『POSE/ポーズ』シーズン2の全話あらすじと実話・新キャスト

POSE/ポーズ シーズン2 ドラマ

AIDSが猛威をふるう、1980年代後半から90年代半ばにかけてのニューヨークを舞台に、トランスジェンダーらLGBTQたちの愛と友情、夢と挫折をきらびやかに描いたドラマシリーズが『POSE/ポーズ』です。

手掛けたのは『glee/グリー』や『アメリカン・ホラー・ストーリー』『ラチェッド』などで知られるヒットメーカーのライアン・マーフィー。

本記事では、『POSE/ポーズ』シーズン2の全10話のあらすじと元ネタとなっている実話、そして新キャストを6人詳しくご紹介します。

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『POSE/ポーズ』シーズン2がNetflixで配信スタート!

『POSE/ポーズ』は、全米においてシーズン1が2018年6月から7月、シーズン2が2019年6月から8月にかけて放送されました。そして、いよいよシリーズ完結となるシーズン3が、2021年5月2日から放送されることが決定しています。

日本において、シーズン2は一部動画配信サイトにおいて期間限定で配信されていましたが、ついに2021年5月1日よりNetflixで配信スタート!

シーズン3はまだまだ先になりそうですが、その前に、本シーズンのNetflix配信を、首を長くして待っていた人も多いのではないでしょうか?

『POSE/ポーズ』シーズン2の新キャスト6人を紹介

シーズン1の主要キャスト15人と人物相関図については、下記の記事をご覧ください。

15人の多くは、そのままシーズン2にも継続して登場しますが、中にはシーズン1のみのキャストも数人います。

シーズン1にも登場していたキャストを含め、新たに紹介するのは下記の6人。

主要キャストではないものの、華麗なダンスや美しさを披露する新しいトランスジェンダーの女性3人も紹介します。

1.フレデリカ/パティ・ルポーン

ブランカが自身のネイルサロンを開こうとして交渉する、不動産の大家がパティ・ルポーン扮するフレデリカ・ノーマンです。夫がバイセクシャルだったため離婚したという過去を持っています。

パティ・ルポーンは1949年4月21日、ニューヨーク生まれ。ジュリアード音楽院卒業後、ブロードウェイで活躍するスター女優となりました。1979年の『エビータ』と2008年の『ジプシー』で2度トニー賞の主演女優賞を受賞しています。

映画やドラマへの出演も多く、最近は本作以外にも『アメリカン・ホラー・ストーリー』や『ハリウッド』などライアン・マーフィー作品の常連です。

第6話において、さすがブロードウェイ・スターの貫禄をみせ、見事な生歌を披露しています。

2.ミズ・フォード/トゥルーディー・スタイラー

エンジェルが関わるモデル事務所のエージェントであるミズ・フォードを演じているのはトゥルーディー・スタイラーです。

トゥルーディー・スタイラーは、女優のみならずプロデューサーやディレクターの顔も持つイギリス人ですが、なんといってもスティングの奥さんとして有名です。

1954年1月6日、英国ウスターシャー生まれ。女優としては、名門ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで数々の役柄を演じてきた実力派です。スティングとは1992年に結婚し、4人の子どもがいます。

3.ジュディ/サンドラ・バーンハード

シーズン1でも登場し、プレイ・テルの恋人コスタスの看護にあたったジュディ・クブラクですが、シーズン2でも引き続き、看護師としてエイズ患者の世話をしながら、ACT UPの活動を支援します。レズビアンの設定です。

ジュディを演じているサンドラ・バーンハードは、1955年6月6日、ミシガン州フリント生まれ。70年代にスタンドアップ・コメディアンとしてキャリアをスタートさせたのち、『ロザンヌ』や『アリー my Love』など数々の人気ドラマや映画で活躍してきました。

歌手としても複数のアルバムをリリースしており、本ドラマでも病院で開かれるミニコンサートにおいて、デイモン、リッキー、ルルをバックコーラスにプリンスの曲「スノウ・イン・エイプリル」を披露しています。

バイセクシャルを公言しており、女性のパートナーと一女を育てています。

4.ジャズミン/ダマリス・ルイス

シーズン2で新たに登場する「ハウス・オブ・ウィンター」のメンバーの一人が、ダマリス・ルイス演じるジャズミンです。

ダマリス・ルイスは、1990年10月10日生まれ、ニューヨークのブルックリン出身です。クラランスやロレアルなどの顔を務めるトップモデルとして活躍するかたわら、女優としても複数の映画やドラマに出演しています。

出演作には、2018年の話題作『ブラック・クランズマン』、2020年の『ファタール』、ドラマシリーズ『タイタン』などがあります。

5.テス/トレイス・リセット

ブティックの店員として働いていたところ、「ハウス・オブ・ウィンター」にスカウトされるのがトレイス・リセット演じるテスです。

トレイス・リセットはケンタッキー州レキシントン生まれ。トランスジェンダーであったことから両親と疎遠になり、ニューヨークの「ボール」と深く関わるようになりました。

2013年に人気ドラマシリーズ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』で女優デビュー。他の出演作にはAmazonプライムビデオのドラマシリーズ『トランスペアレント』、2019年の映画『ハスラーズ』などがあります。

『トランスペアレント』出演にあたり、トランス女性であることを公表しました。Netflixのドキュメンタリー『トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして』にも登場します。

6.フロリダ/レイオミー・マルドナド

キャンディやルルと同じ「ハウス・オブ・フェロシティ」のメンバーの一人がフロリダであり、レイオミー・マルドナドが演じています。

レイオミー・マルドナドは、1987年4月28日、ニューヨークのブロンクス生まれで、15歳の頃から「ボール」に参加。MTVの人気番組『アメリカズ・ベスト ダンス・クルー』のシーズン4にトランス女性として初登場し、一躍有名になりました。

振付師としても高い評価を得ており、そのダンスはレディー・ガガ、ビヨンセ、ジャネット・ジャクソンらに取り上げられています。

本ドラマでフロリダを演じているほか、ダンスシーンの振り付けも担当しています。



シーズン2の全10話あらすじ【ネタバレあり】

第1話「変化の予感」/Acting Up

マドンナの「VOGUE」が世界的ヒットを記録した1990年。

ブランカは、HIVポジティブの数値が悪化していることに気づきつつ、看護師のジュディに誘われ、プレイ・テルとともにHIV患者のための団体ACT UPの活動に参加します。

他の「ハウス・オブ・エヴァンジェリスタ」のメンバーらも加わって、ACT UP主催の抗議行動に参加し、何人かが逮捕されてしまうことに……。活動に消極的なエレクトラは、プレイ・テルと衝突し、ハウスを飛び出すのでした。

一方、エンジェルはブランカに勧められ、モデル事務所のオーディションに参加。カメラマンに写真を悪用されそうになったところ、ブランカらに助けられ、見事ファイナリストに残ります。

第2話「欲望と自尊心」/Worth It

SMクラブの女王として大活躍するエレクトラは、いったん参加した「ハウス・オブ・フェロシティ」もすぐに去り、自身の新しい「ハウス・オブ・ウィンター」を立ち上げます。

一方、ブランカは、ネイルサロンを開業するため、不動産の大家フレデリカ・ノーマンと交渉して成功。ところが、ブランカがトランス女性であることを知ると、フレデリカの態度が一転し、契約破棄を申し出るのでした。

ブランカは強行してサロンを開業し、ハウスのメンバーに自身がHIVポジティブであることを公表した上、新薬AZTの投与を開始します。

デイモンはリッキーの浮気を疑い、やがて破局。リッキーは、「ハウス・オブ・エヴァンジェリスタ」を出て「ハウス・オブ・ウィンター」に入ることを選ぶのでした。

第3話「サバイバル術」/Butterfly/Cocoon

エレクトラとSMプレイ中に、客が薬物の過剰摂取で頓死。ブランカに泣きつき、キャンディとその知り合いの手を借り、遺体をトランクに詰めてクローゼットの中に隠します。

その頃、エンジェルとパピが急接近。エンジェルはオーディションの優勝こそ逃したものの、化粧品ブランドの新しい顔に選ばれるのでした。しかし、撮影が長引き、パピとのデートをすっぽかすはめに……。

パピ役のアンヘル・ビルマルク・クリエルは、実生活でも有名トランスジェンダーの女性と交際しています。本作の何話かで製作・監督・脚本などを手掛けるジャネット・モックです。

エレクトラに関わる本エピソードは、実話に着想を得ています。そのヒントになるのが、最後に引用されるドリアン・コーリーの言葉。詳しくは下記の記事をご参照ください。

第4話「新しいカテゴリー」/Never Knew Love Like This Before

「ボール」の新しいカテゴリー作りを行うプレイ・テルは、リップシンク(口パク)を提案するキャンディのアイデアを却下。かたや、ブランカらから新薬AZTをすすめられるも、プレイ・テルはそれも拒否していました。

そんな中、キャンディが、売春先のモーテルで殺害されてしまうことに……。葬儀のため、ブランカらは、苦労して遺体を引き取ります。

葬儀で、参列したそれぞれの前に幻のキャンディが現れて……。プレイ・テルは、キャンディに捧げる新しいリップシンクのカテゴリー「キャンディーズ・スイート・リフレイン」を発表するのでした。

キャンディに関わる本エピソードも、実話に着想を得ています。こちらも詳しくは上記の関連記事をご参照ください。

第5話「チャンスをつかめ」/What Would Candy Do?

リッキーとデイモンが、マドンナの「ブロンド・アンビション・ツアー」に誘われ、ダンサーのオーディションを受けることに……。

それぞれのマザーであるブランカとエレクトラは大興奮しつつ、ブランカはデイモンに教師であるヘレナの許可をもらうよう促します。

かたや、どうしてもリッキーを勝たせたいエレクトラは、デイモンにケガをさせようと目論見ますが、あわやブランカに見つかってしまうのでした。

2人は惜しくもオーディションを逃すものの、テレビ番組の出演を勝ち取り、再び友情も深めることに……。

第6話「招かれざる案内人」/Love’s in Need of Love Today

プレイ・テルが倒れ、病院に運ばれます。死の恐怖にさいなまれるプレイ・テルは、悪夢と幻想に襲われることに……。

病院でチャリティーコンサート「エイズ・キャバレー」が開かれます。ブランカはプレイ・テルとデュエットしつつ、初めて自分もHIVポジティブであることを全員に公表するのでした。

ブランカと対立する大家のフレデリカも飛び入り参加して歌で魅了。その裏で、みなが「エイズ・キャバレー」に参加している隙を狙い、ブランカのネイルサロンを封鎖していました。

第7話「年長者の教え」/Blow

キャンディの死を引きずるルル、ヴォーグのブームが去って仕事のなくなったデイモンやリッキーらを元気づけるため、プレイ・テルとブランカは、ある計画を実行します。

フレデリカの家をコンドームで覆ってしまうこと、それは、ACT UPの啓蒙活動と同時に、フレデリカに対する仕返しでもありました。その結果、ブランカはネイルサロンを取り戻すことに成功します。

一方、リッキーは自身がHIVポジティブであることを知ってしまいます。

エンジェルとパピは、業界のパーティーで薬物をおぼえ、そのせいで有名ブランドの大事なモデルの仕事に遅刻してしまうことに……。

第8話「家族の危機」/Revelations

HIVの相談に乗るうち、プレイ・テルとリッキーは、友人以上の深いに関係に……。

ダンススクールを卒業したデイモンはそれを知ってショックを受け、ブランカに、その事実とエンジェルが薬をやっていることを告げ口するのでした。

なごやかな卒業お祝いの場が修羅場と化し、家族がバラバラになってしまいます。

プレイ・テルとは絶縁。エンジェルとパピは家を出て、パピが見つけたアパートで暮らし始めます。デイモンも、マルコム・マクラーレンのヨーロッパ・ツアーに参加するため旅立っていきます。残されたブランカは、家族ロスにさいなまれるのでした。

第9話「真夏の夜の夢」/Life’s a Beach

ブランカのネイルサロンが火事に……。

落ち込むブランカを励ますため、エレクトラ、エンジェル、ルルの4人で、ロングアイランドにあるエレクトラの顧客の別荘で過ごすことになります。

海でおぼれかけたブランカは、助けてくれたライフガードのエイドリアンと親密になり、ロマンチックなデートを体験するのでした。

第10話「永遠のマザー」/In My Heels

1991年5月。

ブランカは一人寂しく自宅でネイルサロンを開き、プレイ・テルとも久しぶりに再会。しかし、肺炎をおこし、入院することになってしまいます。

エレクトラやエンジェルらが病室に集まった中、プレイ・テルは今のボールが男性優位だと批判されたことで、ひそかにある企画を考えます。

そんなおり、ネイルサロンの火事の件で、大家のフレデリカが逮捕されたというニュースが……。

一方、エンジェルはトランスジェンダーであることがばれてモデル契約を破棄されてしまいますが、パピがマネージャーとなって、すべて了解済の新しいクライアントを見つけ出すことに成功します。

デイモンもツアーから帰国し、退院したブランカが車いすで飛び入り参加した「母の日ボール」。見事、ブランカが優勝した後、エレクトラがMC役を担い、プレイ・テルやリッキーら男性陣が初めてドラァグクイーンとなって登場するという新しいカテゴリーが発表されるのでした。

『POSE/ポーズ』シーズン3が全米で放映!

シリーズ完結となるシーズン3が全米で2021年5月2日より放送されます。

全7話から構成され、シーズン2の終わりからどうやら数年が過ぎ、1994年から物語が始まるようです。

日本で視聴できるのはまだ少し先になりそうですが、それまで楽しみにして待ちましょう!

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