『虎に翼』のロケ地/撮影場所12か所を最速で特定!【名古屋/栃木/東京】

虎に翼・ロケ地 ドラマ

2024年4月1日にスタートした、NHK連続テレビ小説第110作目『虎に翼』。

伊藤沙莉演じるヒロインが、まだ閉鎖的だった法曹界における女性の先駆者として、さまざまな壁にぶつかりながらも力強く進んでいく姿を描きます。

本記事では、特定できたロケ地・撮影場所を、放送と同時進行でご紹介していきたいと思います

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実在した女性をモデルに描く、朝ドラ第110作目『虎に翼』

『虎に翼』のヒロイン・猪爪寅子(いのつめともこ)のモデルとされているのは、女性初の弁護士、裁判官、そして裁判所所長となった三淵嘉子(みぶちよしこ)。

大正3年(1914年)11月13日の生まれであり、昭和初期から戦前、戦時中、戦後から復興期、高度成長期と、激動の時代を生き抜き、昭和59年(1984年)5月29日に亡くなるまで、日本法曹界のために尽力しました。

ドラマがどの年代まで描くのかは不明ですが、当然、昭和初期の様式の残る場所が主要なロケ地となるものと推測されます。

三淵嘉子の詳しい生涯や家族関係については、下記の記事で詳しく紹介しています。

また、登場人物のモデルとなっている実在の人物一覧については、以下の記事をご覧ください。



特定できた『虎に翼』のロケ地・撮影場所はこちら↓

放送と同時進行で、判明したロケ地・撮影場所を更新していきます。また、放送開始前の予告番組の中ですでに特定できた場所も含みます。

猪爪家の自宅内部や裁判所の一部法廷などは、NHK内のスタジオに設けられたセットのようですが、家の表玄関や木造民家が並ぶ路地などは、つくばみらい市にあるオープンセット「ワープステーション江戸」に設営されました。

また、明律大学(明治大学がモデル)のある昭和初期の石造りビル街も、こちらのオープンセット内にあります。

「ワープステーション江戸」は、時代劇、明治から昭和が舞台の映画・ドラマで頻繁に使用される、国内有数のロケ施設です。現在、一般公開はされていません。

名称ワープステーション江戸
住所茨城県つくばみらい市南太田1176
公式HPhttps://www.warpstationedo.com/

第一話の冒頭で、昭和21年の寅子が新聞記事を読んで涙していた河原は、撮影協力クレジットから多摩川だと思われます。

さまざまな合成がなされていますが、背後に見えているのは「多摩水道橋」でしょう。

第1話の冒頭にある、寅子が一人歩いている戦争で荒廃した街のシーンの一部は、愛知県知多郡東浦町の「大生紡績廃工場跡」で撮影されました。上記Googleマップの奥に入っていった場所で、赤茶けたトタン屋根の工場とその後ろに煙突も見えています。

大生紡績は1919年創業。一時は600人を超える社員が働き、広大な敷地に複数の工場棟や社員寮などが並んでいました。工場は1992年に閉鎖されましたが、産業遺産として当時の趣を残しています。

名称大生紡績廃工場跡
住所愛知県知多郡東浦町生路池下
公式HP

昭和6年の東京の街並みとして登場するレトロな橋は、八王子市の「長池公園」にある「長池見附橋」です。女学校に通う寅子と花江が渡る橋としてたびたび登場します。

もとは「四谷見附橋」の名で新宿区四ツ谷にあり、完成は大正2年。昭和49年に新宿通りの整備が始まったことで、橋の架け替えが決定。一時は解体案も出ましたが、ネオ・バロック様式の優美な装飾を惜しむ声があがり、平成5年に八王子の「長池公園」に移設されました。

名称長池見附橋
住所東京都八王子市別所2-58
公式HPhttps://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisetsu/109/p023779.html

予告編の中で、寅子と岩田剛典演じる花岡悟が話をしていた公園は、名古屋市にある「鶴舞公園」です。寅子の背後に見えている印象的な円形の建物はこの公園のランドマークの一つ「噴水塔」です。第1話では、戦争によって破壊された公園として登場したほか、別のシーンでもたびたび使用されています。

明治42年(1909年)、名古屋市によって設置されたフランス式と日本式を折衷させた公園であり、市民の憩いの場であると同時に花の名所としても有名です。

名称鶴舞公園
住所愛知県名古屋市昭和区鶴舞1
公式HPhttps://tsurumapark.info/



寅子の通う女学校は、外観、教室、階段等の内部もすべて、犬山市の「明治村」にある「北里研究所本館・医学館」で撮影されました。

北里研究所は、細菌学の権威・北里柴三郎博士が伝染病を研究する場所として創設したものであり、北里自身が留学し学んだドイツの様式を取り入れ、1915年に東京都の港区白金に建築されたました。「明治村」に移築されたのは1980年です。

名称博物館 明治村
住所愛知県犬山市内山1番地
公式HPhttps://www.meijimura.com/

寅子の父・直言が勤める「帝都銀行」の外観として使用されたのも「明治村」にある「内閣文庫本庁舎」の建物です。書生である佐田優三が働く場所でもあります。

明治時代以降、1911年から1971年まで、内閣が所有していた古文書などのコレクションを保存していた建物であり、皇居大手門内にありました。国立公文書館に統合されることになり、建物は「明治村」に移築されました。

女子部の入学式が開かれた明律大学の講堂は、宇都宮大学農学部の「峰ヶ丘講堂」です。女子部の建物の外観もこちらの建物が使われています。

大学の前身「宇都宮高等農林学校」の講堂として大正13年(1924年)に竣工。平成20年(2008年)から改修工事が行われて当時の様式が復元され、「峰ヶ丘講堂」と名付けられました。平成29年(2017年)には、登録有形文化財に指定されています。

名称宇都宮大学農学部・峰ヶ丘講堂
住所栃木県宇都宮市峰町350
公式HPhttps://www.utsunomiya-u.ac.jp/convenient/outside.php

愛知県名古屋市にある「名古屋市役所本庁舎」は、昭和8年に竣工した名建築として、国の重要文化財に指定されており、たびたびロケ地として使用されています。最近でもNetflix『サンクチュアリ -聖域-』、TBS『VIVIANT』などでも撮影に使用されています。

寅子ら女子学生らが歩いている廊下は、こちらの建物にあります。他にも印象的な内装の部屋や階段などあり、その他のシーンでも登場する公算が高いと推測されます。

名称名古屋市役所本庁舎
住所愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1
公式HPhttps://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000062076.html

東京地方裁判所として登場した赤レンガの印象的な外観の建物は、愛知県名古屋市にある「名古屋市市政資料館」です。

外観ばかりか、立派な大階段のある豪華な吹き抜けのロビーもこちらにあり、さまざまな映画やドラマのロケ地として有名です。

大正11年に建造されたネオ・バロック様式の建物であり、実際、昭和54年まで裁判所として使用されていました。その後、国の重要文化財に指定され、現在は名古屋市の公文書館として一般公開されています。

名称名古屋市市政資料館
住所愛知県名古屋市東区白壁1-3
公式HPhttps://www.nagoya-info.jp/spot/detail/154/



華族の出である桜川涼子の家である邸宅の外観は、東京都文京区にある「鳩山会館」です。

第52~54代内閣総理大臣を務めた鳩山一郎の邸宅であり、現在は記念館として一般公開されています。1924年完成で、建築家・岡田信一郎の手によるものです。

名称鳩山会館
住所東京都文京区音羽1-7-1
公式HPhttps://www.hatoyamakaikan.com/

寅子ら多くの学生が一斉に受験している、重厚な試験会場は、東京都港区にある「郷土歴史館等複合施設・ゆかしの杜」です。

建物は、内田祥三の設計により昭和13年(1938年)に竣工した「旧公衆衛生院」であり、港区によって保存され、現在は文化交流などの拠点として利用されています。「内田ゴシック」とも呼ばれるデザイン、細部にわたる意匠が特徴です。

名称郷土歴史館等複合施設・ゆかしの杜
住所東京都港区白金台4-6-2
公式HPhttps://www.minato-rekishi.com/

『虎に翼』ロケ地めぐりをしよう!

ドラマ『虎に翼』の舞台は東京ですが、以上の通り、愛知県名古屋市で多くのロケが行われているほか、栃木県などさまざまな場所に拡がっているようです。

一般公開されている建物もありますから、ぜひ一度足を運び、ドラマの世界、そして昭和レトロの雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか?

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