『カムカムエヴリバディ』撮影ロケ地22ヶ所【岡山/大阪/京都】

カムカムエヴリバディ・ロケ地ドラマ

2021年11月1日にスタートしたNHK連続テレビ小説の第105作目が『カムカムエヴリバディ』です。

ヒロインは朝ドラ史上初となる、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の3人。

昭和から平成、令和へと移り変わる100年を、自分らしく生きる祖母・母・娘、三世代の物語であり、同時に主な舞台も、岡山・大阪・京都という3か所が設定されています。

そこで本記事では、そんなドラマの舞台と撮影に使用されたロケ地について、放送と同時進行でご紹介していきたいと思います。

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朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のあらすじ

上白石萌音(祖母)、深津絵里(母)、川栄李奈(娘)が演じる、祖母・母・娘、三世代の女たち……。

最初のヒロインは、日本で初めてラジオ放送が始まった年、岡山にある和菓子の店「たちばな」に生まれた橘安子(たちばなやすこ)です。ラジオ英語講座との出会いが人生を変え、戦争未亡人になるものの、娘を残して渡米することになります。

2人目のヒロインは、そんな安子の娘、雉真るい(きじまるい)です。昭和30年代の大阪を主な舞台に、母親と英語に反発しつつも、ジャズと出会います。

3人目のヒロインが、時代劇に憧れる、るいの娘の大月ひなた。物語は昭和40年代の京都に始まります。

のべ100年にわたる物語の一つの重要な柱になっているのが、実在した平川唯一と彼のラジオ英語講座、通称「カムカム英語」であり、タイトルの由来にもなっています。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

また、英語と同レベルで重要な柱の一つとなっているのが時代劇。尾上菊之助扮する桃山剣之介が登場しますが、その件については、下記の記事をご覧ください。

3つの舞台と撮影ロケ地を紹介!

物語の舞台となっているのは、岡山・大阪・京都、3か所の設定ですが、撮影はその3地域に限らず、さまざまな場所で行われています。

以下、物語の展開に従い、1.安子編、2.るい編、3.ひなた編とわけ、撮影ロケ地をご紹介します。

【1.安子編】ヒロイン:上白石萌音

①京都「東映太秦映画村」→和菓子屋「たちばな」及び商店街

安子が生まれる岡山の和菓子屋「たちばな」と店のある商店街の街並みは、「東映太秦映画村」内に、撮影のため製作されたセットです。人情味あふれる昭和の雰囲気が実によく再現されています。

5万平方メートルを超える広大なオープンセットであり、運が良ければ、実際の撮影現場を見学することも可能です。

■東映太秦映画村
住所:京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10
公式HP:https://www.toei-eigamura.com/

②富田林市寺内町「旧杉山家住宅」→雉真家外観

繊維会社を営む雉真家の外観のロケ地に使用されたのは、大阪府南部の富田林市寺内町にある「旧杉山家住宅」です。

寺内町(じないまち)は、江戸時代の町並みがそのまま残った地区であり、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。中でも、17世紀後期に建てられた「旧杉山家住宅」は、歌人・石上露子の生家として知られ、寺内町の象徴的家屋として重要文化財に指定されています。

家の内部の見学も可能です。

■旧杉山家住宅
住所:大阪府富田林市富田林町14-31
公式HP:https://www.city.tondabayashi.lg.jp/site/bunkazai/2482.html

③岡山後楽園の水辺の回廊・旭川沿い→安子がよく訪れる河原

安子が散歩したり、雉真稔と自転車を乗る練習をしたりする河原は、「岡山後楽園」がある中州の旭川沿いにあります。後楽園を囲むように散策路が整備されており、「水辺の回廊」として散歩やジョギングをする人たちの姿が多くみられます。

「岡山後楽園」は、岡山藩藩主・池田綱政が築庭した大名庭園であり、日本三名園の一つとして特別名勝に指定されています。

奥手には岡山城の姿が見え、またすぐ近くには子ども銅像「水辺のももくん」もあります。

■岡山後楽園
住所:岡山県岡山市北区後楽園1
公式HP:https://okayama-korakuen.jp/

④岡山城・烏城公園→安子がよく訪れる城壁のある公園

安子がよく訪れたり、野球部でランニング中の雉真勇に出会ったりした城壁がある公園は、岡山城のある烏城公園です。

岡山城は、戦国時代の1597年、大名の宇喜多秀家によって完成。天守閣の外観が黒いことから別名「烏城(うじょう)」とも呼ばれました。戦争で一度消失しましたが再建され、天守閣内部が展示室として、城跡全体が烏城公園として整備されています。

■岡山城・烏城公園
住所:岡山県岡山市北区丸の内2-3
公式HP:http://www.okayama-kanko.net/ujo/sp/

⑤洲本市市民交流センター野球場→雉真勇が野球をする球場

高校生の雉真勇が野球の試合をする球場のロケ地として使用されたのは、兵庫県洲本市宇原にある「洲本市市民交流センター野球場」です。

1200名収容する観客席のほか、照明設備もあってナイター利用も可能な球場として、市民などに親しまれています。

■洲本市市民交流センター野球場
住所:兵庫県洲本市宇原1809
公式HP:http://www.sumoto-ccc.info/construction/baseball-ground/

⑥滋賀県東近江市「大城神社」→安子がお参りする神社

自由にパーマネントができる平和な日が来るように安子がお参りした神社は、滋賀県にある「大城神社(おおぎじんじゃ)」がロケ地です。稔と二人で浴衣を着て、祭りの縁日を楽しんだのもこの境内、雉真勇たち野球部員がランニングしたりするのもここであり、みなにとってかなり身近な神社という設定のようです。

大城神社は、推古天皇の時代、聖徳太子がこの地に金堂寺を建立したのが起源であり、1170年(嘉応2年)に五個荘の総鎮守として現在の社殿が建造されました。静かで厳かなたたずまいが特徴の由緒ある神社です。

■大城神社
住所:滋賀県東近江市五個荘金堂町66

⑦滋賀県「豊郷小学校旧校舎群」→岡山駅の駅舎

大阪に帰ってしまうという稔を見送るため、安子がかけつけてくる岡山駅の駅舎と駅前の広場は滋賀県の「豊郷小学校旧校舎群」で撮影されました。

「豊郷小学校旧校舎群」は、同校卒業生だった丸紅の専務・古川鉄治郎が私財を投じ、建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で1937年(昭和12年)に建てられました。かつては「東洋一の小学校」として愛され、国の登録有形文化財に登録されて、現在は、図書館など町の複合施設として利用されています。

人気アニメ『けいおん!』のモデルとなった校舎として、多くのファンが見学に訪れる場所としても有名です。

■豊郷小学校旧校舎群
住所:滋賀県犬上郡豊郷町石畑518
公式HP:https://toyosato-kanko.jp/

⑧滋賀県野洲市家棟川→稔が通う大学近くの大和川

稔が通う大阪商科大学の近くにある大和川は、大阪南部に実在しますが、撮影は大和川ではなく、滋賀県野洲市にある家棟川の河川敷で行われました。

稔と安子が美しい夕日を見つめた河川敷など、非常に印象的なシーンが撮影されました。

⑨岡山県総合グラウンドクラブ→アメリカ軍の将校施設

安子が偶然出会ったアメリカ人将校に連れられて行く軍施設の建物は「総合グラウンドクラブ」です。

「総合グラウンド」は、岡山市中心にある広大な公園であり、スタジアム、野球場、テニスコートなどスポーツやレクリエーションの施設が充実しています。園内にある「総合グラウンドクラブ」は、明治後期の近代洋風建築(旧陸軍第十七師団偕行社)で、登録有形文化財。1階には喫茶もあります。

■ 総合グラウンド
住所:岡山県岡山市北区いずみ町2-1
公式HP:https://www.okayama-momo.jp/

⑩滋賀県日野市天理グラウンド→雉真繊維野球部が試合する球場

雉島勇が率先し、雉真繊維野球部が試合を行う場所は、滋賀県日野町にある天理教日野大教会のグラウンドです。

■ 天理教日野大教会
住所:滋賀県蒲生郡日野町別所1093-1



【2.るい編】ヒロイン:深津絵里

①和歌山マリーナシティ「ポルトヨーロッパ」→大阪の街並み

岡山の雉真家を出て大阪にやってきたるいが、ミュージカル仕立てでショッピングを楽しむ大阪の街は、和歌山マリーナシティにある「ポルトヨーロッパ」で撮影されました。

中世ヨーロッパの街並みを再現したテーマパークです。

■ ポルトヨーロッパ
住所: 和歌山県和歌山市毛見1527
公式HP:https://www.marinacity.com/porto/

②尼崎市田能西公園→るいが少年野球のボールを投げる場所

河の土手を歩いていたるいが、野球をする子どもたちにボールを投げてあげるシーンが撮影されたのは、尼崎にある藻川に隣接する田能西公園です。

藻川の土手は、るいがよく歩く場所であり、公園で子どもたちと一緒に野球をするるいを、錠一郎が眺めるシーンもありました。

■ 田能西公園
住所:兵庫県尼崎市田能4丁目18-9

③南淡路水仙ライン→るいら4人がドライブする場所

るいや錠一郎ら4人がオープンカーでドライブする海岸は、兵庫県の淡路島南端に位置する南あわじ市にある「南淡路水仙ライン」です。

南あわじ市と洲本市を結んでいる県道76号線の別称であり、風光明媚なドライブコースとして知られています。

④南あわじ市吹上浜→ドライブのあと車をとめて散策する砂浜

4人でドライブした後、車をとめて会話したり、散策したりする砂浜は、やはり南あわじ市にある「吹上浜」です。白浜青松の名勝地として知られ、瀬戸内海国立公園の一部です。

後に、行方不明になった錠一郎をるいが探し当てたのもこの場所です。

■ 吹上浜
住所:兵庫県南あわじ市阿万吹上113-1

⑤京都「上七軒」→京都にやってきた錠一郎とるいが最初に散策

京都にやってきた錠一郎とるいが、最初に歩く場所は「上七軒」です。求人広告を見たり、ぶらぶらした後、「天神さん」に向かいます。後に、錠一郎が自転車に乗って走る通りなどとしても登場しました。

室町時代に建てられた7軒の茶店が名前の由来であり、その後、江戸時代に花街として発展した場所です。現在も、昔ながらのお茶屋が残り、独特の佇まいがあります。

■ 上七軒
住所:京都府京都市京上京区真盛町・社家長屋町

⑥北野天満宮→錠一郎とるいが露店を見て歩く参道

結婚し、京都にやってきた錠一郎とるいが、「天神さん」に行こうとやってきたのは「北野天満宮」です。参道に並ぶ露店を見て歩きます。

ここで回転焼の店を開くアイデアを思いつきます。

■ 北野天満宮
住所:京都府京都市上京区馬喰町
公式HP:https://kitanotenmangu.or.jp

⑦賀茂川の河原→錠一郎とるいがベンチに座って話すシーン

天神さんを散策したあと、二人がベンチに座って、これからのことを話すシーンが撮影されたのは賀茂川の河原です。

京都府立植物園近くであり、桜で有名な「なからぎの道」が頻繁に映り込むため、同園も撮影協力地としてクレジットされています。

安子が好きだった岡山後楽園沿い、旭川の河原を彷彿させますが、実際、安子と同じように錠一郎もここで自転車を乗る練習をします。また、ひなたがラジオ体操したりするのもこの河原です。

⑧東映太秦映画村→条映太秦映画村

安子編では岡山の商店街と「たちばな」が再現されて撮影に使用された東映太秦映画村ですが、るい編では、そのままズバリ「条映太秦映画村」として登場しました。

ドラマで描かれた通り、1975年にオープンしています。時代劇に憧れるひなた編でも頻繁に登場しそうです。

■東映太秦映画村
住所:京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10
公式HP:https://www.toei-eigamura.com/

⑨賀茂川の中洲→ひなたが一人佇む河原

錠一郎に叱られたひなたが、一人佇む河原は、⑦と同じ場所の賀茂川の河原にある小さな中洲です。この後、探してやってきたるいに励まされます。



【3.ひなた編】ヒロイン:川栄李奈

①嵐電→ひなたが太秦に行くため乗る路面電車

ひなたが、映画村に向かうために一人乗車している路面電車は「嵐電(らんでん)」です。

「次は帷子ノ辻駅(かたびらのつじえき)」という車内アナウンスが聞こえることと、右手に三条通り沿いの右京警察署の看板が見えることから、嵐山本線の太秦広隆寺駅を過ぎたあたりだとわかります。

■嵐電
公式HP:https://randen.keifuku.co.jp/

②NHK大阪→ひなたが到着した関西国際空港の中

ドラマの最終週の冒頭で、いきなり2022年に時が飛び、関空に到着したひなたが、老いたるいに電話するシーンがありますが、関空の中の設定で撮影に使用されたのはNHK大阪局の建物内です。

ドラマそのものがスタジオで撮影されていますから、同じ建物内が関空ということになります。

■NHK大阪局
住所:大阪市中央区大手前4-1-20

③岡山市表町商店街→アニーが逃げて走るアーケード

るいに会いにきたアニーが、ひなたに見つかり、逃げて走る場面に登場したのは、岡山市の表町商店街です。

岡山市に3つある商店街の中で最も古く、現在は、東西南北約2㎞に及ぶアーケードが連なっています。

その後、アニーは、烏城公園や大城神社(滋賀県)など安子編で主要ロケ地となった場所まで走り抜けることになります。

■表町商店街
公式HP:http://omotecho.or.jp/

『カムカムエヴリバディ』のロケ地めぐり

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』は、岡山・大阪・京都と舞台が3つあるばかりか、撮影で使用されるロケ地も広範囲の場所に及んでいるのが特徴です。

さまざまな背景や歴史のある場所が選ばれていますから、ドラマの視聴にあわせ、一度ロケ地めぐりをしてみてはいかがでしょうか?

本作に続く2022年前期の朝ドラ『ちむどんどん』に関しても、同様のロケ地紹介記事を書いていますので、合わせてチェックしてみてください。

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