映画『特捜部Q』全5シリーズのキャスト14人の素顔と現在

特捜部Qキャスト映画

ユッシ・エーズラ・オールスンの原作を映画化した、デンマークの『特捜部Q』シリーズ。

スウェーデンのスティーグ・ラーソンによる『ミレニアム』シリーズと並ぶ、北欧ミステリーを代表する作品です。

本記事では、『特捜部Q』シリーズ全5作に出演する主要キャストを14人選び、そのプロフィールや素顔などをご紹介します。

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『特捜部Q』シリーズについて

ユッシ・エーズラ・オールスンの原作は、2007年刊行の1作目から、2022年現在、全9作が発表されており、その刊行順にこれまで以下の通り5作品が映画化されています。

1作目:『特捜部Q 檻の中の女』【2015】
2作目:『特捜部Q キジ殺し』【2016】
3作目:『特捜部Q Pからのメッセージ』【2017】
4作目:『特捜部Q カルテ番号64』【2019】
5作目:『特捜部Q 知りすぎたマルコ』【2022】

全5作品のネタバレあらすじや原作については、下記の記事をご覧ください。

『特捜部Q』シリーズに登場する主要キャスト14人を紹介!

第5作目から、キャスト・スタッフ陣が一新します。よって特捜部Qに所属するカール、アサド、ローセについては、それぞれ初代と二代目を別に紹介しています。

その他のゲスト陣については、各話から印象に残る俳優を1~3名ずつ選びました。

【特捜部Qのチーム】

①カール・マーク/ニコライ・リー・コス(1-4作目)

ニコライ・リー・カースは、1973年5月22日、デンマークのレズオウア生まれ。両親ともに俳優の芸能一家に生まれ、1991年に俳優デビュー、1998年にデンマーク国立演劇学校を卒業しました。

デンマークの映画祭で主演男優賞を二度受賞しているほか、近年は『天使と悪魔』『チャイルド44 森に消えた子供たち』などアメリカ映画にも出演しています。最も新しい作品は、2022年に日本でも公開されたデンマーク映画『ライダーズ・オブ・ジャスティス』です。

私生活では2003年に結婚し、娘が二人います。

②アサド/ファレス・ファレス(1-4作目)

ファレス・ファレスは、1973年4月29日、レバノンのベイルートに生まれたのち、14歳のときに内戦を逃れて一家でスウェーデンに移住しました。

まもなく地元の劇団で演技をはじめ、2000年に実弟が監督を務めたスウェーデン映画『Jalla! Jalla!』(日本未公開)でメジャーデビュー。2010年に出演した映画『イージーマネー』における演技がハリウッドの目に留まり、映画『デンジャラス・ラン』でデンゼル・ワシントンと共演しました。

現在も、ストックホルムとロサンゼルスを拠点に、スウェーデンなど北欧の作品はもちろん、アメリカ映画やドラマでの活躍も目立ちます。

プライベートでは、スウェーデン人アーティストの女性と結婚し、子どもが二人います。

③ローセ/ヨハンネ・ルイーズ・スミット(2-4作目)

ヨハンネ・ルイーズ・スミットは、1983年10月16日生まれ、デンマークのスカナボー出身。2009年にコペンハーゲンにある王立劇場の学校を卒業し、2011年により正式劇団員として活動しています。

最近の作品では、Netflixで配信されているデンマークの政治ドラマ『コペンハーゲン』シーズン4などがあります。

私生活では、中華系デンマーク人の俳優と結婚し、娘が一人います。



④カール・マーク/ウルリッヒ(ウルリク)・トムセン(5作目)

ウルリッヒ(ウルリクの表記もあり)・トムセンは、1963年12月6日、デンマークのフュン島オーデンセ生まれ。1993年に国立の演劇学校を卒業し、舞台を中心にキャリアを積みました。

1994年に映画デビュー後は、デンマーク作品のみならず、『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』、『キリング・ミー・ソフトリー』、『キングダム・オブ・ヘブン』『遊星からの物体X ファーストコンタクト』など、英米の話題作などにもたびたび出演。デンマーク語、英語、ドイツ語を駆使する国際派です。

4つのシーズンに渡って放送されたアメリカの大ヒットドラマ『バンシー』のメインキャスト、カイ・プロクター役も有名です。

私生活は、既婚で子どもが二人います。

⑤アサド/ザキ・ユーセフ(5作目)

ザキ・ユーセフは、1979年7月24日、デンマークのコペンハーゲン生まれです。

2018年のテレビドラマ『倒壊する巨塔』に出演しているほか、2019年には日本でも公開された話題の映画『デンマークの息子』で主演を務めています。

⑥ローセ/ソフィー・トルプ(5作目)

ソフィー・トルプは、1990年1月16日、デンマークのオーフス生まれ。母は歌手。デンマーク国立舞台芸術学校で学び、2015年に映画デビューしました。

出演2作目となった2019年のデンマーク・スウェーデン・ノルウェー合作映画『ある人質 生還までの398日』の演技が非常に高い評価を受け、2つの助演女優賞を受賞しました。

本シリーズ5作目の『知りすぎたマルコ』を手掛けたマーチン・サントフリート監督の新作にも出演が決まっています。私生活は公にはなっていませんが、インスタグラムには子どもとの写真が多く投稿されています。

【1作目『特捜部Q 檻の中の女』】

⑦ミレーデ/ソニア・リヒター

事件の被害者ミレーデを演じたソニア・リヒターは、1974年1月4日、デンマークのエスビャウ生まれ。1999年に演劇学校を卒業後、2002年公開のデンマーク映画『しあわせな孤独』で主人公に抜擢され、非常に高い評価を得ました。

以後もさまざまな賞にノミネート・受賞の実績を誇る演技派として知られ、『特捜部Q 檻の中の女』では、デンマークの権威ある映画賞の助演女優賞に輝きました。

現在も、デンマークを拠点に活動しています。

【2作目『特捜部Q キジ殺し』】

⑧キアステン(キミー)/サラ=ソフィー・ブースニーナ

寄宿学校時代の若きキアステンを演じていたサラ=ソフィー・ブースニーナは、1990年12月28日、デンマークのスヴェンボー生まれ。デンマークのほか、チュニジアとイタリアの血が流れているようです。

世界的に人気を博したテレビドラマ『THE BRIDGE/ブリッジ』や映画『マグダラのマリア』など、国際的な活躍も目立ちます。

2016年にはデンマークの人気POPグループ「Julias Moon」のボーカリストと結婚し、話題をよびました。

⑨ディトリウ/ピルウ・アスベック

大人になった富豪のディトリウを演じていたピルウ・アスベックは、1982年3月2日、コペンハーゲンの有名な画廊一家に生まれました。2008年に国立の演劇学校を卒業し、キャリアをスタートさせています。

出演作には、ドラマ『コペンハーゲン』や『ゲーム・オブ・スローンズ』、スカーレット・ヨハンソン主演の映画『LUCY/ルーシー』、2016年の『ベンハー』、『ゴースト・イン・ザ・シェル』など多くの話題作、大作が並んでおり、国際派俳優として目覚ましい活躍を見せています。2023年公開予定の『アクアマン』の続編にもクレジットされています。

私生活では劇作家の女性と結婚し、娘が一人います。



【3作目『特捜部Q Pからのメッセージ』】

⑩イリーアス/ヤコブ・ローマン

子どもたちを誘拐される父イリーアスを演じたヤコブ・ローマンは、1974年2月4日、デンマークのオーデンセ生まれ。父のラース・ローマンも有名な俳優です。

当初は舞台を中心にキャリアを重ね、『リア王』や『マクベス』などシェークスピアものやミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』など、数々の有名な作品に出演。同時に実力派として、多くの映画やテレビドラマで名バイプレーヤーぶりを発揮しています。

代表的な出演作には、映画『アンコントロール』や『ライダーズ・オブ・ジャスティス』、デンマークで大ヒットした刑事ドラマ『Norskov』などがあります。

⑪トマス/ポール・スヴェーレ・ハーゲン

犯人のトマスを演じたポール・スヴェーレ・ハーゲンは、1980年11月6日、ノルウェーのスタヴァンゲル生まれ。父はノルウェーでは有名なイラストレーターです。オスロで演技を学び、2003年に舞台で俳優デビューしました。

彼の名を世界に知らしめた代表作は、米アカデミー賞やゴールデングローブ賞の外国語映画賞にもノミネートされた2012年の映画『コン・ティキ』の主人公トール・ヘイエルダール役です。同年のノルウェー映画では最大のヒット作となりました。

現在もストックホルムとオスロを拠点に、さまざまなノルウェー映画・ドラマに出演しています。

【4作目『特捜部Q カルテ番号64』】

⑫ニーデ/ファニー・ボルネダル

女子収容所に送られる若きニーデを演じたファニー・リアンダー・ボルネダルは、2000年7月24日生まれ。父親は映画監督、母も女優という芸能一家の出身です。

2007年に子役デビューを果たし、父が手掛けた大ヒット歴史ドラマ『1864』などにも出演しました。

他の出演作には、Netflix配信の映画『はかなき世界』、やはり父が監督をつとめた映画『The Shadow in My Eye』などがあります。

⑬ニーデ/ビアテ・ノイマン

老いたニーデを演じたビアテ・ノイマンは、1947年4月30日、コペンハーゲン生まれです。1972年に国立の演劇学校を卒業し、すぐに王立劇場の正式劇団員になりました。

多くの有名舞台を踏みつつ、映画やテレビドラマにも出演。主な作品には、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した1998年の映画『セレブレーション』、ラース・フォン・トリアー監督のテレビドラマ『キングダム』などがあります。

夫も俳優で娘が一人います。

【5作目『特捜部Q 知りすぎたマルコ』】

⑭タイス・スナプ/アンドレス・マテセン

事件の鍵を握るタイス・スナプを演じたアンドレス・マテセンは、1975年7月6日、コペンハーゲン生まれ。俳優としてより、スタンドアップ・コメディアンとして広く知られています。

複数のコメディアルバムをリリースしているほか、監督・脚本・声優まで務めたアニメ映画『リトル・ニンジャ 市松模様の逆襲』など、その多才ぶりを多方面で発揮しています。



『特捜部Q』シリーズのキャストについて

紹介した14人のうち、12人がデンマーク人、1人がノルウェー人、1人がスウェーデン人です。中にはまだ国際的に活動していなかったりする俳優もおり、なかなか詳しい情報が少ないのが現実です。

さらに、5作目のカール、アサド、ローセの二代目キャストについては、どうやら賛否両論あるようです。

しかし、非常に実力のある俳優たちがキャスティングされているのは間違いありません。

まだ映画化されていない原作が2022年現在でもあと4作ありますから、しばらくは楽しみにして待ちたいと思います。

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