タイBLドラマ「四天王ペア」の8人を徹底紹介!【GMMTV】

タイBLドラマ四天王 ドラマ

韓流でも華流でもなく、今「泰流」の名でタイドラマの人気が沸騰しています。

とりわけ、LGBTQの先進国タイらしく、BLドラマにハマる人が続出!

ここでは多くの名作BLドラマを制作しているタイの人気放送コングロマリットGMMTVから生まれた「四天王ペア」について詳しくご紹介します!

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女性ファンを熱狂させるGMMTV四天王ペアとは?

「グラミーテレビ」から改称したGMMTVは、テレビ番組の制作からタレントのエージェント業まで手掛けるエンタメのコングロマリット(複合)会社です。

GMMTVが得意するのはなんといってもBLドラマ。Twitterトレンドで世界1位になったり、オンラインでの再生が1億回と超えたりするドラマが現れるなど、本国ばかりか世界中で人気沸騰しています。

日本も例外ではありません。2018年頃から人気に火がつき、今や複数のストリーミング・サービスがさまざまなドラマを配信。ハマると抜けられなくなるところから、腐女子の間では「タイ沼」という新しい言葉も誕生しています。

そんな中、際立った人気を誇り、強力なファンダムに支えられているのが「GMMTV四天王ペア」です。

【ファンダムとは?】
アニメや小説、エンタメやスポーツなど、さまざまな分野における非常に熱心なファンのことです。ファンのみならず、彼らによって作られたファン文化そのものを指すこともあります。

1.『SOTUS/ソータス』のクリス&シントー

SOTUSとは「Seniority(年功序列)」「Order(秩序)」「Tradition(伝統)」「Unity(結束)」「Spirit(精神)」の頭文字をとった大学の新入生教育制度のこと。工学部の新入生コングポップは、教育を担当する三年生たちの理不尽なやり方に対し、先頭に立って反抗します。そればかりか、三年生のアーティットに「先輩を僕の妻にします」と宣言することに……。

タイでは2016年に放送されて大人気となり、2017年には続編『SOTUS S The Series』が放送されました。2人は本国で数々のベストカップル賞に輝き、また作品もタイBLドラマの金字塔に位置付けられています。

クリスとシントーの2人のファンダム名は、2人の本名を組み合わせた「ピラヤー(Peraya)」です。

●ピーラワット・シェーンポーティラット(クリス)

新入生の教育を担当するツンデレ系上級生アーティットを演じているのが「クリス」ことピーラワット・シェーンポーティラットです。『SOTUS/ソータス』は事実上の俳優デビュー作にあたり、一躍人気者となりました。

クリスは、1995年10月18日、バンコク生まれ。バンコクにある有名校サットリーウィタヤー高校からカセサート大学経済学部を卒業しました。本作以外には、2019年放送の青春ドラマ『Love Beyond Frontier』の主役の一人ワン役、2020年の『恋するジェネレーション』におけるナティー役などがあります。

歌手として複数の曲をリリースしているほか、2020年には俳優仲間3人でレストラン「スリーピノンチキンライス」をオープンしました。

●プラチャヤー・レァーンロード(シントー)

アーティットに一途な想いを寄せるコングポップを演じているのが、「シントー」ことプラチャヤー・レァーンロードです。

シントーは、1994年7月28日、バンコク生まれ。クリスと同じカセサート大学経済学部を卒業後、バンコク大学コミュニケーション芸術学部にも学び、2020年に卒業しています。在学中にドラマ『SOTUS/ソータス』で俳優デビューし、いきなりブレイクを果たしました。

他の出演作には、2018年から2シーズン続く『Friend Zone』のアース役、2019年放送の『He’s Coming To Me〜清明節、彼は僕のお墓の隣にやってきた』の主役メット役などがあります。

2021年には、よしながふみの漫画『西洋骨董洋菓子店』のタイドラマ版『Baker Boys』において、原作の小野裕介にあたるウェイア役を演じました。2022年5月には、オフィシャルファンクラブ主催の来日イベント『SamoonJaopa ファンミーティング 2022』が開催されています。

2.『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』のオフ&ガン

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映画を専攻する大学生サードが、3年間ひそかに片思いしている相手は、女好きでプレイボーイの親友カイ。はからずも親友を愛してしまった男子大学生の苦しみ、その愛の行方をドラマチックに描いた傑作ラブストーリーが『Theory of Love/セオリー・オブ・ラブ』です。

原作は、『2gether』と同じジッティレイン。2019年に放送され、タイのBLドラマ史上もっとも切ないと評された名作ドラマです。「オフガン」の愛称で呼ばれる2人は2019年のベストカップル賞を独占し、2020年10月には、ドラマのその後を描いた『Theory of Love:特別編スタンド・バイ・ミー』も放送されました。

オフとガンのファンダム名は「ベビー(Babii)」です。

●ジュンポン・アドゥンキッティポーン(オフ)

自己中なプレイボーイのカイを演じているのが、「オフ」ことカジュンポン・アドゥンキッティポーンです。

オフは、1991年1月20日、バンコク生まれ。シルパコーン大学情報通信技術学部卒業後、2013年に芸能界入りしました。俳優のみならず、司会、また自身のブランド「Land of something」を手掛けるなど、マルチに活躍しています。

ガンとは、2016年の恋愛ドラマ『Senior Secret Love: Puppy Honey』と翌年の続編、2020年のコメディドラマ『I’m Tee, Me Too/アイム・ティー、ミー・トゥー』でも共演しています。

●アタパン・プーンサワット(ガン)

ひたむきなサードを演じたのが「ガン」ことアタパン・プーンサワットです。

ガンは、1993年10月4日、バンコク生まれ。10歳で子役デビューすると、さまざまなドラマや映画に出演し着実にキャリアを重ねてきました。学業と両立しながら、ラムカムヘン大学で政治学を勉強しています。

本作のほか、2018年のSFドラマ『ザ・ギフテッド』と2年後の続編『ザ・ギフテッド・グラデュエーション』で演じた超能力を持つ生徒の一人プン役が有名です。

自身のブランド「GENTE」のほか、ニチャーパット・チャトチャイポンラットと共同ブランド「Too Cute To Be Cool」を手掛けています。



3.『Dark Blue Kiss〜僕のキスは君だけに〜』のテイ&ニュー

2016年放送の『Kiss The Series』、2018年放送の『Kiss Me Again』に続く、人気シリーズの3作目が『Dark Blue Kiss〜僕のキスは君だけに〜』です。ファースト・シーズンではまだ脇役だったピートとカオの二人ですが、2作目から主要人物として描かれます。

2019年に放送されたシリーズ3作目『Dark Blue Kiss〜僕のキスは君だけに〜』で中心になるのは、互いに好き合いながらも、育った環境からすれ違うピートとカオ、もう一組サンとモークという同性カップルの恋の行方です。

テイとニューは、続けて「テイニュー」と呼ばれるほか、ファンダム名は見た目からシロクマとシャチを組み合わせた「ポルカ(Polca)」です。

●タワン・ウィホクラット(テイ)

裕福な一家に育ち、喧嘩っぱやくてやきもちやきのピートを演じているのが、「テイ」ことタワン・ウィホクラットです。

テイは、1991年7月20日、バンコク生まれ。祖母の経営する小学校に通うなど、教育一家に育ち、チュラーロンコーン大学経済学部を卒業しました。2013年、人気音楽番組「Five Live Fresh」のMCとして芸能界デビューしており、俳優業ばかりかバラエティ番組などにもよく出演しています。

自身のブランド「No Grass Type」を持つほか、ニューと共同でマッサージ&スパの店「Bamboo Secret by Bamboo Spa」、トップタップと共同で和食デリバリーの店「SalmonSan」を経営しています。

本シリーズ以外でも、2020年のコメディドラマ『I’m Tee, Me Too/アイム・ティー、ミー・トゥー』でニューと共演しています。

●ティティプーン・テーシャアパイクン(ニュー)

家計を助けるため家庭教師のアルバイトをしている成績優秀の心優しいカオを演じているのが、「ニュー」ことティティプーン・テーシャアパイクンです。

ニューは、1993年1月30日、バンコク生まれ。チュラーロンコーン大学工学部から大学院を卒業してMBAを取得した秀才です。2013年に「Five Live Fresh」のMCで芸能デビューしているのもテイと同じです。

他の出演作には、『SOTUS/ソータス』シリーズにおけるエム役、韓国映画『ラブストーリー』のリメイク『Classic Again』などがあります。

上記の通り、テイと共同でマッサージの店を経営しているほか、自身のブランド「newwave」を手掛けています。

4.『2gether』のブライト&ウィン

2020年、放送と同時にYouTubeで世界配信されるや、またたくまにTwitterの世界トレンド1位を獲得するなど、タイBLドラマ人気の世界的起爆剤となったのが『2gether』です。

偽装彼氏の関係から、やがて真剣な恋愛へと発展していくプロセスを、コミカルかつほろ苦く描く王道胸キュンラブストーリーです。

半年後に続編が放送され、ライブステージ化、映画化もされた『2gether』については、下記の記事に詳しくまとめてあります。

主人公を演じたブライトとウィンも一躍人気スターとなり、名前そのままのファンダム名「ブライトウィン(BrightWin)」で愛されています。

●ワチラウィット・チワアリー(ブライト)

女生徒から大人気の大学一のイケメン、サラワットを演じたのが「ブライト」ことワチラウィット・チワアリーです。

2021年には、フィンと再び共演した『花より男子』のドラマ化『F4 Thailand / Boys over flowers』で、F4の一人ターム(原作の道明寺司)役で登場しました。

●メータウィン・オーパッイアムカジョーン(ウィン)

サラワットに偽装彼氏を依頼するタインを演じたのが、「ウィン」ことメータウィン・オーパッイアムカジョーンです。

ブライトとウィンの詳しいプロフィールや今後の共演作については、下記の記事をご覧ください。

必見!オムニバスドラマ『アワー・スカイ(Our Skyy)』

2018年に放送された『アワー・スカイ(Our Skyy)』は、GMMTV製作の連続ドラマに登場した5組のカップルを描いた全5話からなるスピンオフ・オムニバスドラマです。

四天王ペアからは、クリス&シントー(第5話)、テイ&ニュー(第4話)の2組が登場します。

全5話は以下の通り。

第1話:入れ替わった魂(『Senior Secret Love』のスピンオフ)
第2話:君と一緒の景色(『My Dear Loser』のスピンオフ)
第3話:僕だけのキミへ(『Cause You’re My Boy(My Tee)』のスピンオフ)
第4話:特別な1日(『Kiss Me Again』のスピンオフ)
第5話:僕たちの未来(『SOTUS/ソータス』のスピンオフ)

ファンなら見逃せないばかりか、タイBLドラマのイントロダクションとしてもおすすめです。

2023年10月現在、この『アワー・スカイ』はじめ、上記でご紹介した4つのドラマすべて見放題視聴できるのがU-NEXTです。31日間の無料トライアル期間もありますから、一度お試しになってはいかがでしょうか?

※最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

GMMTV四天王のインスタ・フォロワー数でみるランキングは?

ご紹介した8人のインスタグラム・アカウント。2023年4月1日付けのフォロワー数でランキングすると下記の通りになります。

1位:ブライト(1780万人)
2位:ウィン(1454万人)
3位:ガン(605.8万人)
4位:テイ(563.9万人)
5位:オフ(450.4万人)
6位:ニュー(415.4万人)
7位:クリス(359.7万人)
8位:シントー(345.8万人)

さすが『2gether』の2人は強いですね。

彼ら四天王に並び、人気急上昇しているのが、『I Told Sunset About You~僕の愛を君の心で訳して~』が世界的にヒットした、BKPPことビウキン(292.2万人)とピーピー(380万人)です。タイBLドラマの新しいレベルに到達したと言われる本作も、まだの方はぜひ視聴をおすすめします。



2021年には世界初の展覧会「GMMTV EXHIBITION in JAPAN」が日本巡回!

2020年11月27日、GMMTVとテレビ朝日が業務提携を表明。それを記念して、四天王ペアをフィーチャーした世界初の展覧会が日本で開催され、多くのファンが集いました

■東京@六本木けやき坂ミュージアム:2021年4月16日~5月23日
■博多@hmv museum 博多:2021年6月2日~6月27日
■仙台@hmv museum 仙台:2021年7月3日~8月1日
■大阪@hmv museum 心斎橋:2021年8月7日~9月5日
■名古屋@hmv museum 栄:2021年9月10日~10月17日

それぞれのドラマで使用された衣裳や小道具の展示、独占インタビュー映像、さらにオリジナルグッズなども販売され、ファンにとって絶対に見逃せない展覧会となりました。

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