Netflix『スペシャル理想の人生』キャスト12人と見どころ【シーズン2】

スペシャル理想の人生 ドラマ

脳性マヒを患うゲイの青年の日常を軽やかに描くコメディドラマ『スペシャル 理想の人生』。

Netflixオリジナルシリーズとして2019年にシーズン1が配信されて話題をよび、2021年5月、待望のシーズン2が配信されました。

本記事では、同ドラマ両シリーズの簡単なあらすじ、主要登場人物とキャストについて、見どころを交えながら詳しくご紹介したいと思います。

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Netflixでシーズン2配信!『スペシャル 理想の人生』とは?

脳性マヒのゲイとして生きる日常を綴った自伝的著作「I’m Special: And Other Lies We Tell Ourselves」の著者ライアン・オコンネルが、自ら主演したドラマ化作品が『スペシャル 理想の人生』です。

Netflixオリジナルシリーズとして、2019年4月にシーズン1の全8話が配信され、プライムタイム・エミー賞で3部門にノミネートされるなど非常に高い評価を得ました。

2021年5月、シリーズ完結となるシーズン2の全8話が配信されています。

『スペシャル 理想の人生』のあらすじ

シーズン1が各話15分だったのに対し、シーズン2は各話30分の長さで構成されており、登場人物それぞれの事情や人間関係がより深いところまで描かれています。

シーズン1

ロサンゼルスに暮らす、脳性マヒを患う28歳のライアン・ヘイズ。母カレンに依存して暮らす今のままではダメだと一発奮起します。

情報ブログサイト「エッグウォーク」に所属するインターンのブロガーとなり、母のもとを離れて一人暮らしを始めることに……。

会社の同僚女性キムと親友になりますが、脳性マヒであることをなかなか周囲に公表できません。そんな中でも、ゲイとして初体験、さらに初恋も経験します。

シーズン2

シーズン1の最後で母と大喧嘩し、2カ月もの間、口をきいていない状況で物語が始まります。

母子の共依存関係を脱却して自立し、またゲイとしての日常を楽しむため、ライアンは複数の男性とデートを重ね、カレンもまた自分の人生を生きるために動き出します。

一方、ライアンの親友キムも久しぶりの恋愛に飛び込むなど、親子関係、友情、恋愛が重層的に描かれます。

原作者兼主演のライアン・オコンネルについて

ライアン・オコンネルは1986年9月2日、カリフォルニア州ベンチュラ生まれ。赤ん坊のとき脳性マヒ(CP)を患い、右半身に麻痺が残ります。幼少期だけで10回近い手術を受け、長い入院生活を余儀なくされました。

17歳のときにゲイであることを家族にカミングアウトしましたが、家族はそのまま受け入れてくれたと言います。20歳のときには自動車事故に遭遇し、大手術の末、脳性マヒの上にコンパートメント症候群を患うようになりました。

ニューヨークに移って2011年から3年ほどはブロガーとして活動し、ニューヨーク・タイムズやバズフィードなど様々な媒体にも寄稿していましたが、その頃はまだ障害を隠していました。2015年に発表したコラムの中で脳性マヒを公表。27歳のときロサンゼルスに戻り、MTVのドラマ『Awkward 不器用ジェナのはみだし青春日記』の作家チームとしてテレビの仕事をスタートさせています。

同じ頃、自伝「I’m Special: And Other Lies We Tell Ourselves」を発表し、OUT誌にLGBTQの顔TOP100の一人に選ばれています。

いくつかのテレビの作品に関わりつつ、2016年から『スペシャル 理想の人生』の脚本に着手。映像化に至るまで、さまざまな紆余曲折がありましたが、予算を節約する理由もあってオコンネル自身が主演も兼ねる形でドラマが完成しました。

2015年よりライターのジョナサン・パークス・ラマージと交際しています。

登場人物とキャスト12人を紹介

主要登場人物4人

1.カレン/ジェシカ・ヘクト

夫とは早くに離婚し、看護師をしながら女手一つで脳性マヒの息子ライアンを育ててきた母がカレンです。ライアンが成人しても子離れできず、過保護で、共依存関係にあります。

ジェシカ・ヘクトは1965年6月28日生まれ、ニュージャージー出身。『ブレイキング・バッド』のグレッチェン・シュワルツ役、『ザ・ボーイズ』のキャロル役、『The Sinner -隠された理由-』のソニヤ役など数多くのドラマや映画に出演している実力派女優です。またブロードウェイでも数々の舞台を踏んでいます。

本カレン役でエミー賞助演女優賞にノミネートされました。

2.キム/プーナン・パテル

ライアンの親友となる「エッグウォーク」の女性ブロガーがキムです。インド系移民のふくよかな独身女性であり、執筆のネタで無理して高価な洋服を買っているせいで実は借金漬けです。

プーナン・パテルはフロリダ州ヴェロ・ビーチ育ち。シットコム・ドラマ『Kevin from Work』のパティ役で一躍注目されました。本キム役で、ジェシカ・ヘクトと並んでエミー賞助演女優賞にノミネートされています。

3.オリビア/マーラ・ミンデル

ライアンやキムが働く「エッグウォーク」のボスがオリビアです。意地悪で、すがすがしいぐらい性格の悪い女性です。

演じているマーラ・ミンデルは、ブロードウェイ・ミュージカルで目覚ましい活躍をしている女優です。オリジナルキャストとして、『天使にラブ・ソングを』のシスター、メアリー・ロバート役、『シンデレラ』の意地悪な義姉ガブリエル役などが有名です。

4.フィル/パトリック・ファビアン

カレンの家の隣に引っ越してくる独身の渋い中年男性がフィルです。カレンといい仲になります。

パトリック・ファビアンは、1964年12月7日、ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。多数のドラマや映画に出演している実力派俳優であり、代表作にはドラマ『ベター・コール・ソウル』のハワード・ハムリン役、映画『ラスト・エクソシズム』のマーカス牧師役などがあります。



各シーズンのその他登場人物

<シーズン1>

5.シェイ/ブライアン・ジョーダン・アルヴァレス

ライアンが童貞を捨てるため、お金を払って相手になってもらうセックスワーカーの男性がシェイです。

ブライアン・ジョーダン・アルヴァレスは、『ふたりは友達? ウィル&グレイス』のエステファン役が有名ですが、俳優としてのみならず、プロデューサー・作家としてさまざまな作品に携わっています。オープンリー・ゲイです。

6.キャリー/オーガスタス・プリュー

キムの友人であり、ライアンが初めて恋心を覚える男性がキャリーです。

オーガスタス・プリューは、映画『アバウト・ア・ボーイ』や『ムーンプリンセス 秘密の館とまぼろしの白馬』、ドラマ『プリズン・ブレイク』などに出演しているイギリス人俳優です。オープンリー・ゲイであり、2018年に俳優のジェフリー・セリフと同性婚を挙げました。

<シーズン2>

7.タナー/マックス・ジェンキンス

ライアンがバーで出会ってデートを重ねるダンス講師の男性がタナーです。オープン・リレーションシップの恋人がいましたが、のちに破局し、ライアンと交際するに至ります。

マックス・ジェンキンスは、ドラマ『The Mysteries of Laura』や『High Maintenance』、Netflixドラマ『デッド・トゥ・ミー 〜さようならの裏に〜』などに出演しているほか、舞台でも高い評価を得ています。

8.マーク/ジェレミー・グレイザー

バーでライアンをナンパする俳優がヘンリーです。ライアンのことを気に入って関係を持ちますが、実は極度の障害者フェチであることが判明します。

ジェレミー・グレイザーは、映画『硫黄島からの手紙』などに俳優として出演しているほか、2019年には短編映画『On the Ride』の製作・主演までを手掛け、世界各国の映画祭で上映されました。

9.ヘンリー/バック・アンドリュース

ライアンの祖母の葬儀で出会う、ゲイの青年がヘンリーです。自閉スペクトラム症を抱えているためにやや挙動不審ですが、ライアンを障害者のグループに誘います。

バック・アンドリュースは、本作品で初めて名前を知られるようになった新人俳優です。

10.ハリソン/チャーリー・バーネット

キムがバーで出会う裕福な黒人男性がハリソンです。

チャーリー・バーネットは、1988年2月4日、フロリダ州サラソータ生まれ。6歳のころから子役として活動し、長いキャリアを誇る俳優です。代表作に、ドラマ『シカゴ・ファイア』、Netflixドラマの『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』や『メリー・アン・シングルトンの物語』があります。オープンリーゲイの俳優として、2019年にはOUT誌でLGBTQの今年の顔TOP100の一人に選ばれました。

11.ラヴィ/ウトカルシュ・アンブドゥカル

キムの幼なじみにして、やがて恋愛関係に発展するインド系の男性がラヴィです。

ウトカルシュ・アンブドゥカルは、メリーランド州ボルチモア生まれ。映画『ピッチ・パーフェクト』などに出演する俳優としての顔のほか、VJやラッパー、歌手としても活躍しています。2021年の映画『トムとジェリー』では、不動産屋のネズミの声を担当しました。

12.トーニャ/ローレン・ウィードマン

カレンの古い友達で、カルチャー教室で偶然再会し、しばらく同居することになる女性がトーニャです。実はかなり図々しく、おせっかいで自己中な女性であることが明らかになります。

ローレン・ウィードマンは、ドラマ・映画・舞台で多数の作品に出演している人気コメディ女優です。代表的な出演作には、ドラマ『ルッキング』、映画『デート&ナイト』や『憧れのウェディング・ベル』などがあります。オフ・ブロードウェイで上演された一人芝居『Homecoming』も大きな話題になりました。

原作の翻訳版は?

残念ながら、日本語に翻訳されたものは存在しません。

しかし、Kindleでオリジナルが入手できますので、多少英語に自信のある方や英語の勉強をしている方は、一度手にとってみてはいかがでしょうか?

プロデュースを担当したのは俳優のジム・パーソンズ

シーズン1から継続してプロデューサーの一人に名を連ねているのは、オープンリー・ゲイの俳優として目覚ましい活躍をしているジム・パーソンズです。

ドラマ『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』の主人公シェルドン役が有名ですが、最近ではドラマ『ハリウッド』や映画『ボーイズ・イン・ザ・バンド』など、Netflixのライアン・マーフィー作品に立て続けに出演しています。

『スペシャル 理想の人生』LGBTQの秀作ドラマとしておすすめ!

ファンにとっては残念ですが、『スペシャル 理想の人生』はシーズン2で完結することが発表されています。

LGBTQを描いたドラマはたくさんありますが、そんな中でも、『スペシャル 理想の人生』は、深刻なテーマを軽やかにコミカルに描いたちょっと異色な秀作としておすすめです!

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