Netflix『ザ・プロム』あらすじ・登場人物8人とキャスト・見どころ

ザ・プロム 映画

ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『ザ・プロム』が、Netflixオリジナル作品として2020年12月11日に配信されます。

手掛けたのは『アメリカン・ホラー・ストーリー』や『ポーズ』、『ラチェッド』など次々とヒット作を放ち続けているライアン・マーフィー。

本記事では、そんな話題作『ザ・プロム』について、あらすじや登場人物・キャスト、さらに見どころポイントまでくわしくご紹介したいと思います!

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ミュージカル『ザ・プロム』とは?

「プロム」とは、高校卒業にあわせて開催されるフォーマルなダンス・パーティーのこと。アメリカの高校生にとっては大切な一大イベントです。

そんな「プロム」を題材に、2018年、ブロードウェイで上演され、翌年のトニー賞で6部門のノミネートを果たした話題のミュージカルが『ザ・プロム』です。惜しくも受賞は逃したものの、ドラマ・デスク・アワードでは見事ベスト・ミュージカルに選ばれました。

2021年には全米ツアーが開幕する予定であり、日本でも日本オリジナルキャストで上演が決定しています。

『ザ・プロム』のあらすじ

鳴り物入りで開幕した新作ブロードウェイ・ミュージカルが大コケ。主演した大女優ディーディー・アレンとバリー・グリックマンの演技も酷評され、役者生命の危機となってしまいます。

そんな中、インディアナ州の田舎に暮らすレズビアンの高校生エマが、ガールフレンドとプロムに参加することを禁止されたというツイートを発見。そこで、ディーディーとバリーは、自身のイメージアップを図る目的で、同じく落ち目の俳優アンジーとトレントを伴い、4人でインディアナに乗り込むことに……。

中止になったプロムを実現し、エマとアリッサが一緒に参加できるよう応援するはずが、下心も裏目に出て、事態は思わぬ方向に……。やがて、失意のエマはある決断をします。

問題を乗り越え、自分らしく生きようと立ち上がるエマの姿が、4人の人生をも変えていくのでした。

主要登場人物8人とキャスト紹介

1.ディーディー・アレン/メリル・ストリープ

トニー賞を2度も受賞した、ブロードウェイで活躍する大スターでありながら、自身が主演の新作『エレノア!』が、なんと開幕した日に打ち切りとなってしまう屈辱を味わうのがディーディー・アレンです。

そんな絵に描いたような大スターを演じているのはメリル・ストリープ。まさにぴったりのキャスティングです。ブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品に出演するのは『マンマ・ミーア!』、『イントゥ・ザ・ウッズ』に続き、3作目になります。

2.バリー・グリックマン/ジェームズ・コーデン

同じく『エレノア!』に主演し、ディーディー同様に酷評されてしまうのがバリー・グリックマンです。ゲイであり、自身も高校生のとき、プロムに参加できなかった過去があります。

演じているのはジェームズ・コーデン。イギリス出身の人気コメディアンであり、2012年に『ワン・マン・ツー・グーブナーズ』でトニー賞演劇主演男優賞を受賞しました。

俳優業のみならず、アメリカCBSで人気冠番組を持っているほか、トニー賞やグラミー賞などのホストに複数回選ばれるなど、司会者としても絶大なる人気を誇ります。

3.アンジー・ディクソン/ニコール・キッドマン

20年来、ミュージカル『シカゴ』の万年コーラスガールでしたが、主役のロキシー・ハート役は絶対に無理と言われ、ついにキャストを降りると決めた売れない女優がアンジー・ディクソンです。

演じているのはニコール・キッドマン。2001年の映画『ムーラン・ルージュ』、ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した2009年の『NINE』などで披露した美声を、本作でも再び聴くことができます。

アンジーとは違い、ニコール・キッドマン自身は映画『シカゴ』のロキシー役をオファーされて断った話は有名です。

4.トレント・オリバー/アンドリュー・ラネルズ

ジュリアード音楽院の卒業生ですが全くパッとせず、バーテンダーをしながら生計を立てている俳優がトレント・オリバーです。ミュージカル『ゴッドスペル』の非公式地方回りツアーに出演中。

演じているアンドリュー・ラネルズ(あるいはアンドルー・レイノルズとの表記も)は、『ブック・オブ・モルモン』でトニー賞ミュージカル主演男優賞にノミネートされた期待のスターです。

Netflixのライアン・マーフィー作品では、2020年9月に配信された『ボーイズ・イン・ザ・バンド』に続いて連続出演です。

5.エマ・ノーラン/ジョー・エレン・ペルマン

本作のヒロインであり、ガールフレンドと一緒にプロムに参加しようと奮闘するレズビアンの高校生エマ・ノーランを新人のジョー・エレン・ペルマンが演じています。

ジョー・エレン・ぺルマンは、ミシガン大学でミュージカルを学び、2018年に卒業したばかり。在学中にいくつかのローカルな舞台を踏み、端役ながらもコメディドラマ『オルタナティーノ』でTVデビューも果たしました。今回のエマ役が初の大役です。

6.アリッサ・グリーン/アリアナ・デボース

エマのレズビアンの恋人がアリッサですが、強権的な母のもと、まだカミングアウトできずにいます。

演じているアリアナ・デボースは、日本では今一つ知名度は高くありませんが、本国ではブロードウェイを中心に活躍する若手人気スターの一人です。主なミュージカル作品に『モータウン』『ピピン』、『ハミルトン』などがあります。

2017年にはミュージカル『サマー:ザ・ドナ・サマー・ミュージカル』の主役の一人に抜擢され、トニー賞にノミネートされた実力派です

7.グリーン夫人(PTA会長)/ケリー・ワシントン

アリッサの母であり、エマのプロム参加に反対し、プロム自体を中止させたPTA会長がケリー・ワシントン扮するグリーン夫人です。

ケリー・ワシントンはテレビと映画両方で活躍する人気女優です。主人公のオリヴィアを演じた大ヒットTVドラマシリーズ『スキャンダル 託された秘密』、映画では『Ray/レイ』における主人公の妻役など有名です。

8.トム・ホーキンス校長/キーガン=マイケル・キー

エマの味方でプロム開催のため尽力するのがトム・ホーキンス校長です。ディーディーの大ファンでしたが、のちにその下心に気づいて失望します。

演じているのはコメディアンとしても幅広い活躍するキーガン=マイケル・キー。ものまねを得意とし、ジョーダン・ピールと一緒に冠番組『キー・アンド・ピール』のホストを務めていたこともあります。

『LEGO ムービー』や『ボージャック・ホースマン』など、アニメなどの声優としてもたくさんの作品に出演しています。



『ザ・プロム』の見どころポイント

1.監督を務めたライアン・マーフィー

『ザ・プロム』の監督を手掛けたライアン・マーフィーは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を誇る監督・プロデューサーです。

『glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』『POSE/ポーズ』など次々とヒット作・話題作を発表し、2018年にはNetflixと5年間3億ドルの独占契約を結びました。

2020年だけでもドラマシリーズの『ザ・ポリティシャン』シーズン2、『ハリウッド』と『ラチェッド』、ブロードウェイ舞台の映画化『ボーイズ・イン・ザ・バンド』、そして本作と、立て続けに5つのNetflixオリジナル作品をリリースしています。

オープンリーゲイであり、LGBTQが常に作品のテーマの一つになっていますが、本作品も同様です!

2.音楽を担当した注目のコンビ

『ザ・プロム』の音楽を手掛けたのは作曲・マシュー・スクラー、作詞・チャド・ベゲリン。

2人は25年来コンビを組んでさまざまな作品を手掛けており、これまでトニー賞に8度、エミー賞に1度、ドラマ・デスク・アワードに5度ノミネートされました。代表作には『ウェディング・シンガー』や『エルフ』があります。

『ザ・プロム』では脚本にも携わっているチャド・ベゲリンは、オープンリーゲイで知られています。

3.キャスティングの秘密

ブロードウェイのキャストをそのまま映画版に起用した『ボーイズ・イン・ザ・バンド』同様、当初ライアン・マーフィーは『ザ・プロム』もオリジナルキャストをそのまま起用することも考えましたが、最終的に、新たな豪華スター版にすることに変更しました。

映画『めぐりあう時間たち』、ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』に続き3度目の共演となるメリル・ストリープとニコール・キッドマン。また、ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』ではメリル・ストリープとジェームズ・コーデンが共演しているなど、息の合ったキャスティングに注目です。

4.サプライズ的に登場するトレイシー・ウルマン

豪華スター版のキャスティングにおいて、小さな役柄ながらサプライズ的に登場するのがトレイシー・ウルマンです。バリーの母親役で登場します。

イギリス出身のトレイシー・ウルマンは、自身の冠番組を持つコメディ界の大スター。歌手として複数のアルバムもヒットさせており、ミュージカル映画では『イントゥ―・ザ・ウッズ』にも出演しています。

『ザ・プロム』日本版にも期待!

『ザ・プロム』の日本版が2021年3月から5月にかけて上演される予定です。手掛けるのは、岸谷五朗・寺脇康文のユニット「地球ゴージャス」。

発表されているキャストは以下のとおりです。

エマ/葵わかな
アリッサ/三吉彩花
ディーディー・アレン/大黒摩季・草刈民代・保坂知寿のトリプルキャスト
バリー・グリックマン/岸谷五朗
トレント・オリバー/寺脇康文
アンジー・ディクソン/霧矢大夢
ホーキンス校長/佐賀龍彦(LE VELVETS)・TAKE(Skoop on Somebody)のWキャスト

日本版の上演で、『ザ・プロム』はさらに人気が高まるかもしれません。

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