2009年にスタートし、シーズンを重ねてきたドラァグ・クイーンの勝ち残りリアリティ番組『ル・ポールのドラァグ・レース』。
2021年4月には、シーズン13の放送が全米で終了し、13人目の女王が誕生しました。
本記事では、放送されたエピソード順に沿って、勝者と脱落者を紹介していきます。
完全にネタバレになりますので、了解済の方のみこの先をお読みください!
全米VH1で放送された『ル・ポールのドラァグ・レース』シーズン13
『ル・ポールのドラァグ・レース』シーズン13は、ケーブルTV局「VH1」で2021年1月1日に放送がスタート。4月23日に「グランド・ファイナル」となるエピソード16が放送されて、シーズンの勝者が決定しました。
恒例の豪華なゲスト審査員として、アン・ハサウェイ、スカーレット・ヨハンソン、シンシア・エルヴォらが登場します。
出場した13人のクイーンのプロフィールについては、下記の記事をご覧ください。この記事の中ではネタバレをしていません。
エピソード順・脱落順に敗者・勝者を紹介【ネタバレ注意】
エピソード1:ポークチョップ
13人のクイーンが勢ぞろいする前に、いきなり2人ずつでリップシンク対決します。6人が勝者となり、7人が敗者となりますが、脱落者はなしで終わります。
エピソード2:おめでとう
エピソード1の勝者チーム(キャンディ・ミューズ、ララ・リ、ゴットミク、シモーン、ティナ・バーナー、オリビア・ラックス)に、投票によって選ばれたエリオット・ウィズ・トゥー・ティーズが加わった7人が競います。
シモーンとオリビア・ラックスがトップ2となり、リップシンクによってシモーンが勝者となりました。脱落者はいません。
エピソード3:フェノメノン
エピソード1の敗者チーム(ジョーイ・ジェイ、デナリ、タミーシャ・イマン、ユティカ・クイーン、ロゼ、カモラ・ホール)の6人が競います。
ロゼとディナリがトップ2となり、デナリが勝者となります。脱落者はいません。
エピソード4:ル・ポールマーク・チャンネル
3つのチームに分かれて映画を撮り、演技力を競い合います。
デナリとカモラ・ホールがボトム2となり、カモラ・ホールが脱落者となりました。
勝者は2度目となるシモーンです。
エピソード5:バッグ・ボール
ミニ・チャレンジでは、赤ちゃんのドラァグクイーンに変身。ララ・リがミニ勝者に選ばれました。
ジョーイ・ジェイとララ・リがボトム2となり、ジョーイ・ジェイが脱落しました。
勝者はゴットミクです。
エピソード6:ディスコメンタリー
ミニ・チャレンジは、二人一組になって壁紙でドレスを製作。エリオット・ウィズ・トゥー・ティーズとタミーシャ・イマンのペアがミニ勝者に選ばれました。メイン・チャレンジはディスコ・ダンスに取り組みます。
キャンディ・ミューズとタミーシャ・イマンがボトム2となり、タミーシャ・イマンが脱落しました。
勝者はオリビア・ラックスです。
エピソード7:トーク番組で大暴走再び
メイン・チャレンジは、チームに分かれてトーク・ショー「Bossy Rossy」を繰り広げます。
エリオット・ウィズ・トゥー・ティーズとララ・リがボトム2となり、ララ・リが脱落しました。
オリビア・ラックスが2回連続で勝者となりました。
エピソード8:未検証ルージカル
「イエロー・ゴージャス」をテーマにランウェイを歩きます。
キャンディ・ミューズとシモーンがボトム2となりましたが、脱落者はいませんでした。
勝者はロゼです。
エピソード9:スナッチゲームで笑わせて
メイン・チャレンジは恒例の「スナッチ・ゲーム」。ゴットミクはパリス・ヒルトンに、ロゼはスコットランドのメアリー女王、シモーンはハリエット・タブマンに扮しました。
エリオット・ウィズ・トゥー・ティーズとユティカ・クイーンがボトム2となり、エリオット・ウィズ・トゥー・ティーズが脱落しました。
勝者はゴットミクで2度目です。
エピソード10:フォーチュン・クッキー
メイン・チャレンジは、ペアになってそれぞれのイメージチェンジに挑戦します。
デナリとオリビア・ラックスのペアがボトム2となり、デナリが脱落しました。
シモーンとユティカ・クイーンのペアが勝者となり、シモーンは3度目です。
エピソード11:クイーンはソーダがお好き
メイン・チャレンジは、それぞれがオリジナル炭酸水のCMを作成します。また、「獣クチュール」をテーマにランウェイを歩きました。
ティナ・バーナーとユティカ・クイーンがボトム2となり、ティナ・バーナーが脱落しました。
シモーンとロゼが勝者となり、シモーンは4度目です。
エピソード12:いい子をこき下ろせ
メイン・チャレンジでは、過去のミス・コンジニアリティーとなったハイディ・N・クローゼット、ニナー・ウエスト、ヴァレンティーナをディスります。
シモーンとユティカ・クイーンがボトム2となり、ユティカ・クイーンが脱落しました。
キャンディ・ミューズが勝者となりました。
エピソード13:ミクロクイーン
メイン・チャレンジでは、架空の新作SF映画『Henny, I Shrunk The Drag Queens!』に出演し、演技力と存在感を競います。
キャンディ・ミューズとオリビア・ラックスがボトム2となり、オリビア・ラックスが脱落しました。
勝者はロゼで、3度目です。
エピソード14:彼女はラッキー
ル・ポール新曲「ラッキー」のMVに登場し、歌唱とダンスを披露します。
ゴットミク、キャンディ・ミューズ、ロゼ、シモーンの4人全員が脱落することなくグランド・ファイナルに進みました。
エピソード15:同窓会エピソード
出場者13人が全員出場し、シーズン13を振り返る、恒例の「リユナイト(再集合)」です。
リモートでの登場ですが、それぞれが製作したプロモーション・ビデオが紹介されます。
エピソード16:グランド・フィナーレ
新型コロナウイルスによりリモートとなった昨シーズンとは異なり、ロスアンゼルス市内の劇場で開催されました。ただし観客は入れず、一部がドライブインシアター形式でライブ・ビューイングされています。
勝ち抜き戦で、まずキャンディ・ミューズとロゼが闘い、ロゼが脱落します。
その後、ゴットミクとシモーンが闘い、ゴットミクが脱落。
勝ったキャンディ・ミューズとシモーンの間で決選が行われ、シモーンがシーズン13の勝者に決定しました。
ちなみにミス・コンジニアリティーにはララ・リが選ばれています。
栄えある女王に選ばれたのは?
見事栄冠を勝ち取ったシモーンは、1995年1月15日生まれで2021年5月現在26歳。カリフォルニア州ロサンゼルス出身ですが、生まれはアーカンソー州コンウェーで、3人兄弟の末っ子です。
18歳からドラァグを始めました。現在はシーズン12のファイナリストとなったジジ・グッドらとともに、ファッションとポップ・カルチャーをテーマとする「ハウス・オブ・アヴァロン」の一員としても活動しています。
当初から、シーズン13の大本命でしたが、見事期待に応える形で優勝しました。エピソード9で披露した、黒人差別反対を主張した白いフェイク・レザーのドレスは、大きな話題をよびました。
『ル・ポールのドラァグ・レース』シーズン13はNetflixで配信中!
日本のファンが待ち焦がれていたシーズン13の配信ですが、2021年6月12日、ついにNetflixより全16エピソードが一挙に配信されました。
コメント