2人と直接関わるのは主に以下の7人です。

●トップ/ナ(ナパット・ウィカイルングロー)

テーが入学するプラチャナヤン大学芸術学部の3年生です。演劇クラブに所属しつつ、すでにプロの俳優として活動しています。

●キム/ゴーイ(アーラッチャポン・ポーキンパーコン)

同じく演劇クラブの3年生で、部長です。役者志望ですが、オーディションに落ち続けています。

●チャイ/オーブ(オーブニッ・ウィワタナワラーン)

同じく演劇クラブの2年生で、監督志望です。

●キュー(Q)/ター(タニンラット・ワーシーワット)
●ウー/ニュー(チャヤパック・タンプラユーン)
●メンポン/ピー(サーリット・トライルートウィチーアン)
●プラグ/ ボス(カモンピパット・ブンナーク)

オーエウが入学するアナンタサート大学の広告学部の学生で、仲良しグループです。カフェテリアで、オーエウがキューに話しかけたことがきっかけで親しくなります。



『I Promised You the Moon~僕の愛を君の心で訳して~』全5話のあらすじ【ネタバレ】

第1話「幕開け」

幸せとわずかな不安を抱えてプーケットでの残りの日々をともに過ごしたテーとオーエウ。1か月後、母と兄に車でバンコクの大学学生寮まで送ってもらったテーですが、別れ際、母から二人分のお守りを手渡されます。母はオーエウとの関係に気づいていたのでした

先にバンコク入りしていたオーエウと合流し、街をデートします。テーはそのまま寂しがるオーエウの部屋に泊まり、初日の授業にいきなり遅刻してしまうのでした。

演劇クラブを覗くと、そこにはすでにプロの俳優として活躍している3年生のトップ先輩、同じく3年生の女子部長キム、2年生のチャイが…。その場で入部し、まずは裏方として手伝うことになります。オーエウの部屋に寝泊まりしつつ、慣れない通学、夜遅くまで公演の準備と、忙しい日々を送るテー。そんなテーを心配し、オーエウは寮に帰った方がいいと助言します。

友達もできず、寂しさを拭えないオーエウは、カフェテリアで思い切って一人の男子学生キュー(Q)に声をかけ、プラグ、メンポン、ウーという仲間を紹介されます。ホームシックのオーエウに、キューはプール付きの自宅に招いてくれるなど、優しく接してくれるのでした。

1か月後、演劇クラブの公演は無事終了し、駆け付けたオーエウも祝福。これでまた2人で過ごす時間が増えるのかと思いきや、キムからコンテストに出品するためさらに忙しくなると言われてしまうのでした。オーエウは、大丈夫だと強がりを言いつつ、一人寂しくキューのホームパーティーに参加します。

第2話「固執と覚醒」

大学2年となり、演技の勉強にも精が出て、充実した大学生活を送るテー。オーエウやキューらのグループとも親しくつきあいつつ、どこかノリの違いを感じていました。テーを驚かせようと、オーエウが手首にテーを意味する小さな湯呑の入れ墨を入れたことも素直に喜べず…。

かたやオーエウは、演技の実習でよい評価をもらえず、自信喪失。テーやキムと受けたオーディションでも厳しいことを言われ…。励ましてくれるテーに、学部変更したいと告白します。キューたちの広告学部の授業を聴講した際、発言を先生から誉められたことで確信が持てたのです。

テーはオーエウの意志が固いことを知り、いったんは受け止めるのですが…。先輩らとの食事の席で、テーは、飽き性だとオーエウを非難。腹をたてたオーエウも、オーディションに落ち続けるキム先輩を馬鹿にするような言葉を返してしまいます。テーは、オーエウがキューらと付き合ってから変わったとなじり、かたやオーエウは、つきあって本当の自分に気づけたのだと言い張り、路上で大喧嘩になってしまうのでした。

一週間後、卒業するトップとキム先輩。テーは、キムが航空会社に就職することを聞いてショックを受けます。打ちひしがれて寮に戻ると、玄関にオーエウが待っていました。テーは、一緒に俳優になる夢が壊れたショックで八つ当たりしていたとオーエウに謝罪します。オーエウは、自分が変わったとしてもテーを思う気持ちは変わらないと告げます。

第3話「記憶の上書き」

3年生となり、チャイ先輩の演出する卒業公演「I Promised You the Moon」の主役に選ばれて稽古に励むテー。チャイから、稽古の一環で、自分の正直な感情を記す交換日誌を渡されます。テーは、変わっていくオーエウに対する不安と戸惑いを書き記すのでした。

オーエウは、テーの役に立ちたいと、公演のポスターをデザインすることを申し出ます。テーはなかなか恋愛初期の気持ちが思い出せず、役づくりに苦労していました。

そんなとき、チャイと女性の指導教官の親密な現場を目撃。その後2人で観劇と食事をし、打ち解けた楽しい時間を過ごします。チャイから、劇は、昔の彼との関係を描いたものであること、そして昔を思い出せないなら、新しい経験を上書きすべきだと助言されます。テーは一瞬、チャイにときめきを覚えつつ、そのままオーエウの部屋に行って、激しく求めあうのでした。

テーは、チャイを相手役にして稽古し、激しいキスシーンまで演じてしまいます。プレゼンの準備で忙しい中、わざわざ完成したポスターを届けに来たオーエウに見られているとも知らずに…。



第4話「裏腹な心」

オーエウは、テーとチャイが単なる稽古だったのか本気だったのかを確かめようと、テーの日誌を盗み見るのですがますます不安が増すばかり…。そこで、ポスターを届けに稽古場を訪れ、見学したいと申し出ます。

オーエウは、チャイとテーそれぞれに、キスを目撃したことを話すと、揃って、ただの稽古だったと言われてしまいます。テーからは、公演が終わったらチャイとはもう関わらないので信頼して欲しいと言われるのですが…。

迎えた卒業公演は大成功し、オーエウは花束を持ってテーを祝福。そこにエージェントの女性が現れ、テーを新ドラマにスカウトします。打ち上げの席で、オーエウは、テーがまだチャイを目で追っていることに気づきます。一方、テーは、チャイから、すべては作品を良いものするために仕向けたものだったと突き放されていました。テーとオーエウ2人でデュエットしても、気もそぞろなテー。ついにオーエウはそんなテーを見限り、泣きながら一人去っていくのでした。

1週間後、Qの家にこもったオーエウのところに、テーが謝りにやってきます。もうチャイとは関わらないというテーに、オーエウはついに別れを切り出します。やり直したいと泣き崩れるテーを、オーエウは冷たく拒絶するのでした。

2人はそれぞれにつらい日々を過ごします。しかし、そんなテーに、事務所契約とキャスティングの朗報が入ります。ただ、エージェントからSNSのオーエウとの写真を削除するよう助言されてしまいます。

第5話(最終話)「リスタート」

大学4年。卒業プロジェクトのプレゼンも成功し、憧れの会社に就職も決まったオーエウ。かたやテーも、ドラマや映画に主演する人気俳優として活躍していましたが、疲れと満たされぬ思いを抱き始めていました。

ある日、仕事先で2人は再会します。仕事を終えたテーはマネージャーを先に返し、オーエウのところに向かいます。メディア・プランナーとして働くオーエウに、テーは、復学して卒業作品の執筆に苦労していること、共演の女優と一時交際したが別れたことなど、近況を話します。自分のことを書けばいいのだと親身になってアドバイスしてくれるオーエウに、テーはしみじみと過去を詫びるのでした。

オーエウのところに、オーエウの実家のホテルで開かれるテーの兄フンとノゾミの結婚式の招待状が、テーから届きます。そこには、テーが手掛けた卒業作品「I Told Sunset About You」を観に来てほしいというメッセージカードも同封されていました。

オーエウは卒業作品の公演に駆けつけます。作品は、テーとオーエウの関係を振り返り、オーエウに向けた求愛の物語でした。動揺して席を立ったオーエウを追いかけるテー。テーは、よりを戻したいという気持ちを伝えますが、オーエウは信頼できないと去っていきます。

オーエウは、バスを呼び出し、相談します。バスからは、悩むなら、一度戻ってみればいいのだと…。別れて以来、未開封だったテーからのLINEを初めて開くと、そこには、何十通もの謝罪と愛のメッセージが送られていました。

フンの結婚式で久しぶりに昔の仲間がプーケットに集い、遅れてオーエウも姿を現します。式も終わり、砂浜で2人になったオーエウとテーは、お互いが代わりのきかない、かけがえのない存在であることを確かめ合うのでした。テーは、「結婚します」とのメッセージを添えた2ショットの写真をSNSに投稿します。

『I Promised You the Moon~僕の愛を君の心で訳して~』のメイキング・ドキュメンタリーも必見!

Part 1『I Told Sunset About You』における、高校生でまだ若かった2人とは違い、大学生となったPart 2『I Promised You the Moon』では、より複雑な感情と向き合わざるを得ず、微妙な心の動きが、物語にいっそう深みと切なさを加えています。

そんな点から、Part 2の方が好きというファンの人も珍しくはないようです。すでにブルーレイも発売されていますので、何度も見直したいという方はぜひ手に入れたいところです。

また、Part 1同様、Part 2にも、見ごたえのあるメイキング・ドキュメンタリー映像が存在しています。

本編と同じ長さがあり、撮影舞台裏のみならず、主役を演じた2人が、それぞれ互いをどう思っていたかなどインタビューに答えており、なかなか胸に沁みるものがあります。

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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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