『フラッシュダンス』キャスト12人のその後/現在2023【死亡】

フラッシュダンス 映画

全世界で1億ドル以上の興行成績をあげ、社会現象すら巻き起こした1983年公開の映画『フラッシュダンス』。

それから2023年で早くも40周年!

ここでは、本作の主要キャストを中心にした12人の、その後と現在をご紹介します。

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80年代を代表する大ヒット映画『フラッシュダンス』

エイドリアン・ライン監督、ジョルジオ・モロダーの音楽によるミュージックビデオ風の斬新な映像とスタイルで、世界にセンセーションを巻き起こした映画『フラッシュダンス』。

公開時点での、批評家筋からの反応は芳しくなかったものの、ジェニファー・ビールスのフレッシュな魅力、ダイナミックで迫力あるダンスシーンは大きな評判をよび、アイリーン・キャラが歌った主題歌、マイケル・センベロらが手掛けた楽曲ともども大ヒットを記録しました。

アカデミー賞では、撮影賞、編集賞、歌曲賞の3部門にノミネートされ、見事歌曲賞を受賞。ゴールデングローブ賞でも、作品賞と主演女優賞含む4部門ノミネートのうち、歌曲賞と作曲賞を受賞しています。

1983年の公開から、2023年でなんと40年。キャストら12人のその後と現在についてご紹介しましょう。

『フラッシュダンス』のキャストら12人のその後と現在【2023】

キャストが8人、監督などスタッフが4人の合計12人です。その中に、残念ながら故人が3人含まれています。

※情報は2023年10月現在のものです。

①アレックス/ジェニファー・ビールス

主人公のアレックスを演じ、一躍世界的スターへと躍り出たジェニファー・ビールスは、1963年12月19日生まれ、イリノイ州シカゴ出身。イェール大学在学中に本作のオーディションに合格し、主演映画デビューしました。

しかし、鳴り物入りでその翌年に出演した映画『ブライド』は大失敗し、演技も酷評されてキャリアが低迷します。そんな中、2004年から2009年まで続くことになる大ヒットドラマ『Lの世界』でレズビアンのベット・ポーターを演じ、見事なカンバックを果たしました。

その後の主な出演作には、映画『アニバーサリーの夜に』や『ザ・ウォーカー』、Netflixで配信されている『アフター』、ドラマ『96時間 ザ・シリーズ』などがあります。

私生活では、1986年に映画監督のアレクサンダー・ロックウェルと結婚しましたが、1996年に離婚。1998年にカナダ人の映画実業家と再婚し、2005年には女の子を出産しました。

②ニック/マイケル・ヌーリー

アレックスが働く建築会社の社長ニックを演じたマイケル・ヌーリーは、1945年12月9日、ワシントンDC生まれ。1969年の『さよならコロンバス』で映画デビューしました。

本作で注目を集め、1987年には初の主演映画『ヒドゥン』が公開。その後も、実力派バイプレーヤーとしてさまざまな映画・ドラマに出演を続けています。映画『小説家を見つけたら』『ターミナル』『チョコレートドーナツ』、またヒットドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』や『ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル』、『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』などにも出演しています。

私生活では、2度の結婚・離婚歴があり、娘が2人います。

③ハンナ/リリア・スカラ

アレックスの師匠である、元バレエダンサーのハンナを演じていたのは、オーストリア・ウィーン生まれの女優リリア・スカラです。女優になる前は、オーストリアで建築家として働いていました。

その後、1930年代ごろから女優に転身し、1963年の映画『野のユリ』で演じたマザー・マリア役ではアカデミー助演女優賞の候補になるなど、一躍注目されました。その他の出演作には、『愚か者の船』『テスタメント』『コールド・ブラッド/殺しの紋章』などがあります。

私生活では、1922年に結婚した夫と1980年に死別。子どもは2人います。1994年12月18日、ニューヨーク州ベイショアにて98歳で死去しました。

④ジェニー/サニー・ジョンソン

アレックスの親友でアイススケーターを目指すジェニーを演じたのはサニー・ジョンソン

テレビドラマでデビューし、『チャーリーズ・エンジェル』にゲスト出演したり、1978年の映画『アニマルハウス』に出演したりした後、本作に抜擢されました。

ところが、本作公開の翌年、1984年6月19日、脳内出血により30歳の若さで急死。『フラッシュダンス』が遺作となってしまいました。

⑤リッチー/カイル・T・ヘフナー

アレックスのバイト仲間でコメディアン志望のリッチーを演じたカイル・T・ヘフナーは、本作がまだデビュー2作目の新人でした。

その後は、個性派バイプレーヤーとして多くの映画・ドラマに出演を続けています。日本でもよく知られている出演映画では『ウーマン・イン・レッド』『恋人たちの予感』『ハイ・クライムズ』などがあります。テレビでは、『TVキャスター マーフィー・ブラウン』『ジェネラル・ホスピタル』『センス8』など数多くの話題のドラマにゲスト出演し、脇役として引っ張りだこの人気を誇ります。

1957年5月21日生まれで、60代半ばとなった今も現役です。現在は、妻、2人の子どもとともにロサンゼルスに暮らしています。



⑥ティナ/シンシア・ローズ

アレックスのダンサー仲間ティナを演じたシンシア・ローズ。1956年11月21日、テネシー州ナッシュビルに生まれ、1980年の映画『ザナドゥ』でダンサーとしてデビューしました。

1983年の映画『ステイン・アライブ』ではジョン・トラボルタの相手役を演じたほか、映画『未来警察』や『ダーティ・ダンシング』に出演。またダンサーとしてTOTOのミュージックビデオ『ロザーナ』に登場し、話題をよびました。

1989年、歌手のリチャード・マークスと結婚。3人の子どもをもうけ、キャリアの方は1991年に出演した映画『クリスタル・アイ/秘宝伝説』を最後に事実上の引退状態にあります。結婚は、2014年に離婚に終わっています。

⑦マーゴ/ステイシー・ピックレン

同じくアレックスのダンサー仲間マーゴを演じたステイシー・ピックレンは、その後、1985年の『暴走機関車』、1987年の『バーフライ』など90年代まではいくつかの映画やドラマに出演していましたが、その後は女優・ダンサーとしての目立った活動はありません。

2023年7月には、ロサンゼルスで開催された「フラッシュダンス40周年記念再結集ショー」に、マイケル・ヌーリーら5人のキャストとともに出演しました。

⑦ジョニー・C/リー・ヴィング

アレックスらをストリップ劇場に誘うチンピラのジョニー・Cを演じたリー・ヴィングは、俳優ばかりか、ギタリストや歌手の顔も持ち、活動も多岐にわたっています。

俳優としては、本作のほか、『ストリート・オブ・ファイヤー』や『殺人ゲームへの招待』などの映画、ドラマ版『フェーム』などに出演。またパンクバンド「Fear」のギタリスト兼シンガーとして複数の曲をリリースしています。

1950年4月10日生まれで、すでに70代ですが、最近でも2021年公開の映画『Death Rider in the House of Vampires(日本未公開)』に俳優として出演しています。

⑧セシル/マルコム・ダネア

ジョニー・Cの間抜けな相棒セシルを演じたマルコム・ダネアは、本作と同年公開の映画『The Lords of Discipline』で俳優デビューし、注目を集めました。この後も、個性派として順調にキャリアを重ねています。

『インデペンデンス・デイ』、1998年版『GODZILLA』、『ロビン・フッド/キング・オブ・タイツ』など映画、『CSI:マイアミ』などドラマシリーズのほか、声優として『モンスター・ハイ』やアニメ版『ゴジラ ザ・シリーズ』に出演しています。

最も新しい作品は、2023年のサン・セバスティアン国際映画祭で上映された短編映画『Deadly Draw』です。

⑨エイドリアン・ライン

1941年3月4日、イギリスのピーターバラに生まれた映画監督のエイドリアン・ライン

本作で一躍世界的に注目され、その後、1986年の『ナインハーフ』、1987年の『危険な情事』と連続して話題作を手掛けました。後者ではアカデミー監督賞にノミネートされています。

しかし、その後はヒット作に恵まれなかったばかりか、監督作すら多くはありません。2000年代は2002年の『運命の女』一作のみでしたが、2022年には、久しぶりにメガホンをとったスリラー映画『底知れぬ愛の闇』が公開されました。

⑩ジョルジオ・モロダー

1970年代、ドナ・サマーの「アイ・フィール・ラブ」など、シンセサイザーを導入したディスコ・ミュージックの旗手として音楽界に大きな影響を与えたジョルジオ・モロダー

数々のアーティストへの楽曲提供のみにならず、1980年代を中心に、数多くの映画のサウンドトラックを担当。本作のほかには、『メトロポリス』『アメリカン・ジゴロ』『ミッドナイト・エクスプレス』『スカーフェイス』『ネバーエンディング・ストーリー』などがあり、『フラッシュダンス』と『トップガン』で二度、アカデミー歌曲賞に輝きました。

1940年4月26日生まれで、2023年10月現在83歳。現在は目立った活動はせず、ロサンゼルスに在住しています。1990年に結婚した妻とは2022年に死別しました。



⑪アイリーン・キャラ

1980年の『フェーム』に続き、本作の主題歌「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」を世界的大ヒットに導き、2度のアカデミー歌曲賞や、グラミー賞最優秀女性歌唱賞などに輝いた歌姫、アイリーン・キャラ

女優としても様々な作品に出演していましたが、1985年、『フラッシュダンス』と2枚のソロアルバムに対する印税の件でレコード会社を提訴します。1993年に勝訴しましたが、一連の裁判沙汰でキャリアそのものは低迷しました。その間、私生活でも1986年にスタントマン兼映画監督の男性と結婚しましたが1991年に離婚しています。

2000年代に入って徐々に表舞台に復帰し、2011年にはおよそ25年ぶりのニューアルバムをリリース。しかし、2022年11月25日、高血圧とアテローム性動脈硬化によりフロリダの自宅で死去。63歳でした。

⑫マリーヌ・ジャハーン

劇中、ジェニファー・ビールス演じるアレックスのダンスシーンをボディダブルで演じていたダンサーが、マリーヌ・ジャハーンです。(ちなみにオーディションシーンはまた別の2人のダンサー)

マリーヌ・ジャハーンは当時まだ無名のダンサー兼女優だったこともあり、エンドクレジットにすらその名前は載っていませんでした。しかし、映画の世界的ヒットにとともに、その名も知られるようになり、1987年に開催された「スーパーボウル」のハーフタイムショーでは、「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」のメインダンサーとして登場しました。

その他、1984年の映画『ストリート・オブ・ファイヤー』にストリップ・ダンサー役、また1997年初演のブロードウェイ・ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』に出演しています。

1959年1月1日生まれのフランス人で、2023年10月現在64歳。2007年の映画『Morning Glory(日本未公開)』を最後に出演情報はありません。



『フラッシュダンス』の続編?

その後、続編の企画が何度も立ち上がったようですが、主演のジェニファー・ビールスが固辞していると言われ、実現には至っていません。

2008年7月には、英国の劇場でミュージカル版『フラッシュダンス』が上演されましたが、大きな話題をよぶことはありませんでした。

2020年10月には、パラマウントがリブート版のテレビシリーズを製作すると発表。ストリーミングサービスの「Paramount+」で配信する予定のようですが、その後の進展状況は2023年10月現在不明です。

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