AppleTV+『モスキート・コースト』全話ネタバレあらすじとキャスト

モスキート・コースト ドラマ

Appleの動画ストリーミング・サービスAppleTV+(プラス)が、2021年4月から6月にかけて配信した新作オリジナルドラマ『モスキート・コースト』。

本記事では、同ドラマの主要登場人物とキャスト、全7話のネタバレあらすじにくわえ、原作や1986年の映画版との違いなど見どころポイントまで詳しくご紹介します。

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AppleTV+(プラス)オリジナルドラマ『モスキート・コースト』

ドラマ『モスキート・コースト』は、ポール・セローの同名小説を原作に、1986年の映画化に続き、2度目の映像化を試みたAppleTV+オリジナルドラマです。

シーズン1は全7話で構成。2021年4月30日に最初の2話が配信され、以後、6月4日まで毎週金曜日に1話ずつ配信されました。

主要登場人物とキャスト

1.アリー/ジャスティン・セロー

現代アメリカの軽薄な文明や物質至上主義を嫌悪し、南米の天地に自ら理想とする生活を求めようとする本作の主人公がアリー・フォックスです。

演じているジャスティン・セローは、原作者ポール・セローの甥であり、本ドラマの主演ばかりかプロデュースも手掛けています。

2001年の映画『マルホランド・ドライブ』で注目されて以後、多数のテレビドラマや映画に出演しており、その他出演映画には『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』や『ジョーカー』などがあります。

ジェニファー・アニストンの元夫としても知られています。

2.マーゴ/メリッサ・ジョージ

アリーの妻で、かつて国語の教授だったというのがマーゴです。夫を信じ、危険な日常に耐えています。

演じているメリッサ・ジョージは、ドラマ『エイリアス』のローレン・リード役で一躍注目されたオーストラリア人女優です。

かつてローラースケートのナショナル・チャンピョンになったという異色の経歴も持っており、国民的ドラマ『ホーム・アンド・アウェイ』のエンジェル役で女優としてのキャリアをスタートさせました。

2000年に映画監督と結婚しましたが1年で離婚。その後、フランス人起業家との間に2人の子どもをもうけましたが、こちらもDVを理由に別れています。

3.ディナ/ローガン・ポリッシュ

自宅学習により大学受験勉強中だった15歳の多感な長女がディナです。

ローガン・ポリッシュは、俳優のマーク・ポリッシュを父に、映画監督のマイケル・ポリッシュを叔父に持ち、叔父が監督した2006年の映画『庭から昇ったロケット雲』で女優デビューしています。

2019年には自ら短編映画『マーゴ』を監督しました。

4.チャーリー/ガブリエル・ベイトマン

ディナ同様自宅学習し、従順に父の手伝いをするまだ幼さの残る長男がチャーリーです。

ガブリエル・ベイトマンは、2012年に子役デビューし、以後『アナベル 死霊館の人形』や『ライト/オフ』『チャイルド・プレイ』(2019年版)など、とりわけホラー映画で目覚ましい活躍をしています。

5.その他

・ジョーンズ捜査官/キンバリー・エリーズ

男性捜査官とコンビを組み、フォックス一家を執拗に追跡する国家安全保安局の女性捜査官です。

・フアン/トミー・マルティネス

アリゾナに暮らし、フォックス一家のメキシコ密入国を手助けするコヨーテ(密入国者仲介業者)です。

・チューイ/スコッティ・トーヴァー

フアンの右腕としてフォックス一家の密入国に同行するコヨーテです。メキシコに娘を残しており、コヨーテをやめようとしています。

・エンリケ/ブルーノ・ビッチャー

国境近くでコヨーテのための避難施設カーサ・ロハを管理している中年の男です。

・ルクレシア/オフェリア・メディーナ

エンリケの叔母で、実はカーサ・ロハを支配している、冷酷な女帝的存在です。

・リー/イアン・ハート

ルクレシアに雇われるメキシコ人殺し屋です。

・カラカ/パターソン・ジョセフ

10年前にアリーがなんらかの形で関わっており、逃亡にあたってメキシコで接触を試みる謎の男がカラカです。



『モスキート・コースト』全8話のあらすじ

エピソード1「旅立ち」

人里離れた一軒家に、ひと目をしのんで暮らすフォックス一家。

父のアリーは、日雇いの仕事でわずかな生活費を得、発明で特許をめざしていますがうまくいっていません。ティーンエージャーのディナとチャーリーは自宅学習で、一家は貧乏暮らし。両親との連絡すら禁止されている妻のマーゴは、隠れて公衆電話から電話してしまいます。

そんなおり、家を差し押さえるという通知が届き、さらに何者かから尾行され、見張られている確かな気配が……。ついに警察に居場所が見つかったと知ったアリーは、一家で逃亡を企てます。

しかし、事情を知らされておらず、反抗期のディナがひとりで逃走。ディナを探し出したアリーが逮捕されてしまいますが、ディナの決死の行動でなんとかパトカーから助け出すことに成功するのでした。

マーゴがアリーに言います。「あれから9年、名前も6回変えた」と。「あれ」とは何を意味するのかはまだ全くわかりません。

エピソード2「フォックスとコヨーテ」

アリーはメキシコで平穏に暮らすとディナを説得し、ようやくマーゴ、チャーリーと合流します。

一方、国家安全保安局(NSA)の捜査官ジョーンズが、ディナのボーイフレンドであるジョシュに聞き込み。その最中にディナから電話があり、電話で説得を試みますが失敗します。

アリーとマーゴは、日雇いで働いていた農場に押し入り、お金を盗み出して逃亡します。友人を介して、密入国を手助けするコヨーテであるメキシコ人のフアンに会い、移民局の監視から解放してやることと引き換えに、協力を取り付けることに成功するのでした。

フアンと仲間チューイの案内で、アリゾナの砂漠の道を車で進む途中、国境を守る民兵に見つかってしまいます。銃撃戦となってフアンが銃殺されますが、4人とチューイはなんとか生き延びて砂漠に放置されます。

アリーは逃亡の前に、パソコンから「カラカ」なる謎の人物にメッセージを残しています。

エピソード3「名もなき場所」

起こった事態に激怒するチューイを言い含め、5人は追っ手を逃れながら、またミイラ化した密入国者たちの遺体や別のコヨーテたちに遭遇しながら、炎天下の砂漠を歩き続けます。

そんな中、チャーリーを助けようとしてチューイが蛇に噛まれてしまうことに……。なんとか国境警備隊の電気設備にたどり着き、アリーはそこから電源をとって携帯電話をつなげることに成功するのでした。

そこからチューイが電話をかけ、コヨーテの知り合いに助けを乞います。意識を失ったチューイを担架で運ぶようにして指定された場所に向かうと、そこには車が待っていました。

エピソード4「バス停」

5人は、カーサ・ロハと呼ばれる豪華な屋敷に案内され、謎めいた男エンリケにもてなされます。不信感を抱くマーゴは、早く屋敷を出るべきだと主張し、アリーはエンリケに交渉。エンリケは、表向き、快く協力する態度をみせるのですが……。

アリーは、チューイに好かれているディナに、ひそかに逃走の協力を仰ぐ手紙を書くよう指示するのでした。

チャーリーがエンリケの息子ヒューゴにとともに出かけて戻らない中、晩餐の席に、エンリケの叔母ルクレシアが現れますルクレシアは、コロラドの刑務所にいる仲間釈放の交換条件として、アリーを警察に差し出すと言い出し……。しかしそのとき、ディナの依頼を信じたチューイがヒューゴを人質にとったことが判明し、ルクレシアは身動きがとれなくなってしまいます。

マーゴは、ヒューゴの解放を条件に、自分たちを逃すよう指示。用意させた車を走らせ、途中、チューイとチャーリーを乗せ、5人で逃走します。しかし、アリーがバス停でチューイだけを降ろそうとしたところ、逆に4人がそこに取り残されることになるのでした。

アリーは、自分がかつて、国家安全保安局(NSA)で働いていたという事実をルクレシアに白状します。

エピソード5「エルヴィス、イエス、コカ・コーラ」

4人はバスでメキシコシティに到着し、安宿に入ります。一方、ルクレシアが依頼した殺し屋のリーが人海戦術で一家を探していました。

翌日、外出したアリーとマーゴの言いつけを破り、ディナとチャーリーはホテルの部屋を出てしまいます。ディナがインターネット・カフェで両親の過去を調べると、幼児誘拐事件の新聞記事を発見、一方のチャーリーは、ホテルでバックパッカーの若者たちとマリファナでハイに……。

しかし、インターネットにアクセスしたことでジョーンズ捜査官に居場所を知られてしまうのでした。

アリーとマーゴは、カラカと連絡をとりますが、待ち合わせを何度も変更され、翻弄されます。リーに尾行されながらも、ようやく待ち合わせ場所にたどり着いた2人は、オレンジの帽子を被った謎の男たちに乱暴に車に乗せられ、連れ去られてしまうことに……。

ディナが新聞記事の中で見つけた母の名前はクララ・ハワード。これがマーゴの本名なのでしょうか?

アリーは、カラカに会ってイゼラなる人物の居場所を教えてもらうと言います。カラカは、突然連絡を寄こしたアリーに、「10年前に行方をくらました男か」と返してきます。まだ名前だけのこれら人物の正体はまったくわかりません。

エピソード6「カラカ」

両親のことも、リーに尾行されていることも知らず、ディナとチャーリーは市内を散策。が、一方でディナは、チャーリーが両親によって誘拐された子どもではないかと疑っていました

カラカは、アリーをマーゴと引き離して拘束し、さまざまな嘘を並べ立てて脅迫することで、信用できる人物なのかを確かめようとします。マーゴを殺すと脅かされながらも、口を閉ざし続けたアリーはようやく信用されるに至るのでした。

解放され、マーゴを探し出してこれでグアテマラに行けると安堵するアリー。ところが、一時は死を覚悟したマーゴはアリーに対する信用を完全に失い、冷たく拒絶するのでした。

2人がホテルに戻ると、ディナが招き入れたジョーンズ捜査官が待ち構えていました。しかし、ルクレシアにアリー以外全員を殺すよう指示されたリーがホテルに現れます。ジョーンズとその相棒が殺されますが、4人はなんとかホテルを逃げ出すことに成功します。

カラカは、アリーの正体を、環境活動家のアレック・フィンで、その後なぜか国家安全保安局と組むようになった裏切者の男だと表現します。

エピソード7「グラス・サンドイッチ」

一家はバンを手に入れて逃走しますが、マーゴばかりか、ディナも父親の強引なやり方に激しく反発。アリーが、川をのぼるための船を買っている間に、マーゴとディナはバンに乗って逃げようと企てますが、チャーリーが見つからず……。

その頃、チャーリーは、リー一味の一人を発見して、思わず持っていた銃で撃ってしまい、警察に逮捕されてしまうのでした。

マーゴは、アメリカ政府と取引し、ルクレシアの手が回る前にチャーリーを釈放してもらおうと提案しますが、アリーは拒否。アリーは留置場に忍び込み、さらにリーの追跡も寸前で逃れて、チャーリーを救い出すことに成功します。

4人はそれぞれ複雑な表情を浮かべながら船に乗り、海を進むのでした。

マーゴは、アリーに「すべては自分のせいだ」と言います。どうやら10年前の出来事に直接関わっているのはマーゴである可能性があります。

ドラマ『モスキート・コースト』の見どころ

1.原作とポール・セローについて

原作は、アメリカ人小説家兼紀行作家として知られるポール・セローが1982年に発表し、イギリスのジェイムズ・テイト・ブラック記念賞にも輝いた同名小説です。

ポール・セローは、1941年4月10日生まれ、マサチューセッツ州出身。教師としてアフリカのウガンダ、シンガポール、ロンドンと世界各地を転々としながら著作を発表。現在はアメリカで暮らしています。

1986年の映画『ハーフムーン・ストリート』も彼の原作です。

2.映画『モスキート・コースト』との違い

ポール・セローの原作は、1986年に一度ハリソン・フォード主演で映画化されていますが、AppleTV+の本ドラマとは大きく内容が異なっています。

映画版は原作により忠実であり、主な舞台はホンジュラスのジャングル。アメリカから逃れてきたフォックス一家のジャングルでの生活が柱になっています。また家族構成も異なり、映画版のキャストは以下の通りです。

アリー/ハリソン・フォード
アリーの妻/ヘレン・ミレン
長男チャーリー/リバー・フェニックス
次男ジェリー/ジャドレーン・スティール
双子の娘エイプリル&クローバー/ヒラリー&レベッカ・ゴードン

3.そもそも「モスキート・コースト」とは?

タイトルの「モスキート・コースト」とは、ホンジュラスとニカラグアのカリブ海に面した東海岸地帯の名称です。

かつてイギリスの植民地でした。

4.アリー・フォックスのモデルは?

アリー・フォックスのモデルは、原作者のポール・セロー自身ではないかと言われていましたが、彼はそれを否定し、マーク・トウェインの「ハックルベリー・フィンの冒険」に出てくる父親などさまざまな人物を合成したものだと発言しました。

一方、ポールの甥でもある主演のジャスティン・セローは、2021年4月のインタビューの中で、モデルは彼の祖父、つまりポール・セローの父親であると述べています。

AppleTV+『モスキート・コースト』シーズン2は?

シーズン1の最終話を観終わっても、過去はまったく解明されておらず、シーズン2の更新は間違いありません。

まだ公式の発表はありませんが、情報が入りましたら、こちらでお知らせしたいと思います。

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