『ちむどんどん』撮影ロケ地21カ所を特定【沖縄/横浜鶴見/東京】

ちむどんどん 撮影ロケ地ドラマ

2022年4月11日にスタートしたNHK連続テレビ小説第106作目が『ちむどんどん』です。

ヒロインは、沖縄県北部にある架空の「山原村(やんばるそん)」で、のびのびと生まれ育った比嘉暢子。黒島結菜が演じ、主な舞台は、沖縄本島のやんばる地区、横浜市鶴見区、東京であることが発表されています。

本記事では、物語の簡単な概要にくわえ、舞台とロケ地について、放送と同時進行で撮影場所が特定できたもののみ紹介していきたいと思います。

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朝ドラ『ちむどんどん』のあらすじとキャスト

沖縄の本土復帰50年を記念し、本島北部のやんばる地区を舞台とする本作は、小浜島を舞台にした2001年前期の『ちゅらさん』、宮古島を舞台にした2012年後期の『純と愛』に続き、朝ドラ3度目の沖縄ものです。

脚本を手掛けるのは、2014年後期の『マッサン』に続く朝ドラ2度目となる羽原大介。

ヒロインの比嘉暢子(ひがのぶこ)を、沖縄県糸満市出身の黒島結菜が演じます。

■「ちむどんどん」の意味は?

「ちむどんどん」とは、沖縄の方言で「胸が高鳴る」とか「わくわくする」という意味です。ヒロインの明るく前向きな生き方や、物語のテーマをそのまま表す言葉になるはずです。

沖縄では年配の人から若い人まで普通に使う、なじみのある言葉のようです。

■あらすじ

物語は1964年からスタートします。

沖縄本島北部、やんばる地域の小さな村「山原村」でサトウキビ畑を営む比嘉家。優しい両親、あたたかな周囲の人々に囲まれてすくすく育った4兄弟の中、食いしん坊の次女が暢子です。

東京からやってきた転校生・和彦との出会いや、家族の不幸など、さまざまな出来事が暢子に訪れ……。

暢子は、沖縄が本土復帰を果たす1972年に地元の高校を卒業すると、ついに上京を決意します。東京のイタリアンレストランで働きながら、やがて沖縄料理に生きる道を選ぶ姿を描きます。

■主要登場人物とキャスト

【比嘉家】
主人公:比嘉暢子(ひがのぶこ)/黒島結菜
母:優子/仲間由紀恵
父:賢三/大森南朋
兄:賢秀/竜星涼
姉:良子/川口春奈
妹:歌子/上白石萌歌
叔父:賢吉/石丸謙二郎

【主人公を取り巻く周囲の人々】
青柳和彦/宮沢氷魚:暢子の幼馴染
青柳史彦/戸次重幸:和彦の父
石川博夫/山田裕貴:良子の友人



特定できたロケ地を紹介!

以下、1.沖縄、2.東京/横浜と舞台を大きく2つに分けて紹介していきますが、必ずしもその地で撮影されたとは限りません。例えば、4兄弟が通う地元の小中学校は、栃木県大田原市で撮影されました。

【1.舞台:沖縄やんばる】

①うるま市「アクナ浜」とその周辺→暢子がシークワーサーを取って食べたりする高台

第一話の冒頭で、暢子がシークワーサーをもぎ取って食べたり、また番組の宣伝などに頻繁に登場する4兄弟が並ぶ、美しい砂浜と海を背後に望む場所は、沖縄県うるま市の宮城島にあるビーチ「アクナ浜」を見下ろす高台です。

その後、まだ幼い兄弟たちが走るのも、同じ場所につながる道です。

「アクナ浜」は、車一台がやっと通れるような舗装されていない道が唯一のアクセス方法であり、知る人ぞ知る穴場的ビーチです。

■アクナ浜
住所:沖縄県うるま市与那城宮城

②大宜味村喜如嘉集落→山原村の全景

架空の「山原村(やんばるそん)」の全景をとらえた映像は、大宜味村喜如嘉(きじょか)集落です。山と海に面した自然豊かな集落ですが、ただし、映像はかなりの部分がCGによって修正されています。

オクラレルカ(アヤメ科)の群生地、糸芭蕉の畑などが広がっており、また昔ながらの民家が現存する集落です。「芭蕉布の里」としても有名です。

■喜如嘉集落
住所:沖縄県大宜味村喜如嘉

③国頭郡東村「むいの宿」→比嘉家の自宅外観

比嘉家の自宅そのものは、渋谷にあるNHK放送センター内のスタジオに作られたセットです。庭に茂る美しい緑などもセットとは思えない仕上がりです。

ただし、外観とそこに至る鬱蒼とした階段など周辺については、国頭郡東村にある「むいの宿」が撮影場所として使用されました。

「むい」とは沖縄の方言で「森」のこと。「むいの宿」は2019年7月にオープンしたばかりの一軒貸し切り宿であり、大自然をそのままの形で体感できます。

■むいの宿
住所:沖縄県国頭郡東村高江92
公式HP:https://muinoyado.com/

④名護市有津川の橋→通学途中に渡る橋

暢子らが通学途中に渡る林の中の素朴な橋は、名護市を流れる有津川の沈下橋です。

鬱蒼と茂る樹木と、コンクリートだけの橋がとても印象的です。

⑤名護市天仁屋→バス停がある四差路

「西山原」と書かれたバス停があり、バスが通る四差路の場所として選ばれたのは、名護市天仁屋にある畑地帯です。暢子らが通学の途中に通る場所という設定であり、ここで初めて和彦に会いました。

1964年当時の右ハンドルのバスを再現するため、改造が行われたようです。

⑥栃木県大田原市「旧須賀川小学校」→暢子らが通う山原小・中学校

暢子らが通う小中学校のロケ地と使用されたのは、栃木県大田原市にある「旧須賀川小学校」です。

2006年に廃校となりましたが、昭和の木造校舎が今もそのまま残っており、映画やドラマのロケ地としてよく使用される場所です。

■旧須賀川小学校
住所:栃木県大田原市須賀川1740-1

⑦今帰仁村「赤墓ビーチ」→4兄弟が和彦に「ちむどんどん」の意味を教える砂浜

第一話の終わりで、4兄弟が和彦とやりとりする砂浜は、今帰仁村にある「赤墓ビーチ」です。「ちむどんどん」とはどんな意味なのかを、和彦に教えてやります。

「赤墓ビーチ」は、美しい海と砂浜が拡がる隠れ家ビーチであり、人が少ないことからたびたび撮影に使用されるようです。

■赤墓ビーチ
住所:沖縄県今帰仁村諸志583

⑧埼玉県さいたま市「ジャルダン ド ヨノ」→那覇のレストラン

和彦の父に案内されて一家で訪れるという設定の那覇のレストランは、さいたま市の「ジャルダン ド ヨノ」で撮影されました。

与野公園のすぐ近くにある、フレンチとイタリアンの一軒家レストランです。

■ジャルダン ド ヨノ
住所:埼玉県さいたま市中央区本町西2-6-6
公式HP:http://www.baker-house.info/index.html

⑨ 古宇利島のさとうきび畑→比嘉家の畑

正確な位置までは特定できませんが、比嘉家のさとうきび畑は、古宇利島に拡がるさとうきび畑で撮影されたようです。

古宇利島はさとうきびと紅芋の産地としてよく知られており、特に北部はほとんどがさとうきび畑になっています。

■さとうきび畑
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利



⑩国頭郡本部町「瀬底ビーチ」→父の葬儀のあと4兄弟が海に向かって叫ぶ砂浜

父の葬儀のあと、4兄弟がそれぞれ海に向かって自分の思いを叫ぶ美しいビーチは、本部町にある「瀬底ビーチ」です。

「瀬底ビーチ」は、沖縄本島でも屈指の透明度と美しさを誇るビーチとして有名です。2021年には例の軽石上陸問題が持ち上がり、撮影のためもあって慌てて除去したようです。

■瀬底ビーチ
住所: 沖縄県国頭郡本部町瀬底

⑪うるま市「ジャネー洞」→母のことを馬鹿にされた暢子らが悪ガキたちと喧嘩する場所

工事現場で働いている母のことを馬鹿にされた暢子ら兄弟が、悪ガキたちと喧嘩する場所は、「ジャネー洞」の前の広場です。

「ジャネー洞」は、沖縄本島から藪地大橋を渡った小さな無人島「藪地島」にあります。石灰岩の鍾乳洞であり、縄文時代の土器の一部が出土したこともあるほか、信仰の聖地としても知られています。

■ジャネー洞
住所: 沖縄県うるま市与那城屋慶名東藪地

⑫喜如嘉ヒンバ森→幼い暢子が、和彦への手紙を手に東京行きを決心する高台

東京の叔母が子どもの一人を引き取ってくれるということになり、ベンチらしき場所に座った暢子が和彦への手紙を手に、上京を決意する場所は、喜如嘉にある「ヒンバ森」です。

暢子の後ろに石でできた拝所が見え、また高台なので喜如嘉の集落が一望できます。鳥居をくぐってから、長い階段を登らねばなりません。

■ヒンバ森
住所:  沖縄県国頭郡大宜味村喜如嘉

⑬名護市「美ら島自然学校」→暢子らが通う山原高等学校

暢子らが通う山原高等学校のロケ地として使用されたのは、名護市にある一般財団法人「美ら島自然学校」です。

2009年に閉校した「旧名護市立嘉陽小学校」の校舎をそのまま利用した学習施設であり、学校の野外活動、研究者や大学生の屋外研究・実験拠点、また一般の人々もさまざまなイベント・学習会などに無料で参加できる施設として開校しました。

■美ら島自然学校
住所:沖縄県名護市嘉陽41
公式HP:http://churashima.okinawa/churashizen/

⑭今帰仁村今泊集落→高校生の暢子らの通学路

高校生となった暢子らが、セーラー服姿で歩く住宅街の道は、今帰仁村の今泊(いまどまり)集落にあります。兄の賢秀が暢子の就職先の息子を殴る堤防も、この集落にあります。

多くの人が押し寄せる観光地というわけではなく、のんびりとしたローカルな雰囲気を味わうことができます。

■今泊集落
住所:沖縄県沖縄県国頭郡今帰仁村今泊
公式HP:https://www.nakijin.jp/

⑮国頭村安波の道路→暢子と智が乗ったバスが走る道(高台)

ハンバーガー屋から帰る途中、暢子と智が乗ったバスが走るシーンは何か所かに分けて撮影されており、冒頭に登場する海を見下ろす高台の一本道は、国頭村安波にあります。

⑯国頭村宇嘉の国道58号線→暢子と智が乗ったバスが走る道(海沿い)

同じく、暢子と智が乗ったバスが走る海沿いの道は、国頭村宇嘉の国道58号線上です。

高台のシーンと同じ国頭村ではありますが、やんばるエリアの真逆側になります。

⑰本部町備瀬のフクギ並木→ドラマのメインビジュアルやオープニングアニメ

備瀬にあるフクギ並木は、樹齢数百年のフクギの木が並ぶ細い道で、サイクリングのルートとしても人気です。

もともと防風林として家屋を守るために植えられたものであり、およそ1キロに渡って続いています。

■フクギ並木
住所:沖縄県国頭郡本部町備瀬
公式HP:https://www.motobu-ka.com/tourist_info/tourist_info-post-687/

⑱千葉県市原市「旧白鳥小学校」→石川博夫が働く名護東小学校

石川博夫が教師として働いている「名護東小学校」のロケ地として使用されたのは千葉市市原市にある廃校の「旧白鳥小学校」です。良子がわざわざ石川を訪ねたところ、そこに東江里美も現れるという展開でした。

「白鳥小学校」は、2013年、市原市の南総地区統合により廃校となった4つの小学校のうちの一校です。

■旧白鳥小学校
住所:千葉県市原市大久保548



【2.舞台:東京/横浜市鶴見区】

①横浜さくらボクシングジム→賢秀が所属する「安里ボクシングジム」

家を飛び出して、一人上京し、いつの間にかボクシングのプロになって借金を返済する賢秀が所属するボクシングジムは、鶴見区にある「横浜さくらボクシングジム」がロケ地になっています。

■横浜さくらボクシングジム
住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-6-7
公式HP:http://yokohama-sakuragym.com/

②茨城県つくばみらい市「ワープステーション江戸」→70年代の銀座の街並み

暢子が上京し、最初に散策する70年代の銀座の街並みは、つくばみらい市にある撮影用の野外常設オープンセット施設「ワープステーション江戸」で撮影されました。

江戸時代から昭和まで、当時を再現した建物が並んでおり、たくさんの映画・ドラマの撮影に使用されています。大河ドラマ『真田丸』や『軍師官兵衛』、朝ドラ『とと姉ちゃん』、ドラマ『仁』、映画『銀魂』などがあります。

■ワープステーション江戸
住所:茨城県つくばみらい市南太田1176
公式HP:https://www.warpstationedo.com/

③千葉県富里市「堀江ファーム」→賢秀が働く養豚場

賢秀が働く養豚場は、千葉県富里市にある「堀江ファーム」で撮影されました。この場所は、比嘉家が自宅の裏庭で飼育していた2匹の豚のシーンでも使用されています。

■堀江ファーム
住所:千葉県富里市七栄650
公式HP:http://chiba.lin.gr.jp/03_event/horie%20farm.html

『ちむどんどん』のロケ地を巡ろう!

主な舞台が沖縄の美しい自然とあって、ロケ地めぐりの意欲をかきたてられるドラマになりそうです。

関東圏の人にとっては、もう一つの舞台となる横浜市鶴見区の沖縄タウンなら気軽に行けそうですね。

前作『カムカムエヴリバディ』のロケ地については、下記の記事をご覧ください。

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